原題:The L.A. Riot Spectacular

2005年/アメリカ/カラー/74分/ 配給:ナウオンメディア

2007年03月23日よりDVDリリース 2006年11月18日〜12月15日、シネセゾン渋谷にて4週間限定レイト・ロードショー!

公開初日 2006/11/18

配給会社名 0502

解説


人種、メディア、ギャング、所得格差など現代アメリカが直面する様々な社会問題。ロサンゼルスは、そんな問題をひたすら抱える全米第2位の都市。そんな大都市で勃発した白人、黒人、アジア人ほかマイノリティ、そして金持ちからスラムまで、あらゆる人間を巻き込んだロサンゼルス暴動は、外部から見れば、殴る、蹴る、盗む、撃つ、火をつけるなど、見事なまでに「無秩序」を現した、一大スペクタクル・ショーのようだ。燃えろ、LA、騒げ、LA。天使の街(City of Angels)から炎の街へ。狂乱の“ロサンゼルス暴動”ショーにようこそ。

ストーリー




1991年ロサンゼルス。一人の黒人男性がフリーウエイを走行中、スピード違反のため、ロサンゼルス市警(LAPD)に停車を命じられた。男性が車から出ると、4人の警官から殴る、蹴る、の不当かつ過剰な暴行を受け、重傷を負ってしまう。しかし、近隣住民がその暴行の模様をホームビデオで撮影していたのだった。そのビデオは、TV局に売られ、全米そして世界中に放映、警察による人種差別的行動として非難された。その結果、警官4人は起訴され、裁判に掛けられる事になったのだが、この裁判の経過がアメリカ全土を騒然とさせた大暴動のきっかけとなるのだった。
“The LA Riot Spectacular”(原題)は、1992年に起こったロサンゼルス暴動をテーマに、その始まりから大暴動の模様までを、辛辣に、そして攻撃的に風刺したブラック・コメディである。
登場人物名は実名をつかい、実際に放映されたニュース映像を交え、人種、メディア、ギャング、経済格差など暴動に関連する現代アメリカが直面する様々な問題を、事実に基づき、キワドい表現盛りだくさんで、ブラック・ユーモアたっぷりにあぶり出した“実写版サウス・パーク”。2005年トライベッカ国際映画祭オフィシャル・セレクション作品。

スタッフ

監督・脚本:マーク・クラスフェルド

キャスト

スヌープ・ドッグ (ナレーター)
チャールズ・ダットン(ブラッドレーLA市長)
T.K. カーター (ロドニー・キング)
クリストファー・マクドナルド(クーン巡査)
エミリオ・エステベス(パウエル巡査)
ロニー・コックス(ゲイツLAPD署長)
ジュード・チコレッラ(バーノンLAPD副署長)
ウイリアム・フォーサイス(ジョージ・ホリデイ)

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