原題:PREMONITION

全米大ヒット!サンドラ・ブロック主演最新作!

2007年/アメリカ/カラー/96分/ 配給:クロックワークス

2009年05月29日よりDVDリリース 2008年1月31日(土)より、新宿バルト9ほかにて全国ロードショー

©2007 Premonition Pictures, Inc. All Rights Reserved.

公開初日 2009/01/31

配給会社名 0033

解説


並び替えられた1週間──その謎を解けば、運命は変わる

愛する娘達と親子4人で幸せに暮らすリンダのもとに、ある日、夫・ジムが自動車事故で死亡したという知らせが届く。ところが、その翌朝、死んだはずのジムが何事も無かったかのように目の前に現われ、唖然とする。しかし、その翌日には、ジムの葬儀の為に、喪服に身を包んだ大勢の人々が集まっていた。さらに、その日以来、全く身に覚えの無い“不可解な出来事”が次々と起こり始めるが、誰もまともに取り合ってくれない。“何かが絶対におかしい!”——そう思ったリンダは、カレンダーと照らし合わせながら、不可解な出来事を順番に並べてみると、曜日がバラバラに“シャッフル”された1週間がやってきているという“驚愕の事実”に気付く。やがて、ジムの死んだ日であり、全てが狂い始めるきっかけとなった、運命の“水曜日”がやってくる・・・。

様々なジャンルの映画が作られ、もはや真のオリジナリティは存在しないと言われて久しいが、ここ10年ぐらいを見渡してみると、『メメント』、『バニラ・スカイ』、『エターナル・サンシャイン』、『バタフライ・エフェクト』など、通常の時間概念を大胆に飛び越えながら展開する、“全く先の読めないプロット”の映画が注目を浴びている。

“曜日がシャッフルされて進行するとしたら?”という、シンプルながら、これまで誰も思い付かなかったアイデアを発展させた本作は、そんなハリウッドのトレンドを、さらなる次元へ押し進め、映画における“新たなストーリーテリングの可能性”に挑んだ、斬新且つ衝撃的な未体験スリラーである。

全米大ヒット!サンドラ・ブロック主演最新作!

監督を務めたのは、『影のない男』でその才能を認められ、待望のハリウッド・デビューを飾った、ドイツ映画界・期待の新星、メナン・ヤポ。全米3,000スクリーンで公開され、大ヒットを記録した本作では、スタイリッシュでオリジナリティ溢れる演出の手腕を、遺憾なく発揮している。

また、脚本を手掛けたのは、『魔法にかけられて』で一躍脚光を浴び、ハリウッドで最も注目を集める脚本家の一人となった、ビル・ケリー。時間の流れが複雑に入り組んだ本作では、細部まで練り込まれた緻密なストーリーを、巧みな構成力で見事にまとめ上げている。

そして、主人公・リンダ役を演じたのは、『スピード』でブレイクを果たして以来、『評決のとき』、『デンジャラス・ビューティー』、『トゥー・ウィークス・ノーティス』などの様々なジャンルの大ヒット作に主演し、アカデミー賞・作品賞を受賞した『クラッシュ』で各方面から絶賛された、ハリウッドを代表する人気女優、サンドラ・ブロック。最後まで先の読めない展開が続く本作では、立て続けに襲い掛かる“不可解な出来事”に巻き込まれながら、運命に立ち向かっていく新たなヒロイン像に挑戦し、新境地を切り開いている。

さらに、「NIP/TUCK -マイアミ整形外科医-」、『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』などで熱い注目を集めている、ジュリアン・マクマホン、『ボーイズ’ン・ザ・フッド』、『アルフィー』などで幅広く活動している、ニア・ロング、アカデミー賞・助演女優賞にノミネートされた『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』、『サイダーハウス・ルール』などで高く評価されている、ケイト・ネリガン、『最後の恋のはじめ方』、『トランスポーター2』などでスーパーモデルから女優としても活躍している、アンバー・ヴァレッタ、『ファーゴ』、「プリズン・ブレイク」などで独自の地位を築いている、ピーター・ストーメアなど、豪華な俳優陣が脇を固めている点も見逃せない。

ストーリー


リンダ(サンドラ・ブロック)は、夫・ジム(ジュリアン・マクマホン)、長女、次女の愛する家族に囲まれ、郊外の一軒家で幸せに暮らしていた。

ある日、そんなリンダのもとに、出張に出掛けていたジムが“昨日、自動車事故で死亡した”とのショッキングな知らせが届く。突然の不幸に言葉を失ったリンダは、放心状態のまま、悲しみに暮れながら、1日をやり過ごした。

ところが、その翌朝、死んだはずのジムが何事も無かったかのように朝食を食べている姿に、リンダは唖然とする。そして、恐る恐る声を掛けてみるが、逆に、ジムに不思議がられる——“何が何だか分からないけど、私はすごく変な夢を見ていたのかしら?でも、大丈夫、きっと何でもない・・・”

しかし、その翌日、ジムの葬儀の為に、友人・アニー(ニア・ロング)、母親・ジョアンヌ(ケイト・ネリガン)など、喪服に身を包んだ大勢の人々が集まっている状況に、リンダは混乱する。さらに、“ロス医師”という見知らぬ精神科医からリンダ宛てに処方された“精神安定剤”、昨日までは無かった“長女の顔の傷”、葬儀に現われた“クレア”と名乗る面識の無い“謎の女性”など、全く身に覚えの無い“不可解な出来事”が次々と起こり始める。

だが、周りの反応を見る限り、それらの“現象”をおかしいと感じているのは、どうやらリンダだけのようで、誰もまともに取り合ってくれない。むしろ、長女の顔の傷は、情緒不安定なリンダの“虐待”によるものだと思われ、母親が呼んだロス医師(ピーター・ストーメア)に病院で拘束されたあげく、鎮静剤を注射される——“みんな間違っている、何かがおかしい!ジムは死んでいないし、私は娘を傷付けたりなんてしていない・・・”

すると、その翌朝、病院ではなく、何故か家のベッドで目覚めるが、葬儀を終えたはずのジムが普通にシャワーを浴びている様子に、リンダは愕然とする。しかも、長女の顔の傷も、跡形も無く消えていた。

そこで、ロス医師の病院を訪ねると、リンダとは会ったことも無いと言われて精神安定剤を処方され、ジムの会社ではクレア(アンバー・ヴァレッタ)と出会うが、同じく初対面のような挨拶をされてジムの新しいアシスタントだと紹介され、ようやく家に戻ると、長女がガラスのドアに気付かずに突っ込んで顔に怪我を負ってしまうなど、追い討ちを掛けるように、不可解な出来事が立て続けに襲い掛かる——“ジムは生きているの?死んでいるの?それとも、誰かが仕組んだ罠?もしくは、私の頭がおかしくなってしまったの?”

“いや、何かが絶対におかしい!”——そう思ったリンダは、机の上に画用紙を広げ、カレンダーと照らし合わせながら、この4日間の不可解な出来事を順番に並べてみることにした。

その瞬間、リンダは“驚愕の事実”に気付く——何と、ジムの死を知らされた“木曜日”を境に、カレンダー通りの順番ではなく、“木曜日”→“月曜日”→“土曜日”→“火曜日”と、曜日がバラバラに“シャッフル”された1週間がやってきているのだった!

早速、リンダは並び替えられた1週間の“謎”を解く為に、行動を開始する。その結果、これまで知らなかった“真実”が徐々に明らかになっていく。

やがて、ジムの死んだ日であり、全てが狂い始めるきっかけとなった、運命の“水曜日”がやってくる・・・。

スタッフ

監督:メナン・ヤポ
製作:アショク・アムリトラジ、ジョン・ジャシュニ、アダム・シャンクマン、ジェニファー・ギブゴット、サニル・パーカシュ
脚本:ビル・ケリー
製作総指揮:アンドリュー・シュガーマン、ニック・ハムソン、ラース・シルヴェスト
撮影監督:トーステン・リップシュトック
美術:デニス・ワシントン
編集:ニール・トラヴィス(A.C.E.)
音楽:クラウス・バデルト
音楽監修:バック・デイモン
衣装:ジル・オハネソン

キャスト

サンドラ・ブロック
ジュリアン・マクマホン
ニア・ロング
ケイト・ネリガン
アンバー・ヴァレッタ
ピーター・ストーメア

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