ダンス・・・禁止!? 大阪のクラブ「NOON」摘発に豪華ミュージシャンたちが立ち上がった! 緊急開催された奇跡のライヴと証言を集めたドキュメント

2013年/日本/color/HD/stereo/1:1.78 配給・宣伝:「 SAVE THE CLUB NOON」製作委員会

2013年11月30日(土)〜12月20日(金) 渋谷 アップリンク 2013年12月21日(土)〜1月3日(金) 十三 第七藝術劇場 2014年1月2日(木)〜12日(日) 名古屋 シネマテーク 2014年2月8日(土)〜2月21日(金) 京都 元・立誠小学校 特設シアター 2014年2月〜 神戸 元町映画館

公開初日 2013/11/30

配給会社名 1459

解説


2012年4月、風営法の厳密化により摘発された大阪中崎町の老舗クラブ[NOON](前身[clubDAWN])。クラブミュージックのみならず様々なジャンルのアンダーグラウンドな音楽シーンを支えた、いわばカルチャーの電波塔だったNOONへの「感謝」、そして「救済したい」という想いを伝えるべく、豪華ミュージシャンたちは20分や30分の少ない持ち時間でマイクをリレーする… … 。この映画は2 0 1 2 年の7月、4日間に渡り開催されたイベント
『SAVE THE NOON』に出演したミュージシャン達の、熱く貴重なインタビューとライブを収めたドキュメンタリー映画である。

『SAVE THE CLUB NOON』の特色
風営法によるクラブ摘発は2010年末頃から大阪、京都、福岡、東京と広がりを見せる中、あらゆるメディアがこの問題を取り上げてきた。そういった報道では、弁護士、クラブ経営者、音楽ライターなどの意見はよく目にするが、クラブやライブハウスを生業の場としているミュージシャンの声はなかなか表立って記事にはなっていない。表現者である彼らはこの問題をどう捉えているのか? この映画は、そのミュージシャン達それぞれのダイレクトな声をより多くの人に伝えたい、という想いが核になっている。
風営法に対して、怒りに任せて声高に異議を唱えるのではなく、この問題を冷静に捉え、風営法への疑問を通して自分たちが生きている社会をより深く知り、これからの未来を考えていく、そういうきっかけになればという想いで制作された。そして、記録としての役割。「2012年の夏にこういうイベントがあった」という事実を、音楽を愛する後世に伝えていく事を目的にしている。
この映画は、風営法のあり方について深く掘り下げて考察していくという内容の映画ではなく、あくまで「最初の一歩」である。その「最初の一歩」が、見た人の今後へと、きっと繋がっていく。その役割がこの映画にはあるものと確信している。

『SAVE THE CLUB NOON』とクラウドファンディング
本プロジェクトは制作・公開資金を100%、motion galleryというクラウドファンディングサイトで集める事に成功している。クラウドファンディングとはプロジェクトの賛同者がインターネット上で資金応援できる仕組みのことで(ソーシャルファンディングと呼ばれることもある)、本作品はエンドクレジットへの名前を記載する権利やチケット等の物品を購入する、いわゆる「購入型」と呼ばれる形態で、目標金額300万円を目指した。この映画が取り扱っている内容が「風営法」ということもあり、地上波を含む様々なメディアの協力や人々の関心の高さも手伝い、結果的に489人の方々から協力を得て、4,034,005円という目標金額を大幅に超える金額を達成した。この金額はクラウドファンディングがアメリカほど盛んではない日本では異例の金額と言える。また、このプロジェクトへのfacebookからの「いいね!」は6000人近くにものぼり、これは映画としてクラウドファンディングで最高金額を記録した『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈り物』を上回っており、本作への関心の高さを物語っている。

ストーリー

スタッフ

監督・編集:宮本杜朗 
企画:佐伯慎亮、山本陽平(NOON)
撮影:宮本杜朗、佐伯慎亮、東井剛生、高木風太、高木陽春、倉科直弘、平賀敬人、松本平太、牧野裕也
録音・整音:松野泉
インタビュー:佐伯慎亮
宣伝デザイン: 境隆太 
スチール:名越啓介
配給・宣伝:「 SAVE THE CLUB NOON」製作委員会

キャスト

いとうせいこう
ILL-BOSTINO(THA BLUE HERB)
ハナレグミ
七尾旅人
中納良恵(EGO-WRAPPIN’)
ほか

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