原題:Wes Craven's New Nightmare

1994年/アメリカ/本編112分 配給:ギャガ・コミュニケーションズ

2009年04月24日よりDVDリリース 2008年07月04日よりDVDリリース

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解説


 『エルム街の悪夢』のヒロイン、ナンシー役で成功を修めたヘザーは、その後結ばれた特殊効果マンの夫チェイスと幼い息子ディランと平穏な日々を送っていた。ある日、ゲスト出演したテレビ番組でフレディ役のロバートと久しぶりに再会したヘザーは、その直後にニューラインシネマより新作出演のオファーを受ける。ウェスが『エルム街の悪夢』の新作脚本を執筆中で、是非彼女に再登板して欲うしいというのだ。だが、そんな彼女の周りで不審な出来事が続発し始める。ディランのぬいぐるみについた鋭い切り傷、フレディ子守唄を口ずさむ不審な電話、夫の交通事故死。そして混乱するヘザーの前に、さらに邪悪さを増したフレディが現れる。
 シリーズの生みの親、ウェス・クレイヴンが10周年記念として撮った本作。原題に“エルム街”が出てこないことからも明らかな番外作品であるにも関わらず、現実を侵食する恐怖を悪夢から映画に置き換え、それをオリジナルキャスト&スタッフが本人役で演じるというメタ・フィクショナルな設定で、よりダークで戦慄すべき次元に昇華させた傑作である。ヘザーが出演するテレビ番組など、文化的イコンとしての当事のフレディの状況を活写した部分も興味深い。

ストーリー

スタッフ

監督:ウェス・クレイヴン
製作:マリアンヌ・マッダレーナ
製作総指揮:ウェス・クレイヴン
ロバート・シェイ
脚本:ウェス・クレイヴン
撮影:マーク・アーウィン
音楽:J・ピーター・ロビンソン

キャスト

ヘザー・ランゲンカンプ
ロバート・イングランド
ジョン・サクソン
ウェス・クレイヴン
ミコ・ヒューズ
ジェフリー・ジョン・デイヴィス
マット・ウィンストン
ロブ・ラベル
デヴィッド・ニューソン

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