原題:TRANSAMERICA

2005/アメリカ/103分 配給:松竹

2006年7月22日、シネスイッチ銀座ほかにてロードショー 

公開初日 2006/07/22

配給会社名 0003

解説


「ブロークバック・マウンテン」等、多様なセクシャリティをモチーフにした作品が高い評価を受ける中、全米で話題沸騰のハ一トフル・ドラマ「トランスアメリカ(仮題)」。手術を待つトランスセクシュアルの主人公という難役に挑んだのは、人気TVドラマ「デスパレートな妻たち」でエミー賞を受賞したフェリシティ・ハフマン。ゴールデングロ一ブ賞で、ドラマ部門主演女優賞を獲得したのを始め、ナショナル・ボード・オブ・レビュー、トライベッカ映画祭他で、主演女優賞を受賞している。
クールで繊細な息子トビー役は、「ドーン・オブ・ザ・デッド」のケヴィン・ゼガーズ。「リバー・フェニックスの再来!」と評判の注目株。「ダンス・ウィズ・ウルヴス」のグレアム・グリーン、『ロッキー』シリーズのバート・ヤング等、実力派が脇を固めています。
監督は、短編作品が各国の映画祭で高く評価され、本作が長編デビューとなるダンカン・タッカー。トランスセクシュアル女性の友人との会話から生まれたアイデアを自ら脚本化。本作で、ドーヴィル国際映画祭・脚本賞を受賞しました。エブゼクティブ・プロデューサーは、フェリシティ・ハフマンの夫で名優の、ウィリアム・H・メイシー。
世にも複雑な関係の親子だけれど、愛さえあればいつだって答えはシンプル!忘れていたやさしさを思い出させてくれる、とびきりチャーミングな物語。

ストーリー

普通の女性として、LAでつつまし暮らすブリー。男性であることに違和感を持ち、肉体的にも女性になるための最後の手術を控えたトランスセクシュアルの彼女の前に、突然トピーという少年が現れる。
トビーはブリーが、”スタンレー”という男性だった頃に出来た実の息子だったのだ!過去に背を向けるブリーに、セラビストは「立ち向かいなさい。でなければ手術に必要な書類にサインはしない」と言い放つ。仕方なくNYへ飛んだブリーは、窃盗の罪で洵置所に入っていたトビーを、保釈金を払って出してやった。ブリーを教会から派遣されたボランティア女性だと思い込んだトビーの勘違いをそのままに、プリーは彼を養父の元へ送り返してしまおうと思い立つ。愛を忘れたブリーと、愛を知らないトピー。心の正しい置き場所を探す、不思議な親子の大陸横断の旅が始まる…。

スタッフ

監督:ダンカン・タッカー
製作総指揮:ウィリアム・H・メイシー

キャスト

フェリシティ・ハフマン
ケヴィン・ゼガーズ

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