原題:The Happiness

第7回 東京フィルメックス正式出品作品

2006年/日本/カラー/ビスタ1.85/モノラル/35mm/106分/ 製作:ディーツーゲイト、モンキータウンプロダクション 配給:エスピーオー

2009年04月24日よりDVDリリース 2008年9月20日(土)よりシネマート六本木にてロードショー! 2006年11月17日(金)〜11月26日(日)有楽町朝日ホールほかにて上映

(C)「幸福」製作委員会

公開初日 2008/09/20

配給会社名 0116

解説


主演は『キッズ・リターン』(96)『BROTHER』(01)等の名優・石橋凌。ほか、主に舞台等で活躍し、映画初出演ながら圧倒的な存在感で魅せた桜井明美や、『この世の外へ〜クラブ進駐軍』(04)の村上淳、『集団殺人クラブ』(03)の橘実里、『リアル鬼ごっこ』(08)、『ラストゲーム 最後の早慶戦』(08)の柄本明、『ゆれる』(06)『トウキョウソナタ』(08)の香川照之など、日本映画界に欠かせない豪華キャストがそろ
った。
イラクで起きた日本人人質事件を基にした『バッシング』で、2005年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選ばれ話題となり、東京フィルメックスでは最優秀作品賞を、テヘランファジル映画祭では審査員特別賞を受賞するなど、海外でも高い評価を得ている小林政広監督が、今度は一筋縄ではいかない大人たちの“しあわせ”をあたたかく静かに見つめた、心に沁みるラブ・ストーリーを完成させた。

ストーリー



白夜の季節が始まった——。北海道、勇払駅。ひと気のない閑散とした街に、グレーのジャケット姿にボロボロのスニーカーを履き、ボストンバッグを提げた中年男(石橋凌)がふらりと降り立つ。男は街外れの公園で、突然倒れるように眠ってしまう。場末のスナック「あすなろ」に職を見つけた中年女(桜井明美)は、公
園で行き倒れている男を介抱し、店に連れてくる。店のマスター(村上淳)は迷惑がりながらも、所持金の乏しい二人に夕食代を貸す。その晩、女は自分の家に男を連れ帰り、一夜を共にする。二人の奇妙な共同生活が始まるのに言葉は必要なかった。家族のない男と女の幸福さがしのドラマが始まる。

スタッフ

監督・脚本:小林政広
プロデューサー:佐々木満城・小林政広 
音楽:デビット・マシューズ
主題歌:上田正樹
配給:SPO
製作:エルテ建物管理(株)

芸術文化振興基金助成事業

キャスト

石橋凌
桜井明美
村上淳
橘実里
柄本明
香川照之

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