ほんっと、男なんてしょーもない。 でも、チヤホヤされたい

トリウッドスタジオプロジェクト第3弾作品

2008年/日本/50分/カラー/ビデオ/ 配給:トリウッド

2009年03月27日よりDVDリリース 2008年10月11日(土)より下北沢トリウッドにて公開!

公開初日 2008/10/11

配給会社名 0699

解説


「ほんっと、男なんてしょーもない。でも、チヤホヤされたい」

そんな矛盾に満ちた女心を、包み隠さずストレートに表現する主人公・梅田優子。彼女の姿は、本作の監督であり、わずか19歳にして監督デビューを果たした深井朝子そのもの。『梅田優子の告白』には、彼女の実体験や、実際にセクキャバで働いたことのある友人達の体験が反映されている。

男に媚びず猪突猛進な優子だけど、いつもうまくいくわけじゃない。時には途方に暮れることだってある。でもどんな状況だって、笑い飛ばしてしまえるぐらいの強さと明るさを持っている。

「人生なんてそんなもん。でも、そんなに悪くないじゃない?」

そんな優子の思いは、彼女だけのものじゃない。女はうなずき、男は思わず苦笑する、女のホンネが凝縮した『梅田優子の告白』。

あなたの中にも、梅田優子はきっといる。

クールさとキュートさを併せ持つ主人公・梅田優子を演じるのは、本作が映画初主演となる日本映画学校演劇科を昨年卒業したばかりの20歳、焼広怜美。また優子を翻弄する謎多き年上男・山田を、小林政広作品やサトウトシキ、女池充などのピンク映画の常連、本多菊次朗がクールに熱演しています。

その他、サブキャラたちも個性派ぞろい!優子の親友・真奈美にはグラビアを中心に幅広く活躍する川村りか。優子の良き話し相手・吉井には人気劇団「カムカムミニキーナ」の吉田晋一。そして牛丼屋のお局的存在・加賀役を野口かおるが、牛丼屋の情けない店長・三島役を三島ゆたかが演じるなど、「こういう人、いる!」と思わずにはいられないリアルなキャラたちが、コミカルに本作を彩っています。

また、音楽を担当するのは、音楽・カルチャー誌などで取り上げられ、ライブも即ソールドアウトになるなど、各方面で絶賛の声を集める注目のアーティスト、前野健太。この映画の為に書き下ろされたエンディングテーマ『からだはこころ』は、必聴です。

トリウッドスタジオプロジェクトは、2006年に東京・下北沢にある短編映画館トリウッドと専門学校東京ビジュアルアーツが立ち上げた、「学生による商業映画製作」がコンセプトの画期的なプロジェクトです。
第1弾として製作当時19歳の斉藤可奈子監督による「ミックスマシン」(※1)を、第2弾は34歳で東京ビジュアルアーツに入学した板垣英文監督による「アリーナロマンス」(※2)を製作。企画から制作、そして宣伝まで全てを学生がスタッフとして行い、トリウッドにてロードショーされています。
本作『梅田優子の告白』は第3弾となります。

ストーリー


昼間は牛丼屋、夜はセクシーキャバクラ(略してセクキャバ)で働く梅田優子は、負けず嫌いで勝ち気な性格。「男なんてしょーもない」と思いながら、出会ったばかりの男たちと次々体を重ね、名前を手帳に書き留めながら、男たちを“積み重ねて”いくことに密かな楽しみを見いだしていた。
 
“恋”とは無縁に見える優子だが、実は最近、牛丼屋にやってくる男・山田が気になっていた。でも、彼には知的で美人の彼女がいる様子。親友の真奈美からも、「あんな男は、うちらみたいなの、相手にしないよ」と言われてしまう。

それでも構わず得意のセクシーポーズで迫ってみるけど、彼の反応はいまいち。やっぱり自分なんて眼中にないの? 悶々とする優子。どんな男とも寝てきたし、そうやって欲望を剥き出しにすることだって悪くない。周りの人には想いのたけを吐き出せるのに、山田にだけはさらけ出せない…。

素直に思いを伝えようと決めた優子。優子は山田のいるバーに向かう。

スタッフ

監督・脚本:深井朝子

製作:トリウッドスタジオプロジェクト(短編映画館トリウッド/専門学校東京ビジュアルアーツ)
制作:専門学校東京ビジュアルアーツ 映画学科
プロジェクトマネージャー:大槻貴宏
プロデューサー・編集:山本達也
技術プロデューサー:日根野晋一
撮影:大埜修平
照明:松井健
録音:小杉明寛
美術:村上恵美
音楽:前野健太
スチール:茂木信平
宣伝:石川雅子、木須菜穂子、金野留美

キャスト

焼広怜美
本多菊次朗
川村りか
吉田晋一
野口かおる
三島ゆたか
山口オン
加藤由子
川田義宗

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