原題:But, We wanna build a school in Cambodia

だから、みんなで笑顔をつくった。

2011年/日本/カラー/??分/ 配給:東映

2012年03月09日よりDVDリリース 2011年9月23日(祝) 全国ロードショー

(C)2011「僕たち」フィルムパートナーズ

公開初日 2011/09/23

配給会社名 0004

解説


ひとりの力では世界は変えられないかもしれない。でも、ボクらはやってみた、見えてくるものが確かにあった—。実話に基づくストーリーで、心をガツンとさわやかに撃ち抜く全く新しい青春ムービーの誕生!
2008 年に自費出版された現役大学生・葉田甲太の体験記『僕たちは世界を変えることができない。』(小学館より改訂版発売中)。普通の大学生がひょんなことから始めたカンボジアでの学校建設ボランティアを通して、自分自身と社会を見つめ直す姿を活き活きと描き出したこのノンフィクションは、現役大学生ならではのリアルな記述で発売直後からネット等で大反響! ついに、最高のスタッフ、キャストの手で映画化されることになった!
「あなたの150万円の寄付で、カンボジアに屋根のある学校が建ちます!」

カンボジアでの学校建設募金を仲間に説き、行動に移す主人公の医学生・田中甲太(コータ)役を演じるのは、向井理。映画『ハナミズキ』『BECK』(10 年)などで印象的な演技を見せたほか、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(10年)の漫画家=水木しげる役でお茶の間人気を集めた彼が、新たな出演オファーが殺到する中、映画初主演に挑むことに決めたのがこの作品。常々「大切な第二の家族の国」と語るほど、人一倍カンボジアへの思い入れも深いだけに、「命を削って作りました」(本人談)と言わしめる作品となった。

撮影は2010年10月17日、国内ロケでクランクインし、11月には約3週間のカンボジア・ロケを敢行し、11月26日クランクアップ。2011年9月、全国劇場公開される予定だ。

ストーリー


 医大に通う大学2年生のコータ(向井理)は、ある日、ふと立ち寄った郵便局でボランティア募金のパンフレットに目がとまる。そこには「カンボジアの子どもたち学校を。150万円寄付で、学校が建ちます!!」との見出しが記されていた。
そのパンフレットを手に取ったコータは「イベントでカンボジアに学校を建てよう!」とサークル仲間に呼びかけたのだった。学校設立のためのクラブでのチャリティーイベント行うため、夜のクラブでのナンパ、学校でのビラ配りなどで人集めに奔走してイベントを何とか成功させ、今度は現地のリサーチをするためにカンボジアへスタディー・ツアーを敢行する。到着したカンボジアでは、コータたちが想像している以上の現実が横たわっていた。自分たちの悩みのなんと小さいことか。農村の少年に学校を建てると約束したものの、どこかその言葉も虚しく響くばかり。そして、すっかり非力を感じて帰国したコータたちに追い打ちをかけるような事態が日本では起きていた。
 イベントに協力してくれていたIT企業の社長が株式の不正取引で逮捕され、サークルの評判はガタ落ち。それぞれが生き方や恋愛や将来に悩むことで、終には衝突し、仲間割れを起こしてしまう。果たして、コータたちは目標額を集めることができるのか? カンボジアの子どもたちのために学校を建てることができるのだろうか?

スタッフ

原作:「僕たちは世界を変えることができない。But,We wanna build a school in Cambodia.」 葉田甲太著 
監督:深作健太
脚本:山岡真介
配給:東映  

キャスト

向井 理(田中甲太 役)
松坂桃李(本田 充 役)
柄本 佑(芝山匡史 役)
窪田正孝(矢野雅之 役)
村川絵梨(久保かおり 役)      

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