原題:THE SEX PISTOLS/THERE'LL ALWAYS BE AN ENGLAND

2008年/イギリス/71分 配給:キングレコード

2008年12月20日(土)〜1月16日(金)、シアターN渋谷にてレイトショー!

公開初日 2008/12/20

配給会社名 0109

解説

セックス・ピストルズ史上初のオフィシャル・ライヴ映像がついに登場!
もともとセックス・ピストルズは、全世界に衝撃を与えたモンスターアルバム『勝手にしやがれ』の30周年を記念した一夜限りのライヴとして2007年11月8日ロンドンのBRIXTON ACADEMYにて公演を行う予定だった。しかし発表と同時に巻き起こった凄まじい反響と、数分でチケットが完売してしまい入手できなかったファンからの熱狂的な声によって急遽4日間の追加公演が組まれた。それでもファンの要望に答えられずマンチェスター、グラスゴーでのアリーナクラスでのライヴも追加されたのだった。さらにオリジナル・ピストルズである、ジョン・ライドン(Vo.)、スティーヴ・ジョーンズ(G.)、グレン・マトロック(B.)、ポール・クック(Dr.)の4名は更なる計画を2008年に組んだ。今度の再結成は本物だ。6月14日のワイト島フェスティバルのヘッドライナーを皮切りに、ヨーロッパのロックフェスに多数出演、その後12年ぶりとなる日本公演を経て初のロシア公演に挑む。さらにスコットランドでのフェスでのヘッドライン、バンド史上初となるアイルランド公演もある。2007年に起こった出来事はまったく予想もできなかったことであった。ファンからの歓迎にとどまらず、マスコミからも熱狂的に受け入れられたのだ。この30年間でピストルズは「パブリック・エネミー#1」から「ナショナル・トレジャー」へと変貌を遂げた。ピストルズは他人の言うことを気にしたことは無かったし、いまでもそうである。なにも変わっていない。人々がピストルズに追いつくのに30年を要したということか・・・。

2007年11月、ロンドン・ブリクストン・アカデミーでのライヴを
巨匠ジュリアン・テンプル監督が映像化!

本作はそのパンクロック界最大のアイコンであるセックス・ピストルズ史上初のオフィシャルライヴ映像である。今まで数え切れないほどのブート映像、映画の世界で描かれた映像、そして1996年の再結成時に日本のみで発売されたライヴビデオなど常に第三者によって無数の映像が発表されてきたピストルズだが、現在進行形の姿をとらえたバンド発による映像作品は初である。そしてこの記念すべき初オフィシャル映像を撮るにあたって選ばれた監督は、やはりというか必然というべきか、ジュリアン・テンプルである。『セックス・ピストルズ/グレート・ロックンロール・スウィンドル』(79)などパンクロックの世界からそのキャリアをスタートさせ、のちに『ビギナーズ』(86)や『アリア』(87)『ヴィゴ』(98)などいわゆる映画の世界でも活躍する監督だが、その原点はピストルズであり、2000年にはその集大成とも言うべきピストルズのドキュメント、『NO FUTURE:A SEX PISTOLS FILM』(00)を発表した監督である。クラッシュの映像といえばドン・レッツ監督、ピストルズの映像といえばジュリアン・テンプル監督と言われるほどその関係性は認知されており、ジュリアン・テンプルなしには本作の撮影自体があり得なかっただろう。まさにファン納得の最高のコラボレーションである。撮影はHD、音声は迫力の5.1chサラウンドで収録。過度な演出を避けライヴの臨場感をストレートに映し出す映像は、本国イギリスでは早くも「バンドのライヴ映像として最良の作品」との評価を得ている。また巷に溢れる音楽作品には第三者のインタビューで構成される映像特典が多い中、本作ではバンドメンバー自身によるロンドン・パンクシーン縁の場所解説など80分を超える映像特典が収録されており、まさにバンド発信の作品として高い評価を得ている。

演奏楽曲
1.Pretty Vacant
2.Seventeen
3.No Feelings
4.New York
5.Did You No Wrong
6.Liar
7.Beside the Seaside
8.Holidays in the Sun
9.Submission
10.(I’m Not Your) Stepping Stone
11.No Fun
12.Problems
13.God Save the Queen
14.EMI
15.Bodies

ストーリー

スタッフ

監督:ジュリアン・テンプル

キャスト

セックス・ピストルズ:
ジョン・ライドン(Vo.)
スティーヴ・ジョーンズ(G.)
グレン・マトロック(B.)
ポール・クック(Dr.)

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