死ぬまえに見た最後のメール。

2008年/日本/カラー/86分/ 配給:エスピーオー

2008年5月10日(土)より、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー 2008年5月2日(金)、シネマート六本木にて先行ロードショー

(C)2008「同級生」Film Partners

公開初日 2008/05/10

配給会社名 0116

解説



若い女性を中心に人気の雑誌「JUNON」。ジュノン・スーパーボーイ・コンテストを主催し、多くの若手人気スターを輩出してきた同誌が、新たなプロジェクト「JUNON恋愛小説大賞」をスタートさせた。ケータイで応募や投票を受け付けるこの新しいスタイルの小説賞で第1回優秀賞を受賞した「同級生」が、実写映画としてスクリーンに登場する。
 『同級生』は、メールを通じて交わされる高校生の切ない恋愛模様。原作小説は若い世代を中心に圧倒的な支持を集めた。
 主人公の高校生・柴原潤を演じるのは、若手男優グループD-BOYSのメンバーであり、テレビシリーズ「仮面ライダー電王」桜井侑斗役で大人気の中村優一。病気と闘う少女・早川希実には、雑誌「SEVENTEEN」専属モデルで、ドラマ「怪談新耳袋」「東京少女」などで女優としても活躍する桐谷美玲。潤のライバル・村井直樹にはドラマ「花ざかりの君たちへ 〜イケメン♂パラダイス〜」の高橋優太、潤の幼馴染み加藤翔一には2006年度ジュノンボーイの久保翔と、いま注目の若手俳優たちが顔を揃えた。中村優一が役名の“柴原潤”として主題歌を歌っているのも注目だ。
 さらに、ドラマでお茶の間にもお馴染みのベテラン・渡辺いっけい、ドラマ「天花」や映画『ラブ☆コン』の藤澤恵麻らが脇を固める。
 監督は『紀雄の部屋』『狼少女』『アイランドタイムズ』で注目を集めている、気鋭の若手監督・深川栄洋。原作の持つ切ない魅力を見事にスクリーンへと描き出した。
 また、『同級生』は、同じ原作者による書き下ろし小説の映画化『体育館ベイビー』と同日公開される。同じキャストによるふたつの作品は、異なった物語でありながら互いにリンクし、2作品を観ることでより深く作品の世界を楽しめるに違いない。

ストーリー



高校3年生の柴原潤(中村優一)は競泳部のエース。しかし、夏のインターハイに向けた予選でライバルの村井直樹(高橋優太)に負けてしまい、父親で監督の保(渡辺いっけい)から、水泳をあきらめ受験勉強に専念するように言われてしまう。
 落ち込んでいた潤のもとに、見知らぬアドレスからメールが届く。北海道に住み、潤と同じ誕生日だという“ジュン”。同じ名前の潤とジュンは、その日からメル友となる。
 ある日、病院へといった潤は、車椅子に乗った少女・早川希実(桐谷実玲)に声をかけられる。潤と同じ高校で競泳部の1年先輩だった希実。病気で留年し、いまは潤と同じクラスとなっていたが、潤は彼女のことを思い出せず、傷つけてしまう。
 それから入院中の希実との連絡係をつとめることになった潤だが、気があわない希実とは、顔をあわせれば喧嘩ばかりの関係に。そんな希実との関係や、水泳のこと、受験のこと、潤は抱え込んださまざまな事柄をジュンとのメールで打ち明ける。いつしかジュンの言葉は潤にとってかけがえのないものになっていき、潤は顔も知らないジュンに、本気の恋愛感情を抱いていく……。

スタッフ

監督:深川栄洋
製作:大橋孝史、尾越浩文、奥出緑
プロデューサー:上野境介、棚橋裕之
エグゼクティブプロデューサー:植田龍太郎
原作:鹿目けい子
脚本:深川栄洋、鹿目けい子
撮影監督:安田光
美術:畠山和久
編集:和田剛
音楽:平井真美子、采原史明
主題歌:中村優一『同級生』
録音:宋晋瑞
助監督:水波圭太

キャスト

中村優一
桐谷美玲
高橋優太
久保翔
桜庭ななみ
川原真琴
永井朋弥
藤澤恵麻(友情出演)
渡辺いっけい

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