原題:Lourdes

ヴェネチア映画祭5部門受賞!世界各国で賞賛を浴びた注目作が遂に日本公開!

第66回ヴェネチア国際映画祭 国際批評家連盟賞受賞
第66回ヴェネチア国際映画祭 SIGNIS Award受賞
第25回ワルシャワ国際映画祭グランプリ受賞
2010年ヨーロピアン・フィルムアワード Best Actress受賞

2009年/カラー/オーストリア・フランス・ドイツ/99分/
提供:新日本映画社
配給・宣伝:エスパース・サロウ

2011年12月23日(金)、シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー!

2009(C)coop99 filmproduktion, Essential Filmproduktion, Parisienne de Production, Thermidor

公開初日 2011/12/23

配給会社名 0087

解説


なぜ彼女に“奇蹟”は起こったか——

“ルルドの奇蹟”をめぐり交錯する、不穏な人間模様に鋭く切り込んだサスペンスフルドラマ
不治の病により車椅子生活を送るクリスティーヌは、「奇蹟の水が湧き出る」として知られるルルドの泉への旅に参加する。そこには精神的・身体的な癒しを求め、“ルルドの奇跡”を祈る多くの人々が集まっていた。そんな中、クリスティーヌに“奇蹟”が起こる。車椅子から解放され、歩けるようになったのだ。「普通の女性」として生きる喜びを実感するクリスティーヌだったが、彼女に起こったその“奇蹟”は、周囲の人間の羨望や嫉妬という様々な感情を招くことになる・・・。

フランス南西部のピレネー山脈のふもとに位置し、「マリア出現の地」「奇蹟の水が湧き出る泉」で知られ、年間600万人もが訪れる世界最大の巡礼地ルルド。本作は、聖なるその地で“ある女性に起こった奇蹟”と“それを目の当たりにした人々”との間で繰り広げられる人間模様をサスペンスタッチに描いた作品です。監督&脚本はオーストリアの女流監督ジェシカ・ハウスナー。学生時代に鬼才M・ハネケ監督に師事して磨かれた、その鋭い観察眼と圧倒的ビジュアルセンスで鮮烈な世界観を作り上げました。主演には、『サガン-悲しみよ、こんにちは-』や『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』などで知られるフランスを代表する女優シルヴィー・テステュー。 車椅子生活から一変、“奇蹟”に選ばれた人として好奇の目にさらされる難解な役どころを抑制を効かせながら好演しています。その他、レア・セドゥーやブリュノ・トデスキーニといった名バイプレイヤーたちが本作に深い味わいを添えています。ヴェネチア国際映画祭をはじめ、世界的に高い評価を得ている本作が待望の日本公開!

ストーリー







 不治の病で、長い間車椅子生活を余儀なくされていたクリスティーヌは、奇蹟が起こるといわれている巡礼地ルルドへのツアーに参加する。ツアーには、奇蹟を期待して、病を治したいという人や、単なる観光客など様々な参加者がいた。他の参加者たちと比べてさほど信心深くはないクリスティーヌだったが、これまでの孤独で閉ざされた自分の人生を変えたいと願っていたのだった。
 彼女の介護係には、マルタ騎士団(ローマ・カトリック協会の騎士修道会)にボランティアで参加した若きマリアが任命された。初めのうちは、クリスティーヌの身の回りの世話をしていたマリアだったが、次第に、同じくボランティアで参加している若者たちとの交流を優先させるようになり、病人たちを避けるようになっていった。ボランティアのリーダーであるセシルは、そんな若者たちを戒め、真剣に奉仕活動を行っていた。実は、彼女自身もまたも病を抱える一人だったのだ。マリアに放り出されてしまったクリスティーヌの姿に同情したのは、同室のハートゥル夫人だ。夫人は、身体の病を抱えるクリスティーヌを世話し、彼女のために祈りを捧げることで、自身の孤独感を満たしていた。
 そして、とうとうクリスティーヌの願いが届く日がやってくる。指さえ動かせなかった彼女が、自分で立ち上がり、歩けるようになるまで回復したのだった。待望の”奇蹟”を目の当たりにして歓喜に沸く周りの人々。クリスティーヌが密かに思いを寄せていたボランティアの男性も彼女に振り向くようになった。こうして”普通の女性”としての幸福感を謳歌し始める彼女だったが、同時に長くは続かないかもしれないという恐れが彼女の心に陰を落とし始める。はたして、それは本当に”奇蹟”なのか?なぜ彼女に起こったのか?
彼女に起こった出来事は、周りの人々の羨望や嫉妬などの感情をもあぶりだしていくが…。

スタッフ

監督・脚本:ジェシカ・ハウスナー
撮影監督: マルティン・ゲシュラハト
編集:カリーナ・レスラー
美術: カタリーナ・ヴェッパーマン
衣装: タニヤ・ハウスナー
製作: マルティン・ゲシュラハト、フィリップ・ボベール、スザンヌ・マリアン

キャスト

シルヴィー・テステュー
レア・セドゥ
ブリュノ・トデスキーニ
エリナ・レーヴェンゾーン

LINK

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