泣いたらアカンで通天閣
第5回沖縄国際映画祭コンペティション『Peace部門』
2012年/日本/カラー/??分/ 配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
2014年10月15日よりDVDリリース
© 讀賣テレビ/吉本興業
解説
大阪・新世界を舞台に、今の関西にこだわった作品ですので、キャスト・スタッフも関西出身の人間を結集。
主人公の千子は、映画『20世紀少年』や『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』に出演し、人気も認知度も急上昇中の大阪・豊中市出身の木南晴夏。
父親のゲンコには、徳島県出身ですが、普段は関西弁を話す日本アカデミー賞も受賞している演技派俳優、大杉漣を起用。
他のキャストも、ネイティブな大阪弁を話せることを前提にキャスティング。
ただ、コテコテの関西を舞台にしながらも、東京からやって来た不倫相手や、プライバシーのない大阪の雰囲気を嫌い東京に出て行った幼馴染が登場したりと、東京から見た関西人を描くことにより、関西人が持つ明るさや人情をよりリアルに浮かび上がらせます。
ストーリー
通天閣が見下ろす大阪・新世界の下町商店街。OLの千子はそんな商店街にあるラーメン屋「味よし」の一人娘。
亡き母が切り盛りしていたラーメン屋を、父のゲンコが引き継いだものの彼の作るラーメンは不味く、店は閑古鳥が鳴いている。
そんな店を陰ながら支えているしっかり者の千子も、会社の上司と不倫関係にあることを誰にも言えず、思い悩んでいた。
しっかり者の娘と人情にもろい父の、不器用でまっすぐな親子愛。
そんな2人を取り巻くおせっかいな下町の人々も、リストラ、不倫、児童虐待…皆どこか心に傷を負いながら、それでもたくましく笑って暮らす。
関西発、下町商店街に息づくとびきりの人情と笑って泣ける家族のドラマ。
スタッフ
監督:位部将人
総合演出:福田浩之
キャスト
木南晴夏
大杉漣
鈴木亮平
首藤勇星
山口美也子
綾田俊樹
茅島成美
唐渡亮
大路恵美
長谷川朝晴
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