愛一途、白刃に映した 血のり化粧と乱れ髪。

2005年/日本/カラー/118分/ 配給:東映ビデオ

2005年10月14日よりビデオリリース 2005年10月21日よりDVDリリース 2005年3月26日より、新宿オスカー他でロードショー公開

公開初日 2005/03/26

配給会社名 0144

解説



愛した男が極道だった−−−初代・岩下志麻に始まって、二代目・十朱幸代、三代目・三田佳子と続いた日本映画の名ブランド『極妻』シリーズを、1999年に四代目・高島礼子が継承。
『極道の妻たち・赤い殺意』『極道の妻たち・死んで貰います』『極道の妻たち・リベンジ』を連打して大ヒットを記録.そして今回、2001年7月公開の『極道の妻たち・地獄の道づれ』以来、待望久し、実に4年振りに<礼子姐>が登場。
今や売れっ子、映画にテレビに大活躍の大輪の花・高島礼子が魅せるド迫力の姐御ぶり。
そこにもう一人、2004年のヒット作『花と蛇』で大ブレークした異色の女優・杉本彩が凄艶の極みとも言うべき大胆な魅力を放つ。演出には『新仁義なき戦い 謀殺』で見事観客を湧かせた、気鋭・橋本一が再び血の熱くなる東映看板番組に挑戦。原作・家田荘子(文藝春秋刊)、脚本・高田宏治の群像劇を、歯切れの良いダイナミックな映像で魅せる。
女盛りの華麗さと劇的展開の面白さ、加えてリアルなアクションが弾ける第一級のエンターテインメント。
キャストは『極妻』4年ぶりの高島礼子がシリーズ5作連続出演を果たして登場。愛する夫の為に命を賭けて復讐の鬼となる姐御・波美子をひとまわり大きくなった貫禄と演技力で熱演。これに一枚加わって、杉本彩が実力派の幹部たる夫に裏切られる韓国人妻に扮し、凄美のエロティシズムを放って共演。この二人に加えて、未向<みさき>、深浦加奈子、前田愛、さらに男性陣として山田純大(西郷組若者頭・恭平)、六平直政(西郷組小頭・松島)、保坂尚輝(菅沼組若者頭・河本)、寺島進(菅沼組若者・沖田)、松重豊(坂下組若者頭・長嶺)ら個性派が顔をそろえている。

ストーリー



関西のヤクザ社会を舞台に、跡目相続を巡る激烈な抗争を追って展開。
菅沼組初代組長から二代目に指名された若者頭・西郷龍二が何者かに殺害された。直ちに次の跡目候補を急ぎ決める組内の策謀。龍二の妻・波美子は、夫の死の真相を明らかにするまではと、二代目決定を急ぐ組の動きに反逆。一方、跡目を狙う実力若者頭・河本は、日本最大の組織・坂下組の大幹部の後ろ盾を得て、西郷組の姐・波美子と龍二の実弟・恭平を追い込むなど、対立は日を追って激化。そんな時、河本と故郷・韓国で苦労を共にしてきた妻・英玉が突然現れる。再会した夫には別の家族が!!
復讐に燃える波美子、裏切りの失意の中、波美子に心惹かれていく英玉。二人の妻たちの行く手には・・・。

スタッフ

製作:黒澤満
企画:松田仁
プロデューサー:山本勉、榊田茂樹
原作:家田荘子(文藝春秋刊)
脚本:高田宏治
撮影:仙元誠三(J.S.C)、栢野直樹(J.S.C)
照明:椎野茂
美術:山崎秀満
録音:鴇田満男
編集:川島章正
監督:橋本
製作:東映ビデオ株式会社
製作協力:(株)セントラル・アーツ

キャスト

高島礼子
杉本彩
山田純大
保坂尚輝
前田愛
未向(みさき)
深浦加奈子
菅田俊
榊英雄
六平直政

松重豊
家田荘子(特別出演)
矢野明
大木実

誠直也
山西道広
成瀬正孝
寺島進

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