原題:THE ADVENTURES OF SHARKBOY AND LAVAGIRL IN 3-D

「イイ夢、見せてやるッ!」

2005年6月10日全米公開

2005年/アメリカ/93分/カラー/ドルビーデジタル/DTS/SDDS 配給:ソニー・ピクチャーズエンターテインメント

2006年07月12日よりDVDリリース 2006年2月4日 シネマミラノほかにて公開

公開初日 2006/02/04

配給会社名 0042

解説


シャークボーイ&マグマガールとともに夢世界「よだれ惑星」を救え!

10歳の少年マックスがいつも夢見る世界=「よだれ惑星」は、サメに育てられ、エラとヒレと牙を持つ少年「シャークボーイ」と、火山で生まれ、炎とマグマを自在に操る少女「マグマガール」という2人のスーパーヒーローが活躍する奇想天外なアドベンチャーの舞台。ある日、「よだれ惑星」が何者かに壊され始めた。マックスはシャークボーイとマグマガールとともに「よだれ惑星」を構成する“7つの立体「夢」世界”=「意識の河」「時空の回廊」「夢の墓場」「混迷の海」「思考の列車」「お菓子の大地」「氷の城」を攻略し、大事な“夢”を守る闘いに挑む。

飛び出る立体映画『スパイキッズ3-D』のロバート・ロドリゲス監督最新作!

『デスペラード』、『スパイキッズ』シリーズ、そして最新作『シン・シティ』でも注目のロバート・ロドリゲス監督が、またまた子供たちの夢をかなえるプロジェクトにチャレンジ!監督だけでなく、製作、脚本、撮影、編集、音楽と、八面六臂の大活躍を見せ、新たなる“3-D立体映画”を生み出した。ロドリゲス監督の息子と同じ名前を持つ主人公の少年マックスには、『ミスティック・リバー』『フォーチュン・クッキー』『ドッジボール』などで存在感の溢れる演技を見せたケイデン・ボイド。華麗なアクションを披露するシャークボーイには、俳優としてのキャリアだけでなく、格闘技の世界でも3度のジュニア・ワールド・チャンピオンに輝いた経験を持つテイラー・ロートナー。悩み多きキュートなヒロイン、マグマガールには、TVCMの世界で活躍し、本作が映画デビュー作となるテイラー・ドゥーリー。さらにパパ役に『スクリーム』シリーズや『25年目のキス』で知られるデヴィッド・アークエット、ママ役に人気TVシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」のクリスティン・デーヴィス、そして宿敵・エレキ魔王には現在最もホットなコメディースターであるジョ
ージ・ロペスら実力派俳優たちが熱演。子供たちの夢物語にリアリティを加えている。

7歳の子供が原案!「夢」が飛び出る3-D立体映像を体感せよ!

原案は、ロドリゲス監督の7歳の息子、レーサー・マックス。彼が空想の中で生み出し、長い間書きためてきたユニークなスーパーヒーローたちの冒険物語を基に、ロドリゲス監督が“夢が現実化”するアイディアと“夢の大切さ”をテーマに盛り込んで脚本化。息子が作った夢物語を、かつて自分が子供の頃に味わった夢のような“飛び出る映画”体験として再現してみせた本作は、まさに子供の夢そのものをスクリーンに映し出した映画。
また、ロドリゲス監督の妻でマックスの母親であるエリザベス・エイヴェランも製作として参加。これぞ家族ぐるみで作られた、家族揃って楽しめる正真正銘のファミリー・ピクチャー。映画館で「3-D立体メガネ」をかけて夢が飛び出る驚異の《3-D立体映像》を体感せよ!

ストーリー



少年マックスの唯一の友達は、夢の中のスーパーヒーローたち!

マックス(ケイデン・ボイド)は夢見がちな10歳の少年。彼が頭の中で創り上げた、サメに育てられ、エラとヒレと牙を持つスーパーヒーローのシャークボーイ(テイラー・ロートナー)と、火山で生まれ、マグマを自在に操るスーパーヒロインのマグマガール(テイラー・ドーリー)を心の友とし、彼らの生い立ちやその活躍ぶりを”夢日記”に綴っていた。

その内容を学校で発表したところ、マックスはクラスの子供たちからバカにされるハメに・・・。さらにマックスを目の敵にするいじめっ子のライナス(ヤコブ・ダヴィッチ)とその仲間たちによって、大切な“夢日記”がうばわれてしまう。

その夜、シャークボーイとマグマガールの夢を見ていたマックスは、目覚めた時に 何者かがいる気配を感じてキッチンへ。そこへ現れたのはナント、本物のシャークボー イとマグマガールだった。しかしドタバタしていると、目を覚ましたパパ(デヴィッ ド・アークエット)とママ(クリスティン・デーヴィス)がキッチンに来てしまう。 するとシャークボーイもマグマガールも姿を消していた。そのことを話しても当然パパもママも信用してくれず、それどころか、そんなマックスの空想グゼが原因で夫婦ゲンカが始まってしまう…。

「よだれ惑星」からシャークボーイとマグマガールが迎えに来た!
翌朝、学校へ出かけたマックスはライナスから“夢日記”を取り戻そうとするが、 それが原因でエレクトリシダッド先生(ジョージ・ロペス)からしかられる。それでもやっとの思いで“夢日記”を取り返すが、中はライナスが悪意をもって描き込んだ落書きだらけになっていた。マックスの怒りが爆発したその時、突然、本物のシャー クボーイとマグマガールが教室へと飛び込んでくる。なんでも二人が暮らす星=「よだれ惑星」に危機が訪れ、創造主(想像主?)であるマックスの力が必要だというの だ。

ゴーグルをつけて彼らのロケットへと乗り込んだマックスは、アッという間に太陽系を飛び越え、「よだれ惑星」へと到着。しかしそこはすでにマックスが空想した時とは違う世界へと変っていた。シャークボーイの住み家である海は凍り、子供たちが楽しく遊ぶために作られたジェット・コースターはノンストップで走り続ける拷問マシンに! それは子供たちの夢のすべてを奪おうとしているエレキ魔王(ジョージ・ ロペス/2役)の仕業。悪の化身・マイナスとなったライナスと手を組み、マックスの夢の世界を破壊しようと企んでいたのだ。タイムリミットはわずか45分!

7つの立体「夢」世界を攻略し、大事な「夢」を守れ!

自分の夢の世界をもとに戻すために“夢日記”が必要と考えたマックスたちだが、 残念なことに“夢日記”は地球に置き忘れたまま。それならマックスに新しく楽しい夢を見てもらえばいいと、シャークボーイとマグマガールはマックスを「お菓子の大地」へ連れていく。しかしそこにたどり着くまでの乗り物「思考の列車」が事故を起こしたり、「お菓子の大地」に着いてもパパとママにそっくりなクッキージャイアン トに襲われたりと、トラブルが連発。なんとか眠りについても見るのは悪夢ばかり。 その上、エレキ魔王がけしかけたコンセント犬まで襲いかかってくる始末。それでも仕掛けられた罠の数々を乗り越え、7つの立体「夢」世界を攻略し、再び、夢の世界 =「よだれ惑星」を元通りにしようとするマックスたち。そのためには氷の王女が持っ ているクリスタルハートが必要だと知り、「氷の城」へと向かう・・・。

果たして「よだれ惑星」の運命は!? そして、マックスは夢を信じる力を取り戻し、 自分の大事な夢を守り切れるのか・・・!?

これがマックスの「夢」世界!
よだれ惑星

マックスの夢に出でくる空想の惑星。「意識の河」「時空の回廊」「夢の墓場」「混迷の海」「思考の列車」「お菓子の大地」「氷の城」といった7つの立体「夢」世界 で構成されている。学校や規則がなく、ずっと遊んでいられる世界。なんて理想的!!

1.夢の墓場

不要となった夢が捨てられる場所。トッボロもここに捨てられた。

2.時空の回廊

夢の保管所である“夢だまり”まで連れていってくれる通り道。

3.思考の列車

頭の中で思いえがいた場所まで連れていってくれる列車。

4.お菓子の大地

クッキーの大地と、ミルクの川でできた、とても安全でスイートな場所。ここに行けばすぐに夢を見られる。

5.意識の河

氷の城へたどりつくための唯一の河。マックスたちはバナナパフェのカヌーに乗ってここを下る。

6.氷の城

氷の王女が住む場所。宝物のクリスタルハートがある。時間さえも凍らせてしまうほど寒い。

7.混迷の海

よだれ惑星のもととなっている数多くの夢がただよう海。

スタッフ

製作・脚本・撮影・編集・音楽・監督:ロバート・ロドリゲス
脚本:マルセル・ロドリゲス
製作:エリザベス・エイヴェラン
原案:レーサー・マックス・ロドリゲス
音楽:グレアム・レヴェル
視覚効果スーパーバイザー:サミール・フーン、コリン・ストラウス、
   グレッグ・ストラウス、ライアン・タドホープ、ロン・モルナー
CGスーパーバイザー:ヤニック・ウィリスキー、ケヴィン・バリー、
   マシュー・ヘンダーショット、ダガン・ポッター、ロドリゴ・テイゼイラ

キャスト

テイラー・ラウトナー(シャークボーイ)
テイラー・ドゥーレイ(マグマガール)
セイデン・ボイド(マックス)
ジョージ・ロペス(ミスター・エレクトリック)
デヴィッド・アークエット(マックスの父)
キルステン・デイビス(マックスの母)
ヤコブ・ダヴィンチ(ライナス/マイナス)
サーシャ・ピーテレス(マリッサ)

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