原題:Leonie

100年前、ひとりで日本の地を踏み、天才を育てた女性がいた。 その名はレオニー。

第23回東京国際映画祭 特別招待作品

2010年/日本、アメリカ合作/上映時間:132分/スコプーサイズ/SRD 配給:角川映画

2010年11月20日(土)角川シネマ新宿ほか全国公開決定!!

(C)2010 レオニーパートナーズ合同会社

公開初日 2010/11/20

配給会社名 0058

解説


100年前、ひとりで日本の地を踏み、天才を育てた女性がいた。
その名はレオニー。

『ユキエ』『折り梅』で家族の絆を描き、のべ200万人動員の大ヒットを記録した松井久子監督。待望の3作目は世界の観客に感動を届けたいと、選んだ題材は世界的彫刻家イサム・ノグチの母レオニー・ギルモアの物語。ドウス昌代の「イサム・ノグチ〜宿命の越境者」に感銘を受け、推敲を重ねた脚本は14稿、作品完成までの道のりは7年に及んだ。その松井久子の熱意に、フランス・セザール賞の撮影監督永田鉄男や、アカデミー賞に輝く作曲家ヤン・A.P.カチュマレクなど世界で活躍する一流の映画スタッフが集結し、日米13都市にわたるロケ地での撮影を敢行。困難な時代に自らの意志で人生を切り開く、一人の女性の切なくも力強い生涯を感動的に描いている。出演は、『マッチポイント』『シャッター アイランド』 のエミリー・モーティマー、中村獅童、原田美枝子、竹下景子、柏原崇など豪華俳優陣がそろい物語をよりドラマチックに盛り上げている。

ストーリー

20世紀初頭のニューヨーク。これからは女性も仕事を持って生きる時代と、文学の道に進む夢を持ち、希望に満ちた人生が待っていたはずだったレオニー。しかし、一人の日本人の青年との出会いによって彼女の人生は波乱に満ちたものとなっていく・・・。レオニーは彼を愛し妊るが、男は一方的に日本へ帰国してしまう。シングルマザーとなった彼女は、子供とともにアメリカと日本の二つの国で、困難な時代を生き抜いていく。我が身の不幸を嘆くよりも、潔く運命を引き受け、自分らしく生きていこう。それが彼女の信念であり、また我が子に伝えたいたった一つのことだった。イサム・ノグチと命名された子供は、長じて「地球を彫刻した男」として世界中にその名を知られる芸術家と成長していくのだった。

スタッフ

製作・監督・脚本:松井久子
原作:ドウス昌代 『イサム・ノグチ 〜宿命の越境者』(講談社文庫)
プロデューサー:Ashok Amritraj、伊藤勇気、永井正夫 
撮影監督:永田鉄男
照明:佐野武治、Bruce Olinder
録音:久保田幸雄、BJ Lehn 、
美術:山口 修、Giles Masters
装飾:大坂和美、Lucy Leary
衣装:黒澤和子、Aggie Rodgers
音楽:ヤン・A.P.カチュマレク
企画・製作:レオニーパートナーズ合同会社

キャスト

エミリー・モーティマー
中村獅童
原田美枝子
竹下景子
吉行和子
中村雅俊(友情出演)
柏原崇
大地康雄
勅使川原三郎 
メアリー・ケイ・プレイス
クリスティーナ・ヘンドリックス

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す