2011年モンテカルロ・テレビジョン・フェスティバル ニュースドキュメンタリー部門最優秀作品賞「ゴールデンニンフ賞」受賞 2010年「地方の時代」映像祭グランプリ受賞

2011年/日本/カラー/HD/60分/ 【文部科学省選定】社会教育・「青年向き」・「成人向き」 配給:中部日本放送㈱、スターキャット・ケーブルネットワーク㈱

2012年4月21日(土)新宿武蔵野館にて公開 2012年 1月 21日(土)より <愛知>安城コロナシネマワールド、豊川コロナシネマワールド、小牧コロナシネマワールド、半田コロナシネマワールド<岐阜>大垣コロナシネマワールド<石川>金沢コロナシネマワールド にて公開決定! 以降順次、全国公開へ 2011年12月17日(土)から 名古屋先行ロードショー!!

©2011CBC

公開初日 2012/01/21

配給会社名 1279/0804

解説


・真剣に生きていくことの美しさ、尊さを伝えます・
2008年秋、アメリカのリーマンショックがきっかけで始まった円高は、日本を牽引する自動車の輸出も直撃。瞬く間にトヨタ自動車の利益が一兆円吹き飛び、新聞の見出しには「トヨタショック」という言葉が並ぶことに。「仕事が無い!」。工場を回ると見えてくるのは厳しい現実。多くの経営者が、痛みに耐えていました。平日夕方に放送しているニュース番組『イッポウ』で、そうした地元の町工場の様子を伝えてきました。名古屋市でトヨタ自動車の部品接着工場を営む主人公の女性と、その4次下請け工場が廃業に至るまでの半年を追った密着取材で、ひたむきに生きることの尊さを描きます。

 本作は静かに反響を呼び、日本屈指の番組コンクール「地方の時代映像祭2010」でグランプリを受賞。そして2011年6月、世界四大映像祭の一つでもある国際番組コンクール「モンテカルロ・テレビジョン・フェスティバル」のニュースドキュメンタリー部門で、ゴールデンニンフ賞(最優秀賞)を受賞。日本の民間放送局がこの部門で最優秀賞を受賞するのは初めてのことでした。
“小さな、小さな”番組が”世界一”になったことに背中を押され、CBCでは初めての番組劇場公開を行うことになりました。劇場版では未公開シーンも加えて再構成した作品をご覧いただきます。

ストーリー





名古屋市南区で小さな「工場」を営む、小早川弘江さん56歳(当時)。わずか四畳半ほどのスペースで手掛けているのは自動車部品の接着作業。ここはトヨタ自動車の下請けの下請けの下請けのそのまた下請け...4次下請けの町工場。手掛けた部品がどこに使われているかは知りません。在庫とムダを省く「かんばん方式」の中、”上の会社”から仕事が届くのはいつも前日の夕方。多いのか少ないのか、あるいは全く無いのか、その時までわかりません。それでも工場には「笑い」が絶えません。今、エコカーブームで工場は大忙し。トヨタショックでは半年間、仕事が全くありませんでしたが、今度は仕事に追い立てられる日々。そんな中、小早川さんは決意を固めます。「笑ってさよなら」しようね、と。

スタッフ

プロデューサー:大園康志
ディレクター:西田征弘
製作著作:CBC
ナレーション:平泉成

キャスト

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