原題:The Pacifier

全米公開2005年3月4日

2005/カナダ・アメリカ/95min 配給:ブエナビスタインターナショナル

2010年10月20日よりDVDリリース 2007年04月25日よりDVDリリース 2005年10月29日、渋谷東急系にてロードショー予定

(C)DISNEY ENTERPRISES,INC.

公開初日 2005/10/29

配給会社名 0069

解説


【ディズニー最強のヒーローは、史上最悪の<─ハウスキーパー>!?】

この秋、ひとりのヒーローが日本中のハートを釘づけにする。彼の名前は──キャプテン・ウルフ! アメリカ海軍特殊部隊が誇る戦闘マシーンにして、家族の絆とは無縁の孤独な男…そんな超ハードボイルドな彼に、新たなるミッションが下される。それは──炊事・洗濯・おむつ替えに、カモの飼育???
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズが贈る『キャプテン・ウルフ』は、任務遂行のために《ハウスキーパー》をするハメになった無敵のソルジャーのアンビリーバブルな2週間を描いた、完全無欠のエンターテイメント・ムービーだ。
不敗神話を誇るキャプテン・ウルフの前に立ちはだかるのは、生涯最大・最強の敵──慣れない家事と、制御不能の5人の悪ガキ兄妹!だが、悪戦苦闘の日々の中で、ウルフと子供たちの間には新しい《何か》が生まれていった。それは、もしかしたら《家族の絆》…?
抱腹絶倒のコメディと奇想天外なアクションの連続は、やがて感動のクライマックスへ──それは、誰の心もハッピーにしてしまう究極の《ディズニー・マジック・ムービー》。全米興行収入1億ドルを突破した大ヒット作がついに日本にやってくる!

アメリカ海軍特殊部隊のエリート、キャプテン・ウルフの新たなるミッション──それは、ある一家を護衛するために《ハウスキーパー》として潜入すること。だが、そこには思いも寄らぬ《危険》が待ち受けていた!
反抗期真っ只中の長女・ゾーイは、とにかく言う事をきかない。(これが軍隊であれば、命令違反で彼女はすでに死んでいるだろう。)悩み多きネクラの長男・セスは、授業サボりの常習者。(自らの義務を放棄するなど、軍人としてあるまじき行為である。)ちょっとオマセな8歳の次女・ルルは、鍛え抜かれたウルフの分厚い胸板を、“大きなおっぱい”扱い。(これは、筋肉だ!)ダンスを見ないと眠れない夜行性の次男・ピーターに、きわめつけは、次々とう○ち爆弾を放出する、最臭兵器の末っ子…。(戦闘技術は、彼らのオムツ替えには、微塵も役に立たない。)噛みグセの悪いカモのゲリーも、ウルフにとって悩みの種となっている…。(ゲリーを北京ダックにすれば、最高に美味だろう…)彼は、新たに決意した。──この任務を、絶対にやり遂げてみせる!!
腰に巻いた手榴弾ベルトには、ジュースパック一式と哺乳ビンを装着!よだれまみれのぬいぐるみと、肌にやさしいおむつ数枚は、持ち運びに便利なアップリケのかわゆいトートバッグへ格納!その完全装備ぶりは、確かに一ミリの隙もなかったが、肝心の家事は目を覆いたくなるほどスキだらけ。──いまここに、史上最悪(!?)のハウスキーパーが誕生した!
ウルフは、まだ知らない。この任務を遂行した先に、無敵の戦闘マシーンとよばれた男の人生を大きく変える《最高の奇跡》が、待ち受けていることを…。

主演は、『トリプルX』で一躍大ブレイクし、ハリウッドのトップ・スターとなったヴィン・ディーゼル。戦場では無敵だが、“家事をこなす一方で、敵を撃退しなければならない”という、史上最悪の状況に陥った男、《キャプテン・ウルフ》役を熱演。おむつ替えや、子守唄のダンスを踊ったりと、鍛え抜かれた屈強の男が右往左往する様は、とてもコミカルで、思わずクスリとさせられる。ヴィン・ディーゼルによって魂を与えられ、ここに、ディズニー史上最も強く、だが本当は、とても心優しい魅力あふれるキャラクターが誕生した。

ストーリー


【無敵の戦闘マシーンの新たなるミッション。それは──炊事・洗濯・育児・おむつかえ???】
              「この家事、マジで命がけです」

とある海岸で部下たちに極秘作戦の段取りを指示する男がいる。アメリカ海軍特殊部隊、ネイビーシールが誇る超エリート軍人、キャプテン・ウルフ(ヴィン・ディーゼル)だ。ウルフ率いる精鋭チームは誘拐された科学者、プラマー教授の救出に向かうが、ミッションは失敗。博士は殺害され、彼が開発した核発射阻止プログラム”ゴースト”が姿を消し、ウルフは不覚にも敵の銃弾に倒れる。

 2ヶ月後、怪我から回復したものの屈辱感に苛まれるウルフに、新たな任務が下される。それは、博士自らが”ゴースト”を保管した可能性のあるスイスの銀行にプラマー夫人(フェイス・フォード)が出向き、貸金庫のパスワードを模索している間、ハウス・キーパーになって留守宅を警備せよ!というもの。なるほど。だが、問題があった。夫妻には、トラブルメイカーの5人の子供がいたのだ!

恐る恐る玄関のドアを叩いたウルフを出迎えたのは、思春期の長女、ゾーイ(ブリタニー・スノウ)を筆頭に、愛想のない長男セス(マックス・エリオット)、おませな次女ルル(モーガン・ヨーク)、それとまだ幼い次男のピーターに赤ん坊のタイラー、以上の計5人に加え、すぐ耳に噛みつくペットのカモ、ゲリー。だが、相手が子供だろうと容赦はしない。ウルフは5人にミリタリー調の教育を施すことで主導権を握ろうとする。例えば、夜、家に侵入しようとしたゾーイのボーイフレンドを捕まえ、罰として腕立て伏せ20回を課したり、日曜日なのに早朝6時起床を命じたり。挙げ句、全員の腕に緊急ボタン付きの追跡ベルトを装着させて随時居場所を確認するウルフ流に、ゾーイはマジで反発する。「ちょっと、ここは軍隊じゃないのよ!」

もちろん、子供たちもやられっ放しじゃない。だが、彼らの“つるつる階段作戦”はベビーシッターのヘルガ(キャロル・ケイン)がウルフの身代わりになって失敗に終わり、それが原因で遂にキレたヘルガは仕事を放棄して逃亡。結果、ウルフが子供たちの世話も請け負う羽目になり、これが彼を一番へこませることになる。赤ん坊のウンチ攻撃に耐え、おしりの洗浄&おむつ替えに四苦八苦するウルフに、もはやエリート軍人の面影はなかった。

子供たちを学校に送り届けるのも、ウルフの仕事。ウルフは観念して後ろにピーターを背負い、前でタイラーを抱え、子供たちをミニバンに乗せて学校に急行。出迎えた教頭のマーニー(ブラッド・ギャレット)は嫌がるセスにレスリングを強要し、授業をさぼっているゾーイに停学をちらつかせる一見豪腕な奴だが、美人のフレッチャー校長(ローレン・グレアム)には口答えできない矛盾したキャラの持ち主。ウルフがそんな教頭の弱点を一瞬で見抜いたのは言うまでもない。

ある夜、プラマー邸に謎のニンジャ軍団が侵入する。狙いは定かじゃないが、もしかして”ゴースト”は銀行の貸金庫の中ではなく、邸内のどこかに隠されているのかも知れない。ウルフは側にあったモップやほうきを武器に応戦し、奴らを撃退。子供たちを危険から守り抜く。そして、レスリングとは対極にあるミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の練習にこっそり打ち込んでいたセスを勇気づけたり、そのセスの前で憎いマーニーをレスリング試合で打ち負かしたり、本当はパパを亡くして以降、無理して強がっていたゾーイの悲しみを癒したり、etc,…ウルフは徐々に子供たちの信頼を勝ち取っていく。そしてそれは、なかなか寝付けないピーターの前で、プラマー教授が息子のために作ったという子守歌”ピーター・パンダ・ダンス”をウルフが歌って踊った時、より確かなものになる。歌い終えたウルフに向かって、ピーターが「おやすみ、パパ」と呟いたのだ。ウルフはいつしかハウス・キーパーでもベビーシッターでもなく、子供たちにとって紛れもない”父親代わり”になっていた。 

 そんな時、スイスから一報が入り、遂に”ゴースト”の所在が明らかになる。だが、まさか、ウルフと子供たちを繋いだ例の”ピーター・パンダ・ダンス”が謎を解く鍵になろうとは・・・?!

スタッフ

監督:アダム・シャンクマン
製作:ロジャー・バーンパウム
   ゲイリー・バーバー
   ジョナサン・グリックマン

キャスト

シェーン・ウルフ:ヴィン・ディーゼル
ゾーイ・プラマー:ブリタニー・スノウ
セス・プラマー:マックス・シエリオット
ルル・プラマー:モーガン・ヨーク
ピーター・プラマー:ローガン・フーヴァー
          キーガン・フーヴァー
タイラー・プラマー:ボー・ヴィング
          ルーク・ヴィング
マーニー:ブラッド・ギャレット
ジュリー・プラマー:フェイス・フォード
クレア・フレッチャー:ローレン・グレアム

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