かつて、ノルマンディーで
原題:Retour en Normandie
2007年カンヌ国際映画祭特別招待作品 セザール賞 最優秀ドキュメンタリー賞ノミネート
2007年/フランス映画/113分/カラー/Dolby SRD/1.85 配給:バップ+ロングライド
2008年07月25日よりDVDリリース 2008年2月9日、銀座テアトルシネマほかロードショー
(C) Les Films d'Ici-Maïa Films-ARTE France Cinéma-France 2006
公開初日 2008/02/09
配給会社名 0076/0389
解説
カンヌ映画祭で絶賛!現代ドキュメンタリー映画作家の最高峰の一人と称される名匠ニコラ・フィリベールから届いた、映画史に残る最高傑作!
『ぼくの好きな先生』『パリ・ルーヴル美術館の秘密』のニコラ・フィリベール最新作
至福の、奇跡の、祈りの映画。緑深きノルマンディーへ!
今から30年前、ある映画の現場で、一人の若き青年が助監督として初めての大仕事に関わりました。場所はフランス北西部、緑深い牧歌的なノルマンディー。実際の事件を元に、主要な登場人物すべてを地元の農民たちが演じた不思議な映画です。青年の名は、ニコラ・フィリベール。今や現代フランスの最高峰のドキュメンタリー監督となりました。30年が過ぎ、彼は再びその地を訪れ、かつての映画に出演した人々を訪ねます。
映画だけがおこせる奇跡がここにあります。—「もっとも光り輝く隕石」(ル・モンド紙)
『かつて、ノルマンディーで』は、世界にはまだ美しいものがあり、生きる価値があるのですよ、と語りかけています。そして最後に、ニコラ監督はこう付け加えます。
「この物語を語ろうとしたもうひとつの理由を伝えたい」。はたしてその理由とは?
映画館を出るとき、きっとあなたは、「映画」と「人生」を、もっと愛したくなっているはずです。
ストーリー
30年前に、ここノルマンディーで撮影された映画で、はじめてニコラ・フィリベールは助監督として重要な仕事を受け持った。
監督は、ルネ・アリオ。
その題材は、19世紀に、ここで実際に起きた農家の青年による衝撃的な家族殺し。アリオの試みは、主要な役を、事件が起きた村の農民たちに演じてもらうことだった。ニコラ・フィリベールは、そのキャスティングを任されたのだ。
そして30年の時が経った……。
ノルマンディーに戻ったニコラは、映画に出演した人々を訪ねる。映画の題材は陰惨なのに、彼らは、誰もが映画の思い出を楽しげに語る。彼らに流れた時間はさまざまだ。
父親役、母親役、妹役、主役になり損ねた男……ただ一人、ピエール・リヴィエールを演じたクロード・エベールの消息だけがわからない……。
スタッフ
監督:ニコラ・フィリベール
製作代表:セルジュ・ラルー、ジル・サンドーズ
撮影:カテル・ジアン
キャスト
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