The Harimaya Bridge はりまや橋
原題:The Harimaya Bridge
(2009年/日本・アメリカ・韓国/120分/ビスタ/ドルビーSRD/English Subtitled 配給:ティ・ジョイ
2009年6月6日(土)よりTOHOシネマズ高知にて先行公開 2009年6月13日(土)新宿バルト9ほか全国公開
公開初日 2009/06/06
配給会社名 0534
解説
■国境という「橋」を越え、豪華キャストが参加した日米韓合作映画『リーサル・ウェポン』シリーズ、‘08年カンヌ国際映画祭のオープニングを飾った『ブラインドネス』—。
名作に欠かせないハリウッド俳優ダニー・グローヴァーをエグゼクティブ・プロデューサー、そして出演者として迎え、彼の長年の盟友・ベン・ギロリを主演に起用。
ふたりは、スティーヴン・スピルバーグ監督の『カラーパープル』以来、映画では23年ぶりに兄弟役での共演を果たす。
日本からは高岡早紀や清水美沙をはじめ、misono、穂のか、白石美帆、山崎一ら、個性豊かな俳優たちが参加し、色彩あざやかな人間模様を織り成す。
コロンビア大学大学院で映画を学んだ映像作家アロン・ウルフォークは、自らの長編映画デビュー作の舞台に、日本の高知県、特にその田園や野山を選んだ。
かつて英語教師として高知に暮らした経験を持つアロン監督は、ただの「外国人から見た日本」ではない、日本の美しさ、人間の温かさを描き、国境を越える家族、自己発見の物語をみずみずしく表現。
ひとりひとりが心の「橋」を渡る、胸を打つ物語の誕生である。
ストーリー
愛した息子の影を追いかけて日本へやってきたひとりの男。
愛した男性を想いながら孤独に暮らすひとりの女。
どんな人の心にもある誤解、偏見、憎しみ、そして愛—。
君はひとりじゃない。もうこれからは—。
サンフランシスコに住む写真家ダニエル・ホルダー(ベン・ギロリ)には、愛してやまない一人息子ミッキー(ヴィクター・グラント)がいた。
しかし息子はアメリカを飛び出し、日本の高知県のとある町に英語教師として赴任、画家としての才能も発揮していた。その順調な生活も束の間、1年もたたずにミッキーは交通事故に遭い命を落としてしまう。
悲しみに暮れる父ダニエルには、太平洋戦争で自らの父を失った過去があった。
戦争で父を日本兵に殺され、息子をも日本で命を失ってしまうおぞましい悲劇—。
日本への抑えきれない嫌悪感と偏見を抱えつつも、自らを奮い立たせ、息子が遺した絵をかき集める決意で単身日本を訪れたダニエルは、高知をさまよう。
その地で、ミッキーを弟のようにかわいがっていた原先生(清水美沙)や、かつての上司(山崎一)、同僚(misono)に思いのほか温かく迎えられ、意外なまでに高知の人々に愛されていた息子の生活を目の当たりにし、激しく戸惑う。
そんなある日彼は、息子の教え子であった知的障害を持つ少女(穂のか)からプレゼントされた絵によって思いがけない事実を知る。
ミッキーが同僚の紀子(高岡早紀)と結婚していたこと、そしてふたりの間に生まれていた、新しい命の存在を—。
スタッフ
脚本・監督: アロン・ウルフォーク
エグゼクティブ・プロデューサー:ダニー・グローヴァー、與田尚志、金・ウィジュン
プロデューサー:コウ・モリ、アロン・ウルフォーク
共同プロデューサー:木村立哉、紀伊宗之
ライン・プロデューサー:中林千賀子、ティム・ハ—ムス
ポストプロダクション・スーパーバイザー:西村敬喜
撮影監督:中堀正夫 (J.S.C)
照明:武山弘道
録音:高田林
美術:田口貴久
編集:ジョン・コニグリオ
音楽:丸山和範
サンフランシスコ・ユニット
撮影:ブラッドリー・ストンサイファー
録音:デイヴィッド・シルバーバーグ
美術:アダム・グレイ
制作プロダクション:ブースタープロジェクト、イレブンアーツ
ポストプロダクション:NICE+DAY
製作:ラテルナ、イレブンアーツ、SSD、東映ビデオ
配給:ティ・ジョイ
宣伝:ブースタープロジェクト
キャスト
ベン・ギロリ
高岡早紀
清水美沙
ダニー・グローヴァー
misono
穂のか
ヴィクター・グラント
アーダ・ウルフォーク
白石美帆
浜田晃
織本順吉
ピーター・コヨーテ
山崎一
北見敏之
柏木由紀子
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