原題:BUSHIDOU

「切腹」「上意討ち」「仇討」から五十年。武士道の義を問う、待望の本格正統時代劇

2013年/日本/カラー/HD(16:9)DCP/5.1ch/102分 配給:太秦

2013年10月19日、東京・有楽町スバル座、大阪・TOHOシネマズなんば・他全国ロードショー

(C)2013 株式会社 三上康雄事務所

公開初日 2013/10/19

配給会社名 0864

解説


武士道を縦軸に、走る、斬るを横軸に描く、待望の本格正統時代劇!

「蠢動−しゅんどう−」は、徹底してリアルで、緊迫感と殺陣が連続する本格正統時代劇映画です。武士道の義を貫こうとする剣術師範役に「一命」(2011年)、「のぼうの城」(2012年)など数多くの話題作で圧倒的な存在感を放つ平岳大、そして、若林豪、目黒祐樹、中原丈雄、栗塚旭、さとう珠緒らの豪華キャスト、また、若き藩士役の脇崎智史は雪中でのスタントなし、早回しなしの大殺陣に挑みました。さらに、殺陣の久世浩(「たそがれ清兵衛」「必死剣鳥刺し」等)、照明の宮西孝明(「最後の忠臣蔵」「鬼平外伝」等)、音響効果の伊藤進一(「蝉しぐれ」「桜田門外の変」)など、時代劇映画の最高峰のスタッフが集結。監督は、関西自主映画界の雄といわれ、1982年に自主映画初の16mm時代劇「蠢動」を監督した三上康雄が「自分の観たい時代劇映画はない。だから、自分で創る」という信念で、33年の思いをこめ、自ら脚本を書き、監督いたしました。全編オールロケで、三重の伊賀では重要文化財の建物内での撮影、京都の美山、滋賀の朽木、福井の勝山では雪中で撮影。倭太鼓飛龍の荒太鼓が、5.1chで劇場内を包む、待望の本格正統時代劇にご期待ください。

ストーリー










人として、武士として、公として、それぞれの貫く正義が激動する!

享保の大飢饉より三年が過ぎた、享保二十年、山陰の因幡藩は落ち着きを取り戻したかのようにみえた。しかし、幕府から遣わされた剣術指南役の松宮十三(目黒祐樹)の動きに不審があることを城代家老の荒木源義(若林豪)に報らされる。荒木は、用人の舟瀬太悟(中原丈雄)に松宮の動向を探ることを命じる。
因幡藩には、剣術師範の原田大八郎(平岳大)がいた。幼き時に父を亡くした藩士の香川(脇崎智史)と姉の由紀(さとう珠緒)は、原田に全幅の信頼を寄せていた。原田は師弟関係にある香川の剣術修行の願いを叶える為に奔走する。

そんな折、荒木のもとに舟瀬より、松宮から幕府への密書を手に入れたとの報告がある。そこには「因幡藩の内情をすべてさぐった」と記してあった。さらに、幕府より西崎隆峰(栗塚旭)が使者として因幡藩に来るとの報せがもたらされる。松宮と西崎を対面させれば、因幡藩は改易、取り潰しになる。ついに、荒木は大きな決断に迫られる。そして、原田、舟瀬、香川、由紀にも……。

スタッフ

製作:三上康雄・三上陽子
プロデューサー:三上康雄
原案:三上康雄・近藤誠二〔「蠢動」(1982年)より〕
脚本・監督・編集:三上康雄
殺陣:久世浩
殺陣助手:山田公男
監督助手兼スタント監修:マット奥井
照明:宮西孝明
音響効果:伊藤進一
音楽:飛鳥峯英
演奏:倭太鼓飛龍
所作指導:細川純一
衣装:真柴紀子(松竹衣装)
かつら:濱中尋吉(山田かつら)
データ管理 (DIT):大隈文顕
スチール:渡邊俊夫
映像技術:後藤利実
整音:小林喬
タイトル:道川昭
ロケ協力:三重県伊賀市・三重県名張市・滋賀県甲賀市・滋賀県高島市・福井県
勝山市・京都府南丹市美山町
製作会社:三上康雄事務所

キャスト

原田大八郎……平岳大
荒木源義……若林豪
松宮十三……目黒祐樹
舟瀬大悟……中原丈雄
香川由紀……さとう珠緒
西崎隆峰……栗塚旭
香川廣樹……脇崎智史
重森勝造……細川純一
鵜沼一信……芝本正
前田家也……楠年明
木村美奈江……増田久美子

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