シネマインパクト第2弾

2012年/日本/カラー/50分/ 配給:シネマインパクト

2013 年 8 月 31 日(土)〜9 月 13 日(金)オーディトリウム渋谷にて 21:35〜レイトショー上映 2013年1月26日公開

(C)シネマ☆インパクト

公開初日 2013/01/26

配給会社名 1423

解説


○「シネマ☆インパクト」は、いわゆる”ワークショップではありません。したがって、受講生に”映画”を教えたりしません。「シネマ☆インパクト」は、限られた時間と予算の中で、13 人の監督が”映画作り”をしのぎ合う格闘場です。そこに、出演者やスタッフとして参加した人々のエネルギーを吸収し炸裂し、誕生したのが今回の作品群です。

○各監督は、事前に作品内容を決定して「シネマ☆インパクト」に参加したわけではありません。おぼろげなアウトラインはあっても、あくまで”おぼろげ”な状態です。全期間2週間のうち、前半で出演者へのインタビューやエチュードや演技練習を重ね、参加者のキャラクターを掴んだ結果、”おぼろげ”が形になっていきました。後半は、出演者は内容に合わせたリハーサル、スタッフは制作準備に追われ、またたく間に撮影に突入していきます。始まってから撮影終了するまで、まさに”怒涛”の2週間です。

○ 予算内であれば、撮影期間も上映時間も制限はありません。

○ メインスタッフには、続々とスペシャリストが参加しています。撮影は、『雷桜』(廣木隆一監督)、『ヘブンズストーリー』(瀬々敬久監督)の鍋島淳裕、照明の三重野聖一郎『津軽百年食堂』(大森一樹監督)、『アントキノイノチ』(瀬々敬久監督)と共に、『この森を通り抜ければ』(瀬々敬久監督)に、『NANA』(大谷健太郎監督)、『あしたの私の作り方』(市川準監督)の鈴木一博が、「胸が痛い」(深作健太監督)に、『リンダリンダリンダ』『苦役列車』(山下敦弘監督)の池内義浩が、『アルクニ物語』(山本政志監督)に参加。美術は、巨匠磯見俊裕が、『ポッポー町の人々』(鈴木卓爾監督)、『2.11』(大森立嗣監督)、『アルクニ物語』(山本政志監督)に協力参加。編集は、『大鹿村騒動記』(阪本順治監督)、『家族 X』(吉田光希監督)の早野亮が、深作健太作品を除く全作品を担当。また、助監督には『ピュ〜ぴる』の松永大司を始め、『−×−(マイナスカケルマイナス)』の伊月肇、『動物の狩り方』の森英人、『chain』加治屋彰人ら次世代自主映画監督陣が参加し、脇を固めています。

「シネマ☆インパクト」は、ワークショップではない。選ばれた精鋭の監督達が、限られた時間と予算の中で”映画作り”を凌ぎ合う映画の格闘場だ。さらに、役者として、スタッフとして参戦した戦士達のエネルギーを吸収し炸裂し、誕生した作品群。このCINEMA 真っ向勝負の衝撃(IMPACT)をYO!目撃&体感!
(山本政志)

ストーリー

ある映画監督の一周忌に集まった7人の女と1人の男。その一晩を6台のカメラが同時に記録。これはフィクションだが松江哲明自身のドキュメントでもある。初の劇映画!!

初回の自己紹介から異様な雰囲気だった。「自己開発セミナーかよ」ってくらいに皆が自分をさらけ出して来た。困った。ふわっとした青春ドキュメンタリーを撮るつもりだったのに。こりゃいかん、予定変更。結果フィクションとはいえ極私的な内容となり身も心もボロボロな二週間だった。ただ受講生の「映画やってみよっかなー」なんて幻想はぶち壊せたと思う。で、作品は僕の中で最もへたっぴなモノになった。それが嬉しい。
(松江哲明)

スタッフ

監督:松江哲明
制作:山本政志
制作担当:吉川正文
助監督:品田竜輔
撮影:松江哲明、品田竜輔、橋本孝志郎、岡崎雅、佐々木裕文、山口可奈子、小松崎敦史、鶴岡由貴
録音:上條慎太郎
8ミリ撮影:真利子哲也
カメ協力:有元由妃乃
編集:松江哲明
音楽:Hysteric Blue

キャスト

影山聡美
高麗靖子
小林弘美
松竹史桜
前川桃子
北村ゆり
籾木芳仁
山口可奈子

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