原題:HARAMI

ニンゲンナンテ ミナ バケモノダ 17歳の少女を待っていたのは、血の海に染まる大殺戮・・・

2005年/日本/カラー/ビスタサイズ/ステレオ/76分 配給:ステップ・バイ・ステップ

2005年12月16日よりDVDリリース 11月19日(土)〜12月9日(金)渋谷シネ・ラ・セットにてレイトロードショー (連日21:30より1回上映)

(C)2005「孕み-HARAMI-白い恐怖」製作委員会 オフィススカラベ/キャプラ/キックファクトリー/アトラス

公開初日 2005/11/19

公開終了日 2005/12/09

配給会社名 0652

解説



アイドルから大人の女優へ・・・前田亜季、主演最新作!
 
主演は『バトル・ロワイアル』(監督:深作欣二)、『リンダ リンダ リンダ』(監督:山下敦弘)、『最終兵器彼女』(監督:須賀大観/2006年春公開予定)など、巨匠から若手まで、誰もがその才能を認めた前田亜季。母性が芽生え始める17歳の少女という難役に挑戦。撮影は大雪の降り注ぐ岩手山の山中で敢行され、過酷な現場にチャレンジした。坂田役には現役プロレスラーで、バークリー音楽大学卒業の経歴を持つミュージシャンでもある矢口壹琅が抜擢。坂田の母親役を往年の日活ロマンポルノ時代から精力的に活躍するベテラン女優・絵沢萌子が演じるなど、個性的なキャスティングも見どころのひとつだ。

<ピンク映画>の実力派・田尻裕司が描く、人間という“バケモノ”の狂気

近年、オールナイトや映画祭の特集で、立ち見の出るほど人気のある<ピンク映画>。そのムーブメントを引き起こした「ピンク四天王」(瀬々敬久、佐野和宏、サトウトシキ、佐藤寿保)の次世代を担う監督たちとして、いまおかしんじ、上野俊哉、榎本敏郎、鎌田義孝、坂本礼、田尻裕司、女池充による「ピンク七福神」が登場した。その中で監督の田尻裕司は、『OLの愛汁 ラブジュース』(99年日本プロフェッショナル大賞7位、ピンク大賞ベストテン1位)、『淫らな唇 〜痙攣〜』(ピンク大賞ベストテン3位、技術賞)などで、その優しい眼差しと性愛だけに止まらない“男女のドラマ”を描く、確かな演出力に定評がある実力派。本作はかねてから念願だったホラーに初挑戦!未踏のフィールドでも鮮やかな手腕を発揮する。また脚本は、瀬々敬久監督の『ユダ』(映画芸術ベストテン第1位)、『肌の隙間』を手掛けた若手・佐藤有記。このふたりが初めてタッグを組み、美しい銀世界を背景に“人間=バケモノ”に潜んでいる狂気をリアルに描き出した。

ストーリー



ここでは、誰だってバケモノになる。
雪山で繰り広げられる、殺戮系ホラー!

妊娠中の17歳・ゆい(前田亜季)は、両親と一緒に、叔父夫婦の営むペンションで出産を迎えるはずだった。実感が持てず、他人事のように冷観しているゆい。両親はそんな娘を不気味に感じ、戸惑いを隠せずにいた。近くの山小屋に住む盲目の大男・坂田(矢口壹琅)は、長髪に無精髭。コートを何枚も重ね着し、杖代わりにスキーストックを持った異様な風貌。大人たちが気味悪がる中でゆいは、小鳥だけに心を許す寡黙な彼に強い興味を抱いてゆく・・・。ゆいと坂田、どこか謎めいたふたりが接触したことで、一家を巻き込んだ殺戮の悲劇が幕開けする。人間という“バケモノ”たちの胎動が雪山に響き始める!!

スタッフ

監督:田尻裕司

製作:鈴木裕治 野村正昭 北村敏彦 板垣耕三
プロデューサー:生駒隆始
脚本:佐藤有記
撮影監督:飯岡聖英
音楽:奥 慶一
キャスティング:久保智和
録音 :中居 司
音響効果:丹 雄二
CG  :陳 淵?
EED :亀山和寛
MA  :上林俊哉
ヘア&特殊メイク :河野顕子
操演 :小林正巳
助監督:池本 晋
メイキング担当:楢本 皓
タイトルデザイン:秋山京子

演出助手:海野 敦 茂木克仁
撮影助手:鶴崎直樹
照明助手:川内太郎
録音助手:森 義仁
美粧助手:知野香那子
衣装協力:堀田都志子
造形協力:奥村佑紀
車輌:フヂクラドライブクラブ 吉田徳一
制作進行:中田征吾 西本亮介
制作担当:林 大造
ロケーション統括:谷藤まさ子

キャスト

前田亜季 

矢口壹琅

高瀬アラタ 
中山 玲 
磯貝 誠 
はやしだみき

今井悠貴(子役)

絵沢萠子

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