2007年/アメリカ/カラー/64分/ 配給:ヘキサゴン・ピクチャーズ

2008年11月22日、シアターN渋谷にてロードショー

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公開初日 2008/11/08

配給会社名 0871

解説

ザ・フー初のドキュメンタリー映画『キッズ・アー・オールライト』の制作にあたり、監督のジェフ・スタインは彼らのアーカイヴ映像と共に最新のライヴ映像を盛り込みたいと考えた。1977年12月15日、バンドはロンドン・キルバーンにある劇場、ゴーモン・シアターで撮影を目的としたシークレット・ギグを開催し、ファンの前に1年ぶりに姿を現した。ジェフ・スタインは映画撮影用の35mmカメラ6台を会場に持ち込み、その一部始終をフィルムに収めた。当日のセット・リストは以下の通り。
1. I Can’t Explain
2. Substitute
3. Baba O’Riley
4. My Wife (by John Entwhistle)
5. Behind Blue Eyes
6. Dreaming From The Waist
7. Pinball Wizard
8. I’m Free
9. Tommy’s Holiday Camp (by Keith Moon)
10.Summertime Blues
11.Shaking All Over
12.My Generation
13.Join Together
14.Who Are You
15.Won’t Get Fooled Again

注目すべきは、発表前の『フー・アー・ユー』が試験的に演奏されているところ。また、『無法の世界』のレーザー・ライトを使ったステージ演出やメンバーの衣装、ステージ・パフォーマンスなど『キッズ・アー・オールライト』のスタジオ・ライヴの片鱗を窺える要素が数多く見られ、この2作を比較してみるのも興味深いだろう。観客は1年ぶりのザ・フーのステージ・パフォーマンスに熱狂したが、1年間のブランクとキース・ムーンの体調不良を理由にバンドはライヴの再撮影を決定、映画『キッズ・アー・オールライト』には翌年のシェパートン・スタジオでのスタジオ・ライブ映像が使用されることとなり、キルバーン・ライヴのパフォーマンス映像はファンの目に触れることなく封印されることとなった。そしてキースはこのキルバーン・ライヴの9ヵ月後の1978年9月7日、薬物の過剰摂取が原因で永眠。オリジナル・メンバーの4人によって一般観客の前で行なわれたザ・フーのライヴは、キルバーンが最後になってしまった。そして30年の時を経て、幻の映像【ライヴ・アット・キルバーン】の全貌が、デジタル・レストアを施され遂に初公開となる・・・。

ストーリー

スタッフ

キャスト

ロジャー・ダルトリー
ピート・タウンゼント
ジョン・エントウィッスル
キース・ムーン

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