原題:Gamera 3: Revenge of Iris

私はガメラを許さない 日本映画が到達した最高のSFXエンターテインメント! 世紀末の日本を大襲撃!ガメラ3遂に完成!!

1999年トロント国際映画祭

1999年/日本映画/カラー/108分/ 製作:大映・徳間書店・日本テレビ放送網・博報堂・日本出版販売 配給:東宝

2010年07月23日よりDVDリリース 2001年2月21日DVD発売 1999年8月6日よりビデオレンタル開始 1999年3月6日より東宝洋画系にて公開

(C)1999 大映・徳間書店・日本テレビ・博報堂・日本出版販売

公開初日 1999/03/06

配給会社名 0001

公開日メモ 眼光は鋭さを増し、甲羅の形状はさらに激しく先端を砥ぎ澄まし、その容姿には恐怖が漂う…はたして、ガメラは人類の敵になってしまったのか?

解説


壮大なスケール、究極のクオリティ、日本のSFX映画を、さらに新たな次元へ誘う『ガメラ3邪神〈イリス〉覚醒』が、いよいよスクリーンに登場します。驚愕と絶賛で迎えられた『ガメラ 大怪獣空中決戦』(95年)、『ガメラ2レギオン襲采』(96年)につづくシリース第3弾。本作は前2作をはるかに凌ぐ、最先端の技術と最高レベルの創造力の結晶であり、徹底的に描きこまれたSFX映像の迫力、超リアルなドラマの緊迫感、熱く、激しく、途覇もない恐怖が1999年の世紀末日本を、襲う!!
新生ガメラシリーズの高い評価は、監督・特撮・脚本を手がけた3人のクリエーターの力によるものです。監督・金子修介の実在感ある映像世界を創出する演出力。特技監督・樋口真嗣による、リアリティとワンダーが溢れる迫力ある画面構成。そして脚本・伊藤和典が描く、巧みな展開で思わず引き込まれてしまうテンポの良いドラマ。この日本のSFX映画を語るうえで、もはや欠かすことのできない3人のスーパークリエーターが、三たび結集して生み出された本作は、SFXエンタテイメント映画の最高傑作であると断言できることでしよょう。今回、ガメラはその姿を大きく変えました。眼光は鋭さを増し、甲羅の形状はさらに激しく先端を砥ぎ澄まし、その容姿には恐怖が漂う…はたして、ガメラは人類の敵になってしまったのか?さらに「ガメラとは何か?」という永遠の謎にも、遂に解明の手が伸びます。そして重要なキャラクターが人類の天敵、人口調節の役割を持った生体兵器(!?)とも推測される、殺戮生命体「ギャオス」。4年前、現代に蘇り、人類とガメラを苦しめたあの超危険生物が、今度は世界各地に大量同時発生。ガメラとの激闘を展開することに!さらに人類とガメラにとって最悪の脅威〈イリス〉も覚醒、ガメラは最後の決戦に挑むことに!…今度のガメラは本当に“恐い”、戦慄と恐怖のスペクタクルとなっているのです。

ストーリー



1999年。地球は異常事態に見舞われていた。人を喰う巨大怪鳥ギャオスが、世界各地で大量発生、被害が急速に拡大していた。女性鳥類学者の長峰真弓(中山忍)は、4年前、人類を恐怖に突き落としたギャオスに遭遇して以来、その災禍をくい止めるため、生態研究をすすめていた。が、謎は深まるばかりだった。 「私は、ガメラを許さない」4年前、東京を舞台としたガメラとギャオスの激闘の中で両親を失った中学生の少女・比良坂綾奈(前田愛)は、ガメラを憎みつづけていた。弟とともに親戚にひきとられ、奈良の小さな村で暮らしていた琴奈は、ある日、伝説の「柳星張」が眠るとされ人々から忌避される〈社(やしろ)の沢〉の祠で奇妙な卵状の物体を発見する…。 [社の沢]で綾奈が発見した卵状の物体は、ガメラが渋谷でギャオスを倒したまさに同時刻。ギャオスの苦悶の声に応えるかのように中から不思議な生物が覚醒した。綾奈がひの生物に<イリス>と名づけ密かに育てはじめる。それが恐怖の存在であると知りながら、いつか両親の敵、ガメラを倒してくれることを願って。<イリス>は綾奈の気持ちに呼応するかのように成長し、やがて彩奈の身に恐るべきことが…。

1995年以来、相次いで日本を襲う災厄に、政府は「巨大生物被害対策審議会」を設置。そこに招集された長峰は、内閣情報調査室に所属する妖艶な美女、朝倉美都(山咲千里)と出会う。美都は推測統計学に精通した天才ゲーム佐家の倉田真也(手塚とおる)をブレーンとして京都に擁し、ギャオスの大量発生とガメラの存在が、この先何をもらたすかを密かにシミュレートさせていた。 そして惨劇が起こった。ギャオスが東京・渋谷に出現。これを追ってガメラも飛来。週末で人々がひしめく中、犬激闘が展開される。ガメラは辛くもギャオスを撃減するが、炎と瓦礫が、街を、人を襲い、渋谷は地獄に変貌した。ギャオスの驚異以上にガメラを危険視する世論が高まる。かつてガメラと心を通わせた草薙浅黄(藤谷文子)は世論の深まるガメラヘの疑念にいたたまれず、長峰のもとへかけつける。浅黄は言う。今回のギャオス大量発生は・ガメラとレギオンの戦いで自然界のバランスが崩れたためであり、「もっと大変なことが起きているかもしれない」と…。

スタッフ

製作:大映、徳間書店、日本テレビ、博報堂、日本出版販売
製作協カ:lMAG10A
配給:東宝
総指揮:徳間康快
製作代表:加藤博之、石川一彦、小野清司、鶴田尚正
プロデューサー:土川勉、佐藤直樹、南里幸
監督:金子修介
脚本:伊藤和典、金子修介
撮影:戸澤閏一(J.S.C)
照明:吉角荘介
美術:及川一
録音:橋本泰夫
編集:冨田功
助監督:村上秀晃
製作担当:森加正
音楽:大谷幸

<特撮STAFF>
特技監督:樋□真嗣
撮影:村川聡
照明:林方谷
美術:三池敏夫
造形:原□智生
編集:奥田浩史
視覚効果:松本肇
操演:根岸泉
助監督一:神谷誠
製作担当:梶川雅也

キャスト

震峰真弓: 中山忍
比良坂綾奈: 前田愛
草薙浅黄: 藤谷文子
朝倉美都: 山朕干里
倉田真也: 手塚とおる
守部龍成: 小山優
守部美雪: 安藤希
日野原繁樹: 堀江慶
桜井: 八嶋智人
大迫力: 螢雪次朗
斉藤審議官: 本田博太郎
野尻明雄: 川津祐介
回想の綾奈: 前田亜季
官房長官: 加藤博之
知美: 竹村愛美
早苗: 藤崎安可里
夏子: 山口日記
ホームレスA: 掛田誠
比良坂悟: 伊藤隆大
0LDMAN: CRIS DALUZ
GUIDE: LARRY OCAMPO
OLD WOMAN: LILI CANTUPAY
「サ・ワイド」女性司会者: 勝恵子
「ザ・ワイド」プロデューサー: 渡辺いっけい
「サ・ワイド」コメンテーター: 小沢遼子
「サ・ワイド」司会者: 草野仁
「今日の出来事」キャスター: 鷹西美佳
臨時ニュースのアナウンサーA: 増田隆生
臨時ニュースのアナウンサーB: 舟津宣史
臨時ニュースのアナウンサーC: 角田久美子
渋谷のレホーター: 小松みゆき
ウェザーキャスター: 松本志のぶ
臨時ニュースのアナウンサーD: 松永二三男
駐在: 徳井優
京部駅附近の警官: 伊集院光
女性キャンパー: 仲間由紀恵
渋谷センター街の女子高生: 三輪明日美
八洲海上保険応対の社員: 生瀬勝久
かいれいチーフ: 廣瀬昌亮
かいれいクルーC 鴻上尚史
かいれし、クルーA 石橋保
綾奈の母: かとうかずこ
日野原・夫: 斉藤暁
医師: 田ロトモロヲ
日野原・妻: 根岸季衣
綾奈の父: 三田村邦彦
ガメラ: 福沢博文
イリス: 大橋明
戦闘指揮所・連隊長: 渡辺裕之
航空総隊・コントローラーA: 上川隆也
航空総隊・先任管制官: 石丸謙二郎
航空総隊・司令: 津川雅彦
刀自: 清川虹子

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