原題:The Big Bang

中年よ、錆付いても尚、戦え。 不屈のオヤジ、バンデラスのハイスピード・アクション!

2010 年/ アメリカ/ カラー/ シネマスコープサイズ/HDV/101 分/ 英語字幕 宣伝協力:東風 提供:日活 配給:AMG エンタテインメント

2011年11月19日(土)よりシアターN渋谷にてロードショー公開

(c) 2010 THE BIG BANG PRODUCTION, INC.ALL RIGHTS RESERVED

公開初日 2011/11/19

配給会社名 0644

解説


本年、「THE SKIN I LIVE IN(原題)」でカンヌ国際映画祭コンペティション部門ノミネートを果たしたアントニオ・バンデラス待望のアクション大作
疲れ果てたひとりの中年私立探偵ネッド。はじめは金のために受けた行方不明者の調査依頼だった。しかし、依頼人は元殺人者、調査対象は次々と死に追いやられ、自身も警察に…。事件はスピードを増し肥大化していく—。途中放棄すべきと、全てを忘れて日常に戻れと人は彼に言うだろう。しかし、それでも男は諦めない。それは何故か。男はこう言った『愛のため』と。泥臭く、使い古されたセンテンス。しかし、自己の愛ではなく義侠心からの言葉だからこそ人の胸を打つ。現実的で時にシニカル。しかし、懐の深い人情家の私立探偵ネッドという魅力溢れるキャラクターを演じたのは、アントニオ・バンデラス。ペドロ・アルモドバルの『セクシリア』で映画デビュー。アルモドバルのミューズとまで言わしめ繊細なイメージでスペインを魅了したバンデラスだったが、ハリウッド・デビューを果たすとその役柄は一転。「デスペラード」を始め「マスク・オブ・ゾロ」「レジェンド・オブ・ゾロ」と精悍なアクション俳優として世界的トップスターとなった。そして本年、20年ぶりにアルモドバル監督作品「THE SKIN I LIVE IN(原題)」に出演、カンヌ映画祭コンペティション部門にノミネートされる快挙を果たした。激務にも関わらず私生活ではアルコールと薬物依存の問題を抱える妻のメラニー・グリフィスを献身的に支え続け結婚16年目。未だ離婚の予兆はない。そんな中年になってもさらに光を増すバンデラスに目が離せない。

「24 TWENTY FOUR」のトニー・クランツと「バンド・オブ・ブラザース」の脚本家エリック・ジェンドレセンの下にハリウッドを牽引する豪華スタッフ陣が結集
疾走感溢れるこの物語を監督したのは、世界的大ヒットとなった「24  TWENTY FOUR」で製作総指揮を務めたトニー・クランツ。そして「バンド・オブ・ブラザース」で1 話、トム・ハンクスがメガホンを取り話題となった5 話、最終話の脚本を書き、忘れえぬ名作に仕立て上げたエリック・ジェンドレセンが脚本を担当。その他にも撮影監督には「シャイニング」のシェリー・ジョンソン、編集は「ワイルド・スピード MAX」のフレッド・ラスキン、音楽を担当したのが、オアシスのノエル・ギャラガーや元スウェードのバーナード・バトラーなどといった多くのギタリストに影響を与えた元ザ・スミスのジョニー・マー。ハリウッドを牽引する豪華スタッフであり、それぞれ『諦めない男』を描いてきたスタッフだからこそ完成し得た『不屈』の物語となっている。曖昧模糊とした『諦め』の空気が日本を覆っておる今、この国に求められている“力強さ” そして“疾走感” を兼ね備えた最高のエンターテインメントムービーがここに完成した。

ストーリー




はじまりは、孤独なストリッパーと、用済みのボクサーの文通だった—。
しがない中年探偵ネッドは元ボクサーのアントンから依頼を受ける。それは、刑務所から文通を続け、愛を築いた恋人レクシーが出所してみたら失踪していた、その居所を捜して欲しいというものだった。しかし、その道は死屍累々。謎めいた関係者たちは次々に奇怪な死を遂げ、ネッドの身にも危険が襲う。そして、アントンが八百長試合で殺人を犯したこと、そしてその報酬の三千万ドルのダイヤの行方も消えていたことが明らかに。遂に手紙の送付元を突き止めたネッド。辿りついた先にいたのは、誇大妄想狂の大富豪カストロだった。彼は保有する私的兵器で27時間後に地下でビッグバンを起こすという壮大な計画を練っていた…。複雑に絡み合う事象の数々が紐解かれ、レクシーの命も危機に瀕していることを知るネッド。しかし、全てが明らかになった時、ネッドは連続殺人の容疑者として警察に囚われてしまう…。

スタッフ

製作総指揮:ロス・M・ディナースタイン「実験室KR-13」/ カシアン・エルウィズ「ワイルド・ガンズ」/ ゲイリー・ホーサム「コード」/リューイン・ウェッブ「ハリウッド式 恋のから騒ぎ」
撮影: シェリー・ジョンソン「シャイニング」
編集: フレッド・ラスキン「ワイルド・スピード MAX」
脚本: エリック・ジェンドレセン「バンド・オブ・ブラザース」
監督: トニー・クランツ「24 TWENTY FOUR」「マルホランド・ドライブ」

キャスト

アントニオ・バンデラス「デスペラード」「The Skin I Live In(原題)」
トーマス・クレッチマン「キング・コング」
ウィリアム・フィクトナー「クラッシュ」
シエンナ・ギロリー「バイオハザード IV」
オータム・リーサー「スモーキン・エース2」
スヌープ・ドッグ「トレーニング デイ」
デルロイ・リンドー「ザ・コア」
サム・エリオット「マイレージ、マイライフ」

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す