猿の惑星:新世紀(ライジング)
原題:Dawn of the Planet of the Apes
2014月7月11日全米公開
2014年/アメリカ/カラー/131分/ 配給:20世紀フォックス映画
2015年02月04日よりDVDリリース 2014年9月19日公開予定
© 2014 Twentieth Century Fox
公開初日 2014/09/19
配給会社名 0057
解説
人類が高度な知能を持つ猿に支配されるという前代未聞の世界観と衝撃的ラスト・シーンで、映画史に燦然と輝く“神話”となった1968年公開の『猿の惑星』。
この物語の最大の謎は、“どのようにして人類の文明は滅び、地球は猿の惑星となったか?”ということ。この“大いなる謎”と“起源”に答えを出すべく製作されたのが2011年の『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』だ。この映画の中では、猿の子供であるシーザーが人類同等の知能を持ち、コミュニケーション・ツールとしての言語を持つまでが描かれた。我々人類への警鐘に満ち溢れたテーマ、心揺さぶるエモーショナルなドラマは多くの人々を魅了し、全世界で4億8000万ドル以上の興行収入を達成。その続編となるのが、今秋公開の『猿の惑星:新世紀(ライジング)』である。そしてこの度、2014年最大の話題作の最新映像※が解禁。前作を上回るスケールと驚愕の映像技術の一旦を垣間見ることができる。
前作の衝撃のラストから10年後。2020年代半ばのサンフランシスコでは、ゴールデン・ゲ−ト・ブリッジをはさんでにらみ合う2つのコミュニティが存在する。
ひとつは生き残った人類のコミュニティ。10年前に自らが生み出したウイルスにより、人類の90%が死に追いやられていた。僅かに残った者たちが各地に点在しているが、以前の繁栄は面影もない。地球自らが自浄するかのように、植物がビルや高速道路を飲み込みはじめている。
そしてもう一つはシーザー率いる猿たち。10年という月日が彼らに与えたものは遺伝子の進化と、知能と言語の獲得による新たな集団の形成、そして独自の文明だった。衰退の一途をたどる人類に反比例し、進化した猿たちは日々その数を増していたが、そのバランスが崩れる日がついにやってきた…。
解禁された映像では、生き延びた僅かな人類がコミュニティを形成し文明を再建しようとしている姿が描かれている。人類の希望を取り戻すため、猿たちとの対話を望む者、世界を取り戻す決意を固める者…。人類と接触せず、豊かな文明を築き上げているシーザーが率いる進化した猿たちと、人類の双方が相対する時、リーダーとしてのシーザーの選択とは? そして、人類は滅びてしまうのか?
この驚愕の第2章の撮影には、前例のないスケールで屋外でのパフォーマンス・キャプチャーが採用。ほぼ全てのシーンはバンクーバーやニューオリンズでのロケーションで撮影された。猿を演じた俳優たちの姿は、前作に引き続きあの『アバター』を生み出した技術スタジオ WETAによりデジタル処理され、その感情や知性など繊細な内面までもドラマチックに描かれた猿へ生まれ変わる。2013年の春から夏にかけての約3ヶ月間に渡って撮影が行われたが、そののち1年間に及ぶポスト・プロダクションが行われている。主役のシーザーを演じるのは、前作に引き続きアンディ・サーキス。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役、『キング・コング』のキング・コング役を演じた、パフォーマンス・キャプチャーの第一人者である。その他、『ゼロ・ダーク・サーティ』、『華麗なるギャツビー』のジェイソン・クラーク、『ダークナイト』シリーズ、『ハリー・ポッター』シリーズのゲイリー・オールドマン、『M:i:III』のケリー・ラッセルら実力派キャストが出演。監督は、『クローバーフィールド/HAKAISHA』『モールス』のマット・リーヴスが務める。
ストーリー
天性のリーダーシップを備えた猿のシーザー(アンディ・サーキス)が、仲間を率いて人類への反乱を起こしてから10年後。より勢力を拡大し、手話と言語を操る猿たちは、森の奥に文明的なコミュニティを築いていた。一方、人類のわずかな生存者グループは、荒れ果てた都市の一角に身を潜め、希望なき日々を過ごしていた。そんなある日、人間たちがエネルギーの資源を求めて猿のテリトリーに足を踏み入れたことから、一触即発の事態が勃発。シーザーと生存者グループの穏健派マルコム(ジェイソン・クラーク)は和解の道を探るが、憎しみを抑えられない両陣営の対立は激化していく。共存か、それとも闘いか。破滅的な最終決戦へのカウントダウンが刻まれるなか、シーザーは生き残るための重大な決断を迫られていくのだった……。
スタッフ
監督:マット・リーブス
製作:ピーター・チャーニン、ディラン・クラーク
製作総指揮:トーマス・M・ハメル
撮影:マイケル・セレシン
キャスト
ジェイソン・クラーク
ゲイリー・オールドマン
コディ・スミット=マクフィー
ケリー・ラッセル
トビー・ケベル
アンディ・サーキス
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