原題:BURMA VJ

第82回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー部門ノミネート
2009年サンダンス映画祭 世界映画ドキュメンタリー制作賞
2009年ベルリン国際映画祭 国際人権映画賞
2009年サンフランシスコ国際映画祭 長編ドキュメンタリー賞
2008年コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭 アムネスティ賞
2008年アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭 人権賞
第4回UNHCR難民映画祭—東京
ほか150以上の映画祭で、40以上の国際的な賞を受賞

2008年/デンマーク/HD/ビスタサイズ/85分/
配給:東風

2010年5月15日より、シアター・イメージフォーラムにてロードショー、他全国順次公開

(c) 2008 Magic Hour Films

公開初日 2010/05/15

配給会社名 1094

解説


2007年9月、世界中のトップニュースがビルマ(ミャンマー)の反政府デモの様子を報じた。
それまで沈黙を続けていた約2000人の僧侶たちが立ち上がると、
やがて路上は10万人の人々で埋め尽くされた。
地を揺るがす民衆の興奮——“ 革命”の予感がした——
世界はその瞬間、この国の未来を信じた。

これは、軍事政権の情報統制に抗い、
命がけでビルマの現状を世界に配信し続ける
VJ=ビデオジャーナリストたちの物語である。

軍事政権による独裁が続くビルマ。民主化運動の指導者 アウンサンスーチー氏は、いまなお自宅軟禁中のままだ。苛烈な情報統制によって外国人ジャーナリストの入国が厳しく制限されているため、私たちがビルマ国内で何が起こっているのかを知ることは困難を極める。しかし、それにも関わらず、世界中のニュースが2007年9月に起きた大規模な反政府デモの様子を報じることができたのはなぜか? その陰には、拷問や投獄のリスクをかえりみず、情報を発信し続ける<ビルマ民主の声>[※1]のVJたちの活動があった。小型ハンディカムで撮影された映像は密かに国外へ送られ、無償でCNNなど国際的なメディアに配信される。豪雨の中、アウンサンスーチー氏を訪ねるデモ隊の姿や、国軍兵士によって日本人ジャーナリスト長井健司氏が故意に射殺される瞬間を世界中に配信したのも彼らである。映像の力によって閉ざされた自国の未来を切り開こうとする若者たち。
ジャーナリズムの精神を体現する彼らの活動は、いまこの瞬間も続いている。

アカデミー賞 長編ドキュメンタリー部門ノミネート。
ベルリン、サンダンスほか150以上の映画祭で、
40以上の国際的な賞を受賞。
米国ではビースティー・ボーイズが配給権を獲得。

デンマーク人映画監督 アンダース・オステルガルドは、VJたちが撮影した断片的なニュース映像を再構築し[※2]、彼らの文字通り命がけの体験そのものを私たちに伝えようと試みた。そして、膨大な映像が、はじめて一編の大きな物語へと紡がれたのだ。私たち観客は、主人公、自ら“ジョシュア”と名乗る若きVJと「心のレンズ」を共有し、彼が感じた恐怖や怒り、そして希望とともに、ビルマという国の現状を理解してゆく。矢継ぎ早に飛び込んでくる最新情報。走りながら撮影されたスリリングな映像は、画面全体が大きく揺れ、現場の緊張と恐怖を私たちに体感させる。アカデミー賞では惜しくも『ザ・コーヴ』に敗れたものの、ベルリン、サンダンスほか150の映画祭で上映され、40以上もの国際的な賞を受賞。ビースティー・ボーイズが米国での配給に名乗りをあげ、ジェーン・バーキンやリチャード・ギアなど多くの著名人から賛辞が寄せられている。

ストーリー






スタッフ

監督/脚本:アンダース・オステルガルド
編集:ヤヌス・ビレスコフ=ヤンセン
プロデューサー:リーゼ・レンゼー=ミュラー
原案/脚本/助監督:ヤン・クログスガード

キャスト

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