原題:I AM BRUCE LEE

2012年/アメリカ/カラー/94分 配給:アンプラグド

2013年10月25日よりDVDリリース 2013年6月22日、新宿武蔵野館にてロードショー

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公開初日 2013/06/22

配給会社名 0712

解説


歴代NO.1視聴率ドキュメンタリー!
死後40年経った今でも各界の第一人者が熱狂的に崇拝して止まない永遠のスター、ブルース・リー。
知られざる不遇の時代、スターダムを駆け上げる瞬間、そして未だ憶測を呼ぶ突然の死の謎。
関係者のインタビューや本邦初公開となる貴重な資料映像を贅沢に使用したファンにはたまらない永久保存映画!2012年米スパイクTVで放送され、同局史上最高の視聴者数を記録した傑作ドキュメンタリーが遂に日本上陸!これまでの最高はモハメド・アリの生涯を描いたドキュメンタリー「フェイシング・アリ」の86万人。それに対して本作は140万人以上が視聴し記録更新、ブルース・リー人気健在を印象づけた。

ブルース・リー史のすべてがここに!
『グリーン・ホーネット』『ドラゴン危機一発』『ドラゴン怒りの鉄拳』『ドラゴンへの道』『燃えよドラゴン』『死亡遊戯』etc. 過去の出演作品の映像やインタビュー映像、プライベートフィルムなどをふんだんに使い、ブルース・リーの生涯をさまざまな角度から描く。過去の映画のフッテージ映像はもちろんのこと、1964年夏、ロングビーチ世界空手道選手権大会でブルースが披露した伝説のワンインチ・パンチ(1インチの距離から相手を吹き飛ばすパンチ)や二本指での腕立て伏せのシーン、1971年に出演したTV「ピエール・バートン・ショー」における“水になれ”というブルース・リーへのインタビュー映像、俳優ジェームズ・コバーンやNBAのカーリム・アブドゥル=ジャバールなどとのトレーニング風景など、彼の歩んできた道のりを秘蔵映像とともに丁寧に追っていく。
「俺こそブルース・リーだ!!」
他の追随を許さない卓越したアクション、格闘技を極める孤高の精神に、現代の格闘家はもちろん、人気スポーツ選手、俳優、ミュージシャンなど第一線で活躍する著名人がこぞって影響を受けたと告白。ブルースが創設したジークンドーの最高師範ダン(ダニー)・イノサント、格闘団体UFC代表のデイナ・ホワイト、俳優でボクサーのミッキー・ローク、人気バンド、ブラック・アイド・ピーズのタブー、NBAロサンゼルス・レイカーズのスター、コービー・ブライアントなどがその思い入れや影響を熱く語る。また、麻薬説、暗殺説も飛び交った不可解な死の真相について、妻リンダや娘シャノンを始め、友人知人たちが重い口を開いた!

マーシャル・アーツの父!
詠春拳に空手、柔道、ボクシング、レスリングなど多彩なジャンルを取り入れて独自の格闘術“ジークンドー”を創作していった過程が本人の証言とともに明らかに。ひとつのフォームにこだわる必要はなく、むしろそうすることにより機械的になると説く。スタイルの模索の末に自らの流派を確立。戦闘において、シンプルで真に機能的な動きを重視した彼のスタイルこそ、現代のマーシャル・アーツの源流となったのだ! 本人の残した哲学やメッセージ、関係者への取材も交えて、今の総合格闘技の生みの親がブルース・リーであり、彼の目指したマーシャル・アーツは最高の自己表現であったという美学が浮き彫りになる。たった4本半の映画に主演した彼が40年経った今でもカリスマとして人々の心に生き続けているその秘密に迫る!

ストーリー



1973年7月20日香港。ブルース・リーは突然の死を迎えた。家族、友人、そして世界中のファンが嘆き悲しんだ瞬間だった。
世界で最も有名なヒーローのひとり、ブルース・リー。誰にも真似できない独創的で哲学的な彼の思想は、現代の哲学者、俳優、フィルムメーカー、ミュージシャンそしてスポーツ選手の間でインスピレーションを刺激する存在として未だに語り継がれている。
「ブルース・リー嫌いとは口も聞きたくないね」映画監督のレジナルド・ハドリン。
「最高にかっこいい」NBAのスーパースター、コービー・ブライアント。
「ブルースの格闘シーンにはリズムがある。斜に構える俺のスタイルは彼から学んだ」と語るのはミュージシャンでブラック・アイド・ピーズのメンバー、タブー。元世界チャンピオンのボクサー、マニー・パッキャオは「俺はブルースの髪型を真似て同じ長さにしている」。俳優のミッキー・ロークは、「尊厳を取り戻すために戦うというブルースの考えに深く共感する」と語る。

1964年アメリカ・ロングビーチでの国際大会。ブルース・リーのデモンストレーションは群を抜いていた。片手の二本指のみでの腕立てふせや、ワンインチ・パンチで会場の目を釘付けにしたことは今でも語り継がれる伝説となっている。そしれこれがハリウッドプロデューサーの目にとまり俳優としてのキャリアを掴むことに。
1960年代にはまだまだアジア系俳優がハリウッド映画の主役につくことはなかった。ブルースはスティーブ・マックィーンやジェームズ・コバーンに格闘技の指導をする存在でありながらも、ハリウッドからは認められなかった。
「生活は楽ではなかった」と語るのは妻のリンダ・リー。1966年から67年にかけてのTVシリーズ「グリーン・ホーネット」でカトー役を掴むものの、ブルース自身が脚本を書いた映画は途中で頓挫するなどうまくいかない日々が続いた。
香港に戻った1971年、ついに「ドラゴン危機一発」が大ヒットし、それ以後2年間の間に3本半の作品に主演し熱狂的な人気を得た。

格闘家でもあり俳優でもあるブルース・リー。そんな彼こそ「ミックスド・マーシャル・アーツの父である」と語るのは総合格闘団体UFCの代表デイナ・ホワイト。
フェンシングのように相手の攻撃を截つ、というジークンドーの創設者であり、キックボクシングにボクシングや拳法、空手、柔道などをも取り入れたブルース・リーの戦い方にこそ世界最強の戦いを生み出すヒントがあった。以前から総合格闘技を実践する人間は存在したが、マーシャル・アーツ界におけるブルース・リーの影響は計り知れない。一つのフォームにこだわる必要はなく、むしろそうすることにより、機械的な人間を作りだしてしまうと説いたブルース・リー。戦闘においても機能的でシンプルな動きを重視し、独自の自己表現としてのマーシャル・アーティストの成長を促したのだった。

彼を一番近くで見ていたダン・イノサントは涙にくれながら語る。「40年経った今でも死んだことが信じられない。しかし、今は、彼の生きた32年に感謝しよう」
輝くスターそして素晴らしい人間性を持ち合わせたブルース・リーの死は、世界中にショックを与えたが、彼の残した哲学、映画、スピリットは世界中の人々を様々な形でインスパイアし続けている。

スタッフ

監督 : ピート・マコーマック
製作総指揮 : シャノン・リー  
製作 : デリク・マーレイ

キャスト

コービー・ブライアント
ミッキー・ローク
ダン(ダニー)・イノサント
レジナルド・ハドリン
マニー・パッキャオ
ダナ(デイナ)・ホワイト
エド・オニール
ジョン・ジョーンズ
タブー(ブラック・アイド・ピーズ)
レイ・“ブーン・ブーン”マンシーニ
カン・リー
ステファン・ボナー
ジーナ・カラーノ
ポール・ロドリゲス
リンダ・リー・キャドウェル
シャノン・リー

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