これは、再び笑顔を取り戻した人々の勇気と感動の実話。

2006年/日本/カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル/125分 配給:東映

2007年06月27日よりDVDリリース 2006年11月25日、全国東映系にてロードショー

(C)2006『ありがとう』製作委員会

公開初日 2006/11/25

配給会社名 0004

解説


1995年1月17日未明、震度6の激しい揺れが、神戸市一帯を襲った・・・
本映画の原作となる「ありがとう」は、今もシニアツアーで活躍中のプロゴルファー古市忠夫氏を主人公としたノンフィクション。
古市氏は神戸市鷹取商店街でカメラ店を営んでいた時に被災し、友も家も財産も失った。
が、もともと地元消防団のボランティア活動をしていた古市氏は、街の復興に奔走する一方で、自らプロゴルファーを志し、
還暦を目前にしてプロテストに合格するという快挙をやってのける。
この実話をもとに、映画は震災で崩壊した街の復興と、古市氏自身のプロテストへの挑戦、そして、それを陰で支える夫婦愛を
物語の軸とした、観た人に勇気と希望をあたえる娯楽感動作品が完成。
冒頭40分にも及ぶ震災場面と人々の再生する姿に込められた、真摯なメッセージを感じ取って欲しい。

ストーリー






1995年1月17日未明、神戸市を突然の激しい揺れが襲った。
地響きとともに家々は倒壊し、ビルは崩れ落ち、高速道路はなぎ倒されていった。
やがて火災が発生し、火は三日三晩燃え続け、鷹取商店街では995棟が全焼、105名が命を落とした。
古市忠夫は、街の復興に向けてボランティア活動に取り組む。「わしら、生かしてもろてんねん。生かしてくれた人に感謝せな」
苦しい日々を、励まし励まされながら奔走する。そんなある日、忠夫は自分の車が無事だと知らされる。
車のトランクを開けると、忠夫は愕然となった。そこには震災の業火を免れた、無傷のゴルフバッグが横たわっていた。「奇跡や!」
街が徐々に復興へと向かう中、忠夫は焼け残ったゴルフバッグの衝撃に突き動かされるかのように、
ゴルフのプロテストへ挑戦することを決意する。
呆れ顔の家族と街の人々が見守る中、忠夫の猛練習が始まった。

スタッフ

監督:万田邦敏
プロデューサー:仙頭武則
原作:平山譲「ありがとう」(講談社文庫刊)

キャスト

赤井英和
田中好子
薬師丸ひろ子
尾野真千子
前田綾花
光石研
尾美としのり
柏原収史
高橋和也
今福將雄

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す