原題:?小平

文化大革命の荒廃から経済大国への道を切り開いた英雄の公式実録ドラマ

2003年/中国/35mm/カラー/シネマスコープ/115分 配給:中国映画の全貌2007

2007年7月21日(土)〜9月7日(金)「中国映画の全貌2007」新宿K's cinemaにて上映

公開初日 2007/07/21

公開終了日 2007/09/07

配給会社名 0870

解説


?小平を核にした党中央第二期指導グループの時代を描く。物語は3度目の失脚後、表に姿を現さない?小平に人々が希望を託したところから始まり、1976年「文化大革命」の収束を向かえた後、中国はどこへ向かうのかを問う。?小平は中国の国民を「左」の思想から脱却させ、「改革開放」へと導いた中心人物。 「改革開放」によって中国人の生活水準が「シャオカン小康(中流階級)」にまでなった。
中国独自の社会主義が成就していく姿、愛国主義精神とたぐいまれな指導力と才能、世紀の偉人としての魅力を兼ね備えた?小平氏の激動の半生を描く。

映画『?小平』は9年もの年月を費やして製作された。優秀なスタッフを集め、膨大な労力を投入して作り上げたものである。企画と準備の進行は中央政府や関係官庁の直接の指導により進められた。映画制作に向けての入念な準備が進められ、撮影チームは1年かけてアメリカや日本など世界中をロケして回り、映画が完成した。
映画の中には、1978年の?小平来日のシーンもある。富士山、新幹線、会社見学のシーンなどは日本側の協力も大きい。日産自動車では?小平が夫人のズオ卓リン琳と一緒に工場見学した時と同じ型のサンプルを用意した。また、松下電器では?小平訪問のシーン再現に百名近い職員を動員し、入り口で?小平を出迎えるシーンの撮影に協力した。その中には、実際の来日時に立ち会った職員もいた。少ないロケハンで撮影を順調に進められたのは、様々な協力を得たからこそ可能になった。

ストーリー

スタッフ

監督:ティン・インナン(丁蔭楠)
脚本:ロン・ピンピン(竜平平)、ガオ・イー(高屹)、
ティン・インナン(丁蔭楠)
撮影:セン・シンハオ(瀋星浩)
美術:ナー・スゥフェン(那樹楓)
作曲:チン・ダーチャオ(程大兆)

キャスト

?小平:ルーチー(盧奇)  
ズオ卓 リン琳:ワン・スー(王蘇)

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す