ミツバチの羽音と地球の回転
未来のエネルギーをどうするのか? 祝島とスウェーデンでエネルギーの自立に取り組む人々の物語
2010年/カラー/デジタル/135分 配給:グループ現代
2015年6月20日(土)〜7月17日(金) 鎌仲監督特集 ユジク阿佐ヶ谷にて開催決定!! 2012年07月28日よりDVDリリース 2011年2月19日(土)より 渋谷・ユーロスペースにて、未来を作るロードショー!
公開初日 2011/02/19
配給会社名 0142
解説
山口県上関の上関原発計画に向き合う祝島の人々とスウェーデンで持続可能な社会を構築する人々の取り組みの両方を、一本の映画で描く本作は、いかにして自分たちのエネルギーの未来を切り開くのか、その現場からの問いかけである。未来を待たずに今、未来を作り出すその現場がここにある。自然と共振し、エネルギーを生み出すミツバチのような人々の羽音が聞こえてくる。
◇上関原発予定地(山口県上関町田ノ浦)とは——
1982年に持ち上がった中国電力の原発建設計画。
原発予定地の対岸に浮かぶ祝島では千年も前から自然と共にある暮らしが続いてきた。
島民は豊かな海を埋め立てる原発建設を阻止しようと28年も闘っている。
予定地周辺には絶滅が危惧される多様な希少生物が生息している。
ストーリー
瀬戸内海に浮かぶ祝島の真正面に、原発建設計画が持ち上がって28年。島民は一貫して建設に反対してきた。島では海藻や鯛をとり、無農薬のびわを栽培して千年も前から生活が続けられている。最も若い働き手、孝くんは妻子を抱えて自立を模索している。その行方を阻むように着々と進められる原発計画。島民は一体となって阻止行動に出る。
孝くんの眼差しの先にはスウェーデンの取り組みがある。足元にある資源で地域自立型のエネルギーを作り出すスウェーデンの人々が目指すのは持続可能な社会。それを支えるのは電力の自由市場。原発重視かつ電力独占体制の日本のエネルギー政策を変えるためにはどうしたらいいのか?そして、祝島の未来はどうなるのか?
スタッフ
監督:鎌仲ひとみ
プロデューサー:小泉修吉
音楽:Shing02
撮影:岩田まきこ、秋葉清功、山本健二
録音:河崎宏一、服部卓爾
助監督:豊里洋、南田美紅、齋藤愛
編集:辻井潔
編集スタジオ:MJ 録音スタジオ:東京テレビセンター
制作・配給:グループ現代
キャスト
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