原題:Until Death

2006年/アメリカ/カラー/113分/ 配給:アートポート、AMGエンタテインメント

2007年12月21日よりDVDリリース 2007年9月29日、銀座シネパトスほか全国順次ロードショー

公開初日 2007/09/29

配給会社名 0014/0644

解説


大いなる変貌! ジャン=クロード・ヴァン・ダムが挑む新境地、<真実>のアクション・ドラマがここに幕を開ける!!

スタローン、シュワルツェネッガーに続く、ニューアクションヒーローとして「タイムコップ」(1994)、「サドン・デス」(1996)などに主演し、その肉体を惜し気もなくスクリーンに叩き付けたジャン=クロード・ヴァン・ダム。今回、彼は既成のイメージを自ら打破してアンチ・ヒーローに挑む。かつては正義漢の麻薬潜入捜査官だったが現在ではドラッグに溺れ、家庭に悩みを抱え、摘発には手段を選ばないというダーティな刑事という難しい役どころを熱演。随所に見られるガン・アクションでの体技などは健在だが、それにプラスして重厚な演技を披露してくれている。

破滅的な人生を一気に走り抜け、さらに再生を試みて戦うヒーローをジャン=クロード・ヴァン・ダムが熱演するなか、それを支えるキャストも名演が光る。若手注目株のウェス・ロビンソン、若手バイプレーヤーとしてTVシリーズで常連のウィリアム・アッシュ。また思慮深い上司役として、味のある演技を見せるゲーリー・ビードルなど多彩な脇役陣に支えられている。なかでも異彩を放つのは、仇役キャラハンを演じるスティーブン・レイ。『クライング・ゲーム』(1992)で主演し、ニール・ジョーダン映画には欠かせない名優だ。

監督のサイモン・フェローズはCM界の俊才として現れ、独特の映像美でその名を知られている。ヴァン・ダムとは『ザ・コマンダー』(2005)で初顔合わせ、今回で二度目のタッグとなる。往年の70年代アクションを彷佛とさせるストーリーを描きあげたのはダン・ハリス。『Xメン2』(2003)、『スーパーマン・リターンズ』(2006)を手掛けた早熟の天才ライター!更にプロデューサーをつとめたのは、「ブラック・ダリア」「トリステンとイゾルデ」を手がけたモシュ・ディアマント!

ストーリー

刑事ストウ(ヴァン・ダム)は、麻薬組織の黒幕であるキャラハン(スティーブン・レイ)を追っていたが、あと少しのところで逃がしてしまう。犠牲者までも出した失態を攻められ、何もかもうまく いかない彼に妻ヴァレリーから呼び出しの連絡が入る。いい加減で仕事一筋な彼に不安を抱えていた彼女は妊娠を伝えるが、ストウの子ではない事を告げ、彼女を愛するマークの元へと行ってしまう。妻が去ったショックを打ち消すが如く非情な捜査を続行するストウ。だがキャラハンの罠により脳天を撃ち抜かれ、意識不明の重体となってしまう。植物人間 になってしまった身寄りのいないストウを、ヴァレリーは不安を抱えながらも世話をするのだった。半年後、奇跡的に意識を取り戻したストウ。しかし奇跡の復活を知ったキャラハンは最悪のシナリオを用意していたのだった・・・。

スタッフ

監督:サイモン・フェローズ
脚本:ダン・ハリス 
プロデューサー:モシュ・ディアマント

キャスト

ジャン=クロード・ヴァン・ダム
スティーヴン・レイ
ウェス・ロビンソン
マーク・ダイモンド

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