原題:台北飄雪

『山の郵便配達』『故郷の香り』のフォ・ジェンチイ監督が
台湾の小さな町を舞台に贈る、ひと冬のせつないラブストーリー

2009年/中国=日本=香港=台湾/35mm/1:2.35 シネマスコープ/Dolby SRD/103分/中国語/
配給:ゴー・シネマ

2010年11月26日よりDVDリリース
2010年2月20日、シネスイッチ銀座他全国順次ロードショー!

© 2009 北京博納影視文化交流有限公司、“台北に舞う雪” 製作委員会、博納影視娛樂有限公司

公開初日 2010/02/20

配給会社名 0943

解説


傷が癒えるまで、一緒にいてもいいですか。

都会の夢に破れ、ローカル線の終着駅に降り立った新人シンガー。
生まれ育った小さな町で、奇跡を待ち続ける青年。
孤独な二人が出会い、惹かれ合い、すれ違い、気づいたこと。
すべての人は誰かに愛され、見守られている——。

『山の郵便配達』『故郷の香り』のフォ・ジェンチイ監督が
台湾の小さな町を舞台に贈る、ひと冬のせつないラブストーリー

大陸出身の歌手メイは、故郷から遠く離れた台北で、夢を掴もうとしていた。しかし新作発表を前に声が出なくなり、彼女は一人黙って姿を消す。列車に乗って辿り着いた先は、昔ながらの家並みが残る山あいの小さな町。そこで天涯孤独の青年モウと出会ったメイは、彼のやさしさに包まれ、少しずつ元気を取り戻していく。ゆっくりと流れていく二人の時間。メイが台北に残してきた気持ちに気づきながら、彼女への想いを静かに募らせるモウ。メイが再びステージで歌えるようになるその日まで——。

日本でも大ヒットを記録した『山の郵便配達』『故郷の香り』『ションヤンの酒家』のフォ・
ジェンチイ監督の新作は、違う世界で生きてきた若い男女が、偶然と必然に導かれて同じ時を過ごし、かけがえのない愛情に気づいていく珠玉のラブストーリー。しっかりと地に足をつけ懸命に生きる庶民を通して、変わりゆく中国大陸の姿を詩情豊かに描いてきた名匠が、現代の台湾を撮るということで大きな話題を呼んでいた映画がついに完成した。
舞台となるのは、台北近郊の美しい渓谷の町、菁桐(チントン)。菁桐名物のレトロな町並や、木々や路地を鮮やかに濡らす雨、願いごとを書いた天灯を夜空に放つ小正月の行事などが恋愛模様を彩る様は、圧倒的な映像美で知られるフォ監督の真骨頂といえるだろう。さらに本作では、そんな瑞々しい光景にメイが歌うテーマ曲をはじめとする繊細な音楽が重なり、登場人物たちの様々な想いがスクリーンから溢れ出す。故郷への想い、そばにいてくれる人への想い、遠く離れた人への想い。たとえ距離やかたちが違っても、きっと誰もが誰かに愛され、必要とされているというメッセージは、世界中の観客の胸を揺さぶるに違いない。

アジア映画の若手スター、チェン・ボーリンと、チャン・ツィイーに続く才能として人気急上昇中のトン・ヤオほか、台湾・中国の若い才能が競演

健気な青年モウを演じるのは、『藍色夏恋』で鮮烈にデビューして以降、『カンフーダンク』など話題作に次々に出演し、今や台湾のみならずアジア映画を代表する若手俳優となったチェン・ボーリン。『暗いところで待ち合わせ』「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」といった日本の映画やドラマでもお馴染みの人懐っこい笑顔と抜群の表現力でモウの一途さを印象づけ、観る者の胸をしめつける。メイ役には、北京の中央戯劇学院出身でチャン・ツィイーに続く才能として人気急上昇中のトン・ヤオ。2008年の中韓合作ドラマ「初恋」に続き、中国・日本・香港・台湾の合作である本作によって国際派女優への一歩を踏み出した。
その他、メイが思いを寄せる敏腕プロデューサー役に、『僕の恋、彼の秘密』『夢遊ハワイ』での演技が大絶賛されたトニー・ヤン、メイの行方を探し回る芸能記者役に若手演技派として台湾の映画人から絶大な支持を得ているモー・ズーイー、レコード会社のマネージャー役にカリスマモデルから女優に転身したジャネル・ツァイなど、今最も輝いている台湾の俳優たちがフォ・ジェンチイ監督の丹念な演出によってさらなる魅力を放っている。

ストーリー

台湾北部の渓谷沿いを走るローカル線の終点、菁桐。緑に抱かれたこの小さな町で孤児として育ったモウは、幼い頃に出奔した母親がいつか帰ってくるのを待ちながら、町中の雑用をこなす忙しい毎日を送っている。モウにとって町のために働くことは、彼の成長をあたたかく見守ってきた町の人々に対する恩返しなのだ。
そんなある日、モウの前にメイと名乗る若い女性が現れる。メイは大型新人として売り出し中の歌手だったが、新作発表の直前に声が出なくなり、誰にも行き先を告げずに台北を飛び出してきたのだった。モウは、カフェで酔いつぶれていた彼女を宿に送り届けたことがきっかけで、部屋探しなどを手伝うようになる。
人懐っこいモウにメイもすぐに打ち解け、二人は一緒に過ごすことが多くなっていった。モウの馴染みの食堂で働き始めたメイは、明るい笑顔を見せるようになり、また漢方医のマーさんが処方してくれた薬の効果もあってか、喉の調子も少しずつ良くなっていく。故郷の青島に降る雪について懐かしそうに語るメイ。彼女はずっとここにいるわけではない、回復したらまた元の世界に戻るだろう。そう自分に言い聞かせながらも、モウは静かに恋心を静かにつのらせる。一方メイは、モウのやさしさに癒されながらも、プロデューサーのレイへの想いを断ち切れずにいた。
年の暮れも迫ったある日、芸能記者のジャックがメイを探しに町へやって来る。ジャックはモウのかつての片想いの相手であるウェンディを通してメイを見つけ、やがて彼女の居場所は台北のレイとマネージャーのリサの知るところとなる。
新年のお祭りの日。モウたちが作った野外ステージに、メイの天使のような歌声が響きわたる。聞き惚れる聴衆の中には、台北から彼女を迎えに来たレイとリサの姿もあった。レイにとびきりの笑顔を向けるメイを見て、モウは自分の気持ちを言い出すことができなかった。
願いごとを書いた天灯を一緒に空に放つ約束していた小正月が来る前に、メイは町を去る。歌手として再スタートを切ったメイは、やがてモウのやさしさに気づくが……。

スタッフ

監督:フォ・ジェンチイ(霍 建起)
脚本:ス・ウ(思 蕪)、田代親世
撮影:ソン・ミン(孫 明)
美術:ウー・ミン(武明)
照明:ルー・チンシン(呂慶鑫)
録音:カン・ヨンジェン(康永樫)
音楽:アン・ウェン(安巍)
エグゼクティブ・プロデューサー:ユ・ドン(于冬)、劔重徹、川?代治、川村英己、ジェフリー・チャン(陳永雄)
プロデューサー:リュウ・ジン(劉晶)、伏見朋子
製作:北京博納影視文化交流有限公司
“台北に舞う雪” 製作委員会、博納影視娛樂有限公司
制作プロダクション:Bona Entertainment
          Three Dots Entertainment

キャスト

チェン・ボーリン(台湾)
トン・ヤオ (中国)
トニー・ヤン(台湾)
モー・ズーイー(台湾)
ジャネル・ツァイ(台湾)
テレサ・チー(台湾)

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