原題:Banlieue 13

2005年フランス映画祭横浜上映作品 (公開題名:バンリュー13)

2004年10月10日フランス公開

2003年/フランス/カラー/95分/ 配給:ザナドゥ

2006年12月08日よりDVDリリース 2006年7月15日、新宿トーア、お台場シネマメディアージュ、渋谷シアター・イメージフォーラム、にてロードショー

公開初日 2006/07/15

配給会社名 0103

解説


NO CG!NO STUNT!NO WIRE!
驚異の男たちの圧倒的なパワーと存在感をここに叩きつける!

リュック・ベッソン製作&脚本のノンストップ・リアルアクションがフランスから到着!
6年ぶりの自身の監督作『アンジェラ』をはじめ、待望の続編『トランスポーター2』、初のホラー『ハイテンション』など、2006年だけでも話題作の公開が目白押しのリュック・ベッソン。ヨーロッパ各国及び、南米にていち早く『マッハ!』の独占配給権を獲得し、世界にアクション映画の進化系を提示した彼が、今度は自らが製作を手がけ、フランス産ノンストップ・リアルアクションを完成させた!本国フランスで公開されるや、1ヶ月で90万人の観客を集める大ヒットを記録した痛快作がいよいよ日本に上陸!

これが人類の極限値。高層ビルを飛び越え、敵の弾丸の間を駆け抜けろ!
CG、スタント、ワイヤーは一切使用しない。引力など存在しないかのように、ビルとビルの間を飛び越え、突進する車を跳ね除け、迫りくる弾丸の間を駆け抜けて敵を討つ。それは、肉体の躍動。霊長類ヒト科の極到。まさに人類の極限値。何千回にも及ぶリハーサルを繰り返し、すべての立ち回りを主演2人が作り上げたアクションシーンは圧巻の一言!すべてガチンコ、真剣勝負!!飛ぶ、跳ねる、廻る、越える、殴る、蹴る、投げる—それはまさしくアルティメット!

リュック・ベッソンの映画を支えてきた男たち!シリル・ラファエリとダヴィッド・ベル!!
ダミアンを演じるシリル・ラファエリはサーカス学校からスタントの道に進み、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』、『クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち』などに出演。レイトを演じるダヴィッド・ベルは、『YAMAKASI』のモデルとなった<パルクール>の創始者。監督には『トランス・ポーター』、『ダニー・ザ・ドッグ』では撮影監督を、『ジャンヌ・ダルク』、『TAXi2』ではステディカム・オペレーターを担当するなど「ベッソン組」としてキャリアを築いたピエール・モレル。リュック・ベッソンの映画を支えてきた男たちの満を持しての作品となったのが『アルティメット』である。

ストーリー







治安の悪い街を隔離するようになったパリ、2010年。郊外の地区・バンリュー13。そこには法律も安全も存在しない。学校も消え、警察すらも当てにはならない。抗争の絶えないギャングたちの武力と権力が全てを支配し、強い者だけが生き延びる。タハとその一味が支配するバンリュー13地区はそんな荒廃した地区の一つ。この地区で生まれ育ったレイトは、荒んだ街からドラッグを一掃しようと危険を承知で一人、タハに立ち向かっていた。妹・ローラと共にタハを警察に突き出すことに成功したと思われたのもつかの間、既にバンリュー13地区から撤収する手はずを整えていた警察は、面倒を避けタハを解放、レイトを拘束したのだった。ローラはタハにさらわれ、レイトは一人投獄される。

それから6ヶ月—。
ある日、パリ市内の警察本部では緊急事態が発生していた。政府の作った時限爆弾がタハによって盗まれ、バンリュー13地区に送り込まれていることが判明する。しかも、あやまって時限装置が作動、爆破までに残された時間はわずか24時間だった。武術のエキスパートであるエリート潜入捜査官ダミアンは的確な動きと常人離れした身体能力で、どんな任務もパーフェクトに遂行する重要な人材。そんな彼に、爆弾解除の指令が託された。しかし、通常何週間もリサーチを重ねた上で任務に挑むダミアンにとって、バンリュー13地区は未踏の地であり、あまりにも時間が足りない。難色を示すダミアンに対し、上官の命令は問答無用だった。まだ開発中のこの爆弾が爆破すれば、半径8キロ以内の人間約200万人の命が奪われてしまう。

バンリュー13地区の地理に不案内なダミアンにある人物があてがわれた。それは、半年前に投獄されたレイト。最初は反発する2人だったが、ダミアンは国を守るため、レイトは妹を救うため、無政府状態となったバンリュー13地区に潜入する。武器は己の肉体のみ。刻一刻と迫る時間のなか、2人の男の最後の戦いが今、始まった!

スタッフ

監督:ピエール・モレル
製作:リュック・ベッソン
脚本:リュック・ベッソン、ビビ・ナセリ
原案:リュック・ベッソン
撮影:マニュエル・テラン
編集:フレデリック・トラヴァル
録音:フレデリック・ウルマン
録音編集:アレクサンドル・エルナンデス、モード・ロンバール
ミキサー:ディディエ・ロザイック
音楽:DA.OCTOPUSSS
衣装:アレクサンドル・ロッシ、マルティーヌ・ラパン
美術:ユーグ・ティサンディエ
キャスティング:スワン・ファン(ARDA)
記録:イザベル・ケリオ
助監督:ステファン・グリュック
プロダクション・ディレクター:ティエリー・ギルマール
エグゼクティブ・プロデューサー:バルナール・グルネ(PUPPY PRODUCTIONS)
提供:アスミック・エンタテインメント

キャスト

シリル・ラファエリ
ダヴィッド・ベル
ビビ・ナセリ
トニー・ダマリオ
ダニー・ヴェリッシモ

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