原題:FIREWALL

2006年アメリカ映画/2006年日本公開作品/原題: Firewall 106分/6巻/2904m/シネマスコープ・サイズ/SRD・DTS・SDDS 日本語字幕: 杉田朋子 オリジナルサウンドトラック:ジェネオン エンタテインメント/ランブリング・レコーズ 配給:ワーナーブラザース

2007年12月07日よりDVDリリース 2006年08月04日よりDVDリリース 2006年4月1日、渋谷東急ほか全国ロードショー

(C) 2006 Warner Bros. Entertainment Inc. - U.S., Canada, Bahamas & Bermuda (C) 2006 Village Roadshow Films (BVI) Limited - All Other Territories

公開初日 2006/04/01

配給会社名 0085

解説


IT社会に生きる、すべての人がゾッとする。
4分に1回、銀行のネットワークは狙われている。

現代社会におけるすべての大企業は、もはやコンピュータ・セキュリティ なしには存在し得ない。
そして、これらのシステムは常に顔の見えない“強盗犯”の脅威にさらされている。
インターネットハッカーたちによる絶え間ない侵入、顧客データの流出、あるいは内部犯による横領。
例えば、ネット・バンキングがいまや当たり前のように行われているこの時代、
銀行のネットワークは4分に1回、狙われていると言われている。 それに対抗するのが、いたるところに設置された監視カメラ、二重、三重の身元照合、絶えず更新されるアクセスコード、
そして、外部ネットワークからの不正進入を阻止する電子の砦、ファイヤーウォールだ。だが、どれだけ精巧な対策を講じても、突破口を見つける者がいる。
どれだけ完璧なシステムであっても、あざ笑うかのように裏をかく犯罪者がいる——。

男の名は、ジャック・スタンフィールド(ハリソン・フォード)。銀行のコンピュータ・セキュリティ・システムの専門家だ。
彼が作ったセキュリティ・システムは、業界で最高、最強の防衛力を誇っている。
しかし、そこには彼自身も気づいていない弱点があった——。 その弱点に目を付けた強盗グループは、彼の個人情報のあらゆる部分に侵入し、彼の人生を完全に支配してしまう。
家族、プライバシー、自由、未来。たしかなものと信じていたすべてを奪われた男が受けた命令は、
自らが守るべき銀行のセキュリティ・システムに侵入し、金融資産を強奪すること。
現代ネットワーク社会の盲点をついた、最新の銀行強盗の手口——。
要塞のようなセキュリティ・システムの弱点、それは、設計者の男自身だったのだ——。退路を断たれた男は、全人生を賭して、自ら作り上げた最高レベルのファ イヤーウォールに挑むことになる——。

コンピュータ・セキュリティ最大の弱点は、それをつくった人間だった!

『ダ・ヴィンチ・コード』『24 TWENTY FOUR』などで
注目の話題の新進俳優たちが競演
主役のジャックを演じるのは、合衆国大統領、医師、刑事、弁護士、検事、潜水艦の艦長、CIAアナリストと、
あらゆる現代的主人公を体現してきた——闘う男、ハリソン・フォード。
犯人グループの首謀者、冷徹にして予測不能の男ビル・コックスを演じるのは、
今夏、公開される『ダ・ヴィンチ・コード』の悪役を演じる注目のカリスマ俳優ポール・ベタニー。
他にも、『24 TWENTY FOUR』の分析官クロエ役で有名な個性派女優メアリ−・リン・ライスカブなど
実力派揃いのスターたちがサスペンスを増幅させる。
脚本のジョン・フォートはいう、「これは脆さを描いた映画なんだ」と。
人生の脆さ、誰もが安全だと思いこんでいるプライバシーとセキュリティの危うさ。
ほとんどの人間は我が身に振りかかる危険の可能性を考えてもみない、しかし——。
はたしてネット犯罪の魔の手から逃れる術はあるのか!?
2006年、あなたの存在を揺るがす犯罪がスリラーになる。この恐怖からは、 誰も逃れることができない——。

JACK STANFIELD 氏名 : ジャック・スタンフィールド
職業 : 銀行のセキュリティ部門幹部
ミッション : 自ら作り上げた       
セキュリティ・システムに侵入すること

ストーリー




ファイヤーウォール: 内部ネットワークを守るため、外部ネットワークからの 不正進入を阻止する、コンピュータのセキュリティ・システム。

気がついたときには、逃げ道のない罠に落ちていた——。 ジャック・スタンフィールド(ハリソン・フォード)は、
シアトルのランドロック・パシフィック銀行の最高幹部。
コンピュータ・セキュリティのスペシャリストである彼が構築した盗難防止システムは、
業界で屈指の防衛力を誇っている。
絶え間ない不正侵入から銀行の資産を守る難攻不落の電子の砦、
ファイヤーウォール——しかし、そこには彼自身も気づいていない“穴”があった。
その弱点に目を付けたのは、ビル・コックス(ポール・ベタニー)率いる強盗グループ。彼らは1年以上かけてジャックの個人情報を徹底的に調べ上げ、ジャックの自宅に侵入、妻(バージニア・マドセン)と子供たちを監禁してしまう。
彼らの狙いは、ジャックではなく銀行の資産。
鉄壁の盗難防止システムのセキュリティホール、それは設計者のジャック自身。
セキュリティ・システムの構築者ならば、そのシステムを破ることができるはずだからだ。妻子の命を楯に犯人グループが要求したのは、銀行のファイヤーウォールに侵入し、
コックスの海外口座に$100,000,000を送金すること。 同時に、犯罪の証拠となるあらゆる電子データを抹消すること。
その過程で、ジャックは強盗犯の罪をも負うことになる。
味方となる人間は遠ざけられ、逆襲の手段はすべて封じられた。
金融業界の巨大企業アキュウエスト社との合併問題が、
ジャックの逆境をさらに過酷なものにしていく。
狡猾な犯罪者による監視のもと、
ジャックはこのまま銀行の資産強奪に手を下すほかないのか?
家族は無事に奪還できるのか?
完全無欠のはずの“ファイヤーウォール”に突破口は見つかるのか?
ジャックの孤独な戦いが始まった——。

スタッフ

監督:リチャード・ロンクレイン
製作:アーミアン・バーンスタイン
   ベイジル・イヴァニク
   ジョナサン・シェスタック
製作総指揮:ブルース・バーマン
      グレアム・バーク
      ジェフ・クリフォード
      デイナ・ゴールドバーグ
      チャーリー・ライオンズ
      ブレント・オコナー
脚本:ジョー・フォート
撮影:マルコ・ポンテコルヴォ
プロダクションデザイン:ブライアン・モリス
編集:ジム・ペイジ
音楽:アレクサンドル・デプラ

キャスト

ハリソン・フォード — ジャック・スタンフィールド
ポール・ベタニー — ビル・コックス
バージニア・マドセン — ベス・スタンフィールド
メアリー・リン・ライスカブ — ジャネット・ストーン
ロバート・パトリック — ゲイリー・ミッチェル
ロバート・フォースター — ハリー・ロマノ
アラン・アーキン — アーリン・フォレスター

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