“アメリカ敗北”

2006年/トルコ/カラー/122分/ 配給:アット エンタテインメント

2007年11月23日よりDVDリリース 2007年6月23日、ロードショー 銀座シネパトスほか全国順次公開

(C)Pana Film (R)2006

公開初日 2007/06/23

配給会社名 0104

解説


イラク社会が熱狂した過激な反米アクション映画——ついに日本解禁!

トルコ歴代動員記録第1位。
イスラム諸国で大ヒット、西欧社会で社会問題に。

2006年2月、トルコで1本の映画が封切られ、瞬く間に記録的な大ヒットとなった。
トルコ映画史上最大の製作費をつぎ込み、公開前には首相を始め閣僚たちも観賞。
封切りから1ヶ月で400万人を動員。
社会現象と化した熱狂は、史上最大の動員記録を樹立。
さらに映画はイスラム圏全域を度巻。
しかし西欧社会では政治・大手マスコミも巻き込む上映反対運動にまで発展したドイツや、軍関係者に映画を見ないよう勧告したアメリカなど、様々な物議をかもした。

実話で幕をあける復讐アクション
映画は、2003年7月、イラク北部の戦場で実際に起きたアメリカ兵によるトルコ兵拘束事件で始まる。
トルコ国民にとって屈辱的で忘れられないその事件は、この映画が製作される原動力となった。
さらに、映画には、アメリカ兵による捕虜虐待事件やイスラム歌劇組織による欧米ジャーナリストの殺害など実際の事件や噂にインスパイアされたシーンが随所に盛り込まれ、イラク戦争の矛盾や不満を強烈にアピールしている。
親米の立場を取るトルコ国民があえて映画に託した、アンチ・アメリカ。
対立と報復の繰り返し、その戦いの果てにどんな正義が残されるのか——
それぞれの主義と暴力に埋め尽くされた映像、そしてカタルシスを残す結末が、イラクの戦場から遠く離れた日本にも問いかける。

ストーリー


スタッフ

監督:セルダル・アカル
製作:ラージ・シャシュマズ
脚本:ラージ・シャシュマズ、バハドゥル・オズデネル

キャスト

ネジャーティ・シャシュマズ
ビリー・ゼイン
ゲイリー・ビジー

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