2008年/日本/カラー/??分/ 配給:アルタミラピクチャーズ

2008年5月10日、テアトル新宿にてロードショー 2008年5月24日、吉祥寺バウスシアターにてロードショー

©2008アルタミラミュージック

公開初日 2008/05/10

配給会社名 0335

解説



23才の高田渡が唄う貴重映像!

1972年に自主製作された記録映画「吉祥寺発赤い電車」(※1)の一部が約30年ぶりに発見された。この映画より、群馬・高崎音楽堂で歌う若かりし頃の高田渡が、映画冒頭に甦る。
高田渡が、“吉祥寺・いせや”に帰ってきた。

2003年。高田渡は、お気に入りの焼き鳥屋<吉祥寺・いせや>(※2)に今日もいる。いつものように焼酎を片手に語り尽くした。唄のこと、お酒のこと、好きな風景のこと、そして仲間やお客さんのこと。「ライブの中には僕がほとんど集約されてる。飲んでる時は、オマケだ!」そして、うたた寝をした…。
前作「タカダワタル的」の原点になった2001年・年越しコンサート

2001年の大晦日、下北沢ザ・スズナリ。おなじみの『仕事さがし』でコンサートの幕があがる。1969〜1971 年まで過ごした京都時代の代表的なラブソング『コーヒーブルース』は、毎日通った三条堺町の<イノダ珈琲店>が歌詞に織り込まれている。そして、京都時代以来の友人でもあり盟友のシバ作詞作曲による『ハッピーニューイヤーブルース』、フランスの画家マリ−・ロ−ランサンの詩を唄う『鎮静剤』と続く。いつも唄い続けてきた歌と、落語家も舌を巻くステージトークで客席は温かい拍手と爆笑に包まれる。
高田渡VS泉谷しげる これが最後の競演!

フォーク界の双璧、高田渡と泉谷しげるの本格共演が実現した。高田を「国宝」とリスぺクトする泉谷。「楽屋では静かでいい人なんですけどね」と挑発する高田。泉谷は、『おー脳』『春夏秋冬』を絶唱。二人が繰り広げる打々発止のやり取りに客席のボルテージも絶好調。観客を挑発し、時には毒づく泉谷の熱いステージに対し高田は、飄々となにくわぬ顔で、「泉谷さんがいたことは、忘れて下さい!」とあくまで応戦!果てることなく続くふたりの舌戦のゆくえは・・・。

前作『タカダワタル的』の原点となった映像を初公開。その魅力尽きない高田渡の唄に再び迫る!

ストーリー



高田渡と泉谷しげるの最初で最後の貴重な競演ライブを記録するとともに、彼らが愛した吉祥寺の焼き鳥屋での高田渡の口から語られる言葉の数々、彼らが残した音楽や生き様を最後のメッセージとしてフィルムに残す。

スタッフ

監督:白石晃士
製作:桝井省志
プロデューサー:土本貴生
企画:柄本明、高田友惠
撮影:白石晃士、長田勇市
編集:森下博昭
音楽監督:佐久間順平
整音:郡弘道

キャスト

高田渡
泉谷しげる
佐久間順平
キヨシ小林
冨岡雅佳
柄本明
ベンガル
綾田俊樹

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