原題:Cave of Forgotten Dreams

第24回東京国際映画祭 特別招待作品 2010年第34回トロント国際映画祭 公式出品 2011年第62回ベルリン国際映画祭 公式出品 特別上映作品 2011年第77回ニューヨーク映画批評家協会賞最優秀ドキュメンタリー作品賞 2011年第10回ワシントンDC映画批評家協会賞最優秀ドキュメンタリー作品賞 2011年第37回ロサンジェルス映画批評家協会賞最優秀ドキュメンタリー作品賞 2012年第46回全米映画批評家協会賞最優秀ノンフィクション作品賞 2012年第44回カンザスシティ映画批評界協会賞最優秀ドキュメンタリー作品賞

2010年/アメリカ=フランス/カラー/90分/1:1.85/35mmドルビーデジタル/日本語字幕:ヒストリー・フィルムズ提供 クリエイティヴ・ディファレンスィズ制作 後援:フランス大使館 宣伝協力:キコリ/エッグヘッズ 配給協力:ビターズ・エンド 配給:スターサンズ

2012年5月12日(土)より、4週間特別限定ロードショー シアターN渋谷ほか 全国順次公開 2012年3月3日(土)より春休みロードショー TOHOシネマズ日劇、TOHOシネマズ六本木ヒルズ 他

(C)MMX CREATIVE DIFFERENCES PRODUCTIONS, INC.

公開初日 2012/03/03

配給会社名 1100

解説

『世界最古の洞窟壁画35mm 忘れられた夢の記憶』は3月3日に全国公開しました『世界最古の洞窟壁画3D 忘れられた夢の記憶』の35mmフィルム、ヴェルナー・ヘルツォーク監督自身のオリジナル・ナレーション、日本語字幕ヴァージョンです。
  もともと、本作には二つの大きな要素があります。1994年に発見されたショーヴェ洞窟の3万2千年前と推定される美しい壁画を、洞窟の凹凸を巧妙に利用して撮影した、素晴らしい3D映画。実際に洞窟内に入ったかのようにヴィヴィッドに体験させてくれ、聞きやすく深いオダギリジョーのナレーションに誘われて美しいワンダーランドを楽しむアトラクション的なエンタテインメント。
  もう一つは、ヘルツォークによって創り上げられたよく出来たドキュメンタリー映画としての側面。観客の多くは、ドキュメンタリー映画=ノンフィクション 実際の真実 として解釈する。しかし、優秀なドキュメンタリー映画とは実際に存在する物、人物、風景を撮りながらも、監督の意図によって構築された映像や脚本に書かれたナレーション、効果的な音楽によって、巧妙に演出された映画として創り上げられます。それは、画面に映っている実際の事物を見た感想とはまた別のテーマや大きな感動を与えてくれます。
  『世界最古の洞窟壁画35mm 忘れられた夢の記憶』は、ヘルツォーク監督が仕組んだ映画のたくらみを読み解いて楽しめる知的エンタテインメントです。ドキュメンタリーという枠を軽々と越えて、自在に奔放に躍動する映画の粋をより楽しんでいただくために35mmフィルム・ヴァージョンを公開します。3Dヴァージョンと見比べていただくのも面白いと思います。

ストーリー




スタッフ

監督/脚本/ナレーション:ヴェルナー・ヘルツォーク
製作:エリック・ネルソン/エイドリエンヌ・チウフォ
製作総指揮:デイヴ・ハーディング
エクゼクティヴ・プロデューサーズ:ジュリアン・P・ホブス/デイヴィッド・マッキロップ/モリー・トンプソン
撮影:ペーター・ツァイトリンガー 
音楽:エルンスト・レイスグル
編集:ジョー・ビニ/マヤ・ホーク 

キャスト

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