守りたい——ただ、それだけだった。

2007年/日本/カラー/2時間04分(予定)/ 配給:東宝

2010年06月13日よりDVDリリース 2008年06月13日よりDVDリリース 2007年12月8日(土)全国東宝洋画系ロードショー

(C)2007 「マリと子犬の物語」製作委員会

公開初日 2007/12/08

配給会社名 0001

解説


2004年10月23日、新潟県小千谷市を中心にM6.8の直下型地震が発生。この新潟県中越地震で、闘牛や錦鯉の産地・山古志村(現長岡市)も完全に孤立、壊滅的被害を受けた。その村でこの物語は生まれた——。地震当日に出産した犬・マリが、人間が避難して荒廃した自然の中、16日後に助け出されるまで子犬を守りぬき、感動を呼び起こした。その“我が子(犬)と生き抜いた”姿は、復興の大いな励ましとなる。この奇跡的な実話を描いた絵本「山古志村のマリと三匹の子犬」(文藝春秋刊)を映画化。旧山古志村を含めた長岡市全域、及び三条市に渡って、地域の方々の全面協力のもと撮影される。『生きる元気』を与える奇跡と感動の物語、どうぞご期待下さい。

ストーリー


山古志村に住む石川家は、優一(40)、その子供の亮太(10)と彩(5)、祖父優造(75)の4人家族。そして愛犬マリ・子犬たちと仲良く暮らしていた。 新潟県中越地震が発生し、マリは倒壊した家の下敷きになった彩と優造を助けようとするが、二人の上の大きな梁をどうする事も出来ない……。
救助が来るまで飼い主から離れなかったマリだが、ヘリに乗せてもらえず、犬四匹は村に取り残される。悪天候が続き餌もない中、子犬を危険から必死に守るマリ。長岡市の避難所では、彩と亮太がマリたちを助けられなかったことに胸を痛め、無事を願っていた。嵐の接近情報を聞いた彼らは、マリたちを助けに行く事を決意する。それぞれが大切なもののため、大きな力に立ち向かっていく……。

スタッフ

原作・著:桑原眞二/大野一興
絵:ikko(文藝春秋刊)
監督:猪股隆一
製作プロダクション:東宝映画
日本テレビ・東宝提携作品
製作:「マリと子犬の物語」製作委員会

キャスト

石川優一:船越英一郎
長谷川冴子:松本明子
石川亮太:広田亮平(子役)
石川彩:佐々木麻緒(子役)
安田啓一:高嶋政伸
関根博美:小林麻央
児島忠志:小野武彦
石川優造:宇津井健

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