「このスイッチを押したら、僕らの命は消える」

2011/日本/シネマスコープ/35mm/カラー/110分/DTSステレオ 配給:フェイス・トゥ・フェイス/リベロ

2011年9月17日(土)新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!

© 2011山田悠介/「スイッチを押すとき」製作委員会

公開初日 2011/09/17

配給会社名 1132/0223

解説


2011年
●10代の自殺激増
●青少年自殺抑制プロジェクト発足。
子供たちを被験者に「実験」開始。

2026年
●被験者たちの尊い犠牲により、自殺は激減。

生存する被験者、6名。年齢17歳。
・・・彼らはなぜ生きているのか!?

自殺装置のスイッチを持たされた10歳の子供たち。彼らは、多発する自殺の原因を探るという国家プロジェクトの実験材料とされ監禁生活を送っていた。耐えきれずに多くの子供たちがスイッチを押しゆく中、7年もの間、生き続けた6人がいた。彼らはなぜ生きているのか? 当局は、謎めいた看守・南を派遣する。南とは何者なのか? そして、彼らはスイッチを押してしまうのか?

「リアル鬼ごっこ」山田悠介の人気小説「スイッチを押すとき」が、待望の映画化!
切なさと衝撃に満ちた、比類なき極限のヒューマン・サスペンスの誕生

国家による「自殺実験」の被験者にされ、極限状態に置かれた子供たち。17歳になった彼らは、何を思いどう生きるのか? 彼らの前に現れた看守・南とは、彼らを守る天使なのか? それとも彼らにスイッチを押させる悪魔なのか? ついに南の正体が暴かれたとき、私たちは、さらなる悲劇に打ちのめされる。だが同時に、予感するのは、新たな希望の光だ。
原作は、奇抜な世界観と等身大の若者像の魅力で若い世代に熱く支持されるベストセラー作家・山田悠介の「リアル鬼ごっこ」に並ぶ人気作。累計75万部以上の発行部数(2011年7月現在)を誇る「スイッチを押すとき」は、2006年に成宮寛貴主演でドラマ化されただけでなく、同年に舞台化(07年に再演)されて大ヒットし、センセーションと感動を巻き起こした。そして今、観る者に生きる意味を突きつける、この衝撃作が、ついにスクリーンに登場する。

若手実力派俳優・小出恵介×期待の新進女優・水沢エレナ 
そして、若者の「今」を表現する煌めく才能が結集

新任の看守・南洋平役には、『Rookies〜卒業〜』、『僕の彼女はサイボーグ』、ドラマ「JIN−仁−」の若手実力派俳優・小出恵介。これまでの役柄とは異なる、生きる延びるための<悪>や<哀しみ>を秘めた複雑な人間像を体現し、新境地を開く。被験者のひとり、真沙美を演じるのは、ドラマ版「恋空」で主演を務め、non-noのモデルとしても活躍中の期待の新進女優・水沢エレナ。心を失うまいと葛藤する17歳を、透明感のある瑞々しい演技で演じる。

ほか被験者役で、ドラマ「オトメン(乙女)」、映画『音楽人』の佐野和真、真司郎(AAA)、また100人を超えるオーディションから選ばれた坂本奨悟、太賀、菅野莉央などの若手俳優から52回日本レコード大賞で優秀作品賞を受賞したAAAの真司郎と注目の若手俳優たちが渾身の演技をみせ、さらには、南の上司には西村雅彦、福士誠治、そして鈴木砂羽、小倉久寛、田中哲司といった豪華ベテラン陣が脇を固める。

監督は、世界の映画人が注目する新進気鋭の中島良。ニューヨーク・アジア映画祭優秀新人賞を受賞するなど世界各国の映画祭で高く評価された自主制作映画『俺たちの世界』で若者たちの渇望感と破壊衝動を描き、ヒューストン国際映画祭でGOLD REMI賞を受賞した映画『RISE UP ライズアップ』では、傷つき成長する若者たちの姿を瑞々しく表現した彼が、本作では、死に隣接した若者たちの「生」を独自の視点で切り取り、抒情的な映像をもって提示する。脚本は、舞台版「スイッチを押すとき〜君達はなぜ生きているんだ〜」で脚本・演出を手掛けた岡本貴也。

2026年、日本
もうひとりのあなたが、ここにいる

大人たちの作った非情なる極限状態に置かれながらも、生きようとする若者たち。彼らひとりひとりの渾身の選択が、心に切なく突き刺さる。そして、彼らの<生きた時間>が、手を伸ばして掴もうとした<希望>が、私たちに<生きる意味>を問いかける。
舞台は2026年の日本。その世界にいるのは、もうひとりのあなた。あなたなら<その時>スイッチを押しますか?

ストーリー



自殺装置のスイッチを持たされた10歳の子供たち。彼らは、多発する自殺の原因を探るという国家プロジェクトの実験材料となって監禁され、自殺に至る過程を観察されていた。耐えきれずに多くの子供たちがスイッチを押しゆく中、7年もの間、生き続けた6人がいた。だが、彼らが胸に秘め続けた<ささやかな希望>は、謎めいた監視員・南の赴任によって揺り動かされていく・・・。

スタッフ

原作:山田悠介「スイッチを押すとき」(文芸社刊/角川文庫刊) 
監督:中島良
脚本:岡本貴也
音楽:近藤由紀夫・小西香葉(MOKA☆) 

制作プロダクション:DHE
宣伝:リベロ
配給:フェイス・トゥ・フェイス/リベロ 
製作:2011「スイッチを押すとき」製作委員会

キャスト

小出 恵介
水沢 エレナ
佐野 和真
真司郎(AAA)
阪本 奨悟
太賀
菅野 莉央
福士 誠治
鈴木 砂羽
小倉 久寛
田中 哲司
西村 雅彦

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