いのちの廻る音がきこえる。

2009年/日本/カラー/90分/ 配給:ギャガ・コミュニケーションズ

2009年8月22日、新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー

(C) 2009NHK

公開初日 2009/08/22

配給会社名 0025

解説


原生の自然と人里をつなぐ暮らしの場 — “里山”
NHK最新のハイビジョン映像が呼び覚ます、感動の映像詩。

「NHKスペシャル」で放送され、1部2部3部とも大反響を呼んだ傑作ドキュメンタリー「里山」シリーズ。今回、一部新たなシーンが追加編集され、劇場版として登場する。
第57回イタリア賞テレビ・ドキュメンタリー<文化・一般番組部門>最優秀賞、第48回ニューヨーク・フェスティバル<テレビ番組自然・環境部門>金賞他、数々の賞に輝いたこのシリーズは、現代社会が忘れかけた懐かしい記憶を呼び覚ます作品として、世界中で大反響を呼んでいる。「里山」の世界は、滋賀県生まれの写真家・今森光彦も追い求めてきたものだ。樹齢500年の大木、リス、イノシシ、アカショウビン、カブトムシなどが次々登場し、どこか懐かしいのに見たことのない世界へ、連れて行ってくれる。彼らの生命力溢れる美しくも逞しい姿は、日本の自然美と完璧に調和していて、人もまた、それらと寄り添うように共に生きている。営々と続く、人と人でない者達の共生が、我々に投げかけるメッセージを受け取りたい。

ストーリー

「やまおやじ」からの伝言 温暖化が指摘され、エコロジーが叫ばれて久しい昨今。人類が抱える問題は膨大すぎて、解決など到底できないかに見える。 しかし、こうした問題を解くための有効な手がかりを、里山の老木「やまおやじ」が教えてくれる。 自然を破壊するのではなく、自然と対峙し、対話することで、人が支配者として自然を守るのではなく、あくまでも「共生」することだ、と。 そして、その実践と証明が里山にはある、と。 やおよろず八百万の神、ここに棲まう 幾世代も繰り返される里山での営み。人々は、あたかも自らを取り巻く全ての命に、敬意を払って接しているかのようだ。 そのスタンスは日本人独自のものだ。なぜ私達はこういった視点を持ち得たのだろうか? 「古事記」に描かれているように、古来から日本人は、自分の意思ではコントロールできない森羅万象に意思や命を感じ取り、 「やおよろず八百万の神」を見てきた。この作品にはまさに、そういった人々と自然と神の暮らしが描かれている。 「実写で見る『もののけ姫』の世界」とでも例えられそうな映像の数々を堪能していただきたい。 夏休み、カブトムシを追った記憶 NHKならではの最新ハイビジョンカメラが撮影した驚異の映像の数々は、子供の頃夏休みにカブトムシを取って遊んだ 懐かしい気持ちを追体験させてくれる。大画面で繰り広げられるカブトムシの決闘シーンは、まるでSFアクション映画のような迫力。 また、森が夏から紅葉に移ろう色彩豊かな表情もまた、NHKの技術ならではのシーンとなっている。

スタッフ

ディレクター:菊池哲理  制作統括:村田真一、石田亮史

キャスト

今森光彦 ほか

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