第18回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門に出品

2005/139min/日本/カラー 配給:東京テアトル

2007年05月26日よりDVDリリース 2006年5月20日、東京都写真美術館ホールにてロードショー

(C)2005 Adan Production Committee

公開初日 2006/05/20

配給会社名 0049

解説


奄美大島でその生を全うした異端の日本画家・田中一村の一生を描く。

昭和52年9月。ある日本画家が独りさびしく奄美大島で息を引き取った。その名は田中一村。若くして天才と呼ばれながら、独学で画業に励み、その晩年には絵描きとして生涯最後の絵を描くために奄美大島に渡り、その死の寸前まで魂と執念をキャンバスの中に描き切り、69歳の生涯を終えた。本作は、実在した孤高の画家の39歳から69歳までを描いたフィクションである。奄美群島日本復帰50周年記念映画として製作された。

一村を演じたのは榎木孝明、また古手川祐子、木村文乃、村田雄浩、加藤剛他、実力派が脇を固める。監督は『地雷を踏んだらサヨウナラ』(99)、『みすゞ』(01)など、実在の人物の映画化に定評のある五十嵐匠。

ストーリー



幼少の頃から絵の天才として期待されながら、画廊から遥か遠くに身を置き、
信じる道をひたすら突き進んだ最高の日本画家、田中一村。昭和33年、50歳で
奄美大島に渡った一村は極彩色の自然に包まれて、画家として最高の、最後の一枚を描こうと決意する。

スタッフ

監督:五十嵐匠
総指揮:吉田嘉明
総合プロデューサー:水野清
脚本:松山善三
題字:鳥宮暁秀
後援:鹿児島県名瀬市/鹿児島県瀬戸内町/奄美大島宇検村/栃木県/栃木市/栃木市教育委員会/真岡市

鹿児島県推薦
協力:シネマパニック

平成17年度文部科学省選定作品

キャスト

榎木孝明
古手川祐子/木村文乃/村田雄浩/加藤剛/中村嘉葎雄
犬塚弘/不破万作/笹野高史/吉満涼太

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