原題:Time Lost, Time Found

生死の葛藤を乗り越えようとする、一人の女性の物語。

第21回東京国際映画祭 日本映画・ある視点部門 公式出品作品

2008年/日本/カラー/131分/ 配給:S・D・P

2009年06月06日よりDVDリリース 2009年2月7日(土)より、新宿バルト9、丸の内TOEIほか全国一斉ロードショー

(C)2008「余命」製作委員会

公開初日 2009/02/07

配給会社名 0497

解説


原作は人気作家・谷村志穂の同名小説。その繊細なストーリーラインと深みのあるキャラクターを、『手紙』の名匠、生野慈朗監督が満を持して映画化。

生死の究極な決断に迫られる難しい役を演じたのは、「フラガール」で日本アカデミー賞優秀主演女優賞などを受賞、舞台「キャバレー」ではダンスや歌も披露し、女優として常に挑戦し続けている松雪泰子。

その夫を演じたのは、来年公開予定の映画「レイン・フォール/雨の牙」では主演を務める椎名桔平。
意外にも初共演の二人は、新しい夫婦像と家族の絆を美しくも切なく表現する。

一人の女性の生き様を通して、命の大切さや尊さ、そして生きる希望を描く感動のヒューマンドラマがここに誕生。

ストーリー


敏腕外科医・百田滴(松雪泰子)は結婚10年目に妊娠が発覚。過去に乳がんを患い、子供を授かることを期待していなかっただけに、カメラマンの夫・良介(椎名桔平)と至福の時間を味わう。しかし喜びもつかの間、右胸に違和感を持った滴は、自己診断の結果、全身性の乳がん再発。

出産は38歳の滴にとって最後のチャンス。しかし産んだところで自分は育てられない。子供を諦めて治療に専念すべきか、ガンの進行を早めことになっても子供を生むか、病を知り尽くした滴は苦渋の決断を迫られる・・・。

想像を絶する葛藤、挫折、そして決心。切なく儚い人生、それでも希望に満ちたエンディングに、きっと涙は零れ落ちる。

スタッフ

監督:生野慈朗 
原作:谷村志穂「余命」(新潮社刊) 
脚本:河原れん、生野慈朗 
撮影:佐光朗 
主題歌:twenty4-7「Get A Life 〜Again〜」(rhythm zone) 
制作プロダクション:ビーワイルド 
製作:「余命」製作委員会 

キャスト

松雪泰子
椎名桔平
林遣都

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