原題:Ada Apa Dengan Chinta?

がんばれ、愛。

第17回東京国際映画祭::http://www.tiff-jp.net/

2004年/インドネシア/1時間52分/カラー/ビスタサイズ/ドルビーSR/日本語訳:松浦美奈 配給:エデン 提供:ジェネオンエインタテイメント・博報堂DYメディアパートナーズ・エデン

2005年08月24日よりDVDリリース 2005年3月5日より恵比寿ガーデンシネマにてロードショー!

公開初日 2005/03/05

配給会社名 0113

解説



 250万人をハッピーにした奇跡の大ヒット作!韓国、タイ、そして今インドネシアから、アジアの熱気を感じさせる、とびきりピュアで元気な映画かやってきた!

2002年のバレンタイン・デーに公開されるや若い観客層の圧倒的支持を受け、250万人以上の観客動員を記録したインドネシア映画興行史上最大のヒット作。この映画のヒットにより、長らく低迷していたかつての映画大国インドネシアは活気を取り戻し、同じく近年復活著しい韓国やタイなどに続いて、新しくエネルギッシュな作品を次々と送り出すようになりました。
その愛と勇気と感動がいっぱいのエネルギーは、マレーシア、シンガポール、韓国へと拡がり、遂に日本に上陸します!

物語は、初めての恋と友情の間で揺れ動く17歳の女子高生チンタ(インドネシア語で“愛”という意味)の青春の日々を切なくも爽やかに描いた純愛ラブストーリー。『世界の中心で、愛をさけぶ』よりもピュアで、『スウィング・ガールズ』よりも元気な21世紀の『リトル・ロマンス』の誕生です。

監督はこれが劇場用映画デビュー作となる新鋭ルディ・スジャルウォ。製作は、インドネシア・ニューウェイブのきっかけとなったオムニバス映画『kuidesak』(98)の監督で、国際的に高く評価された『エリアナ、エリアナ』(02)の監督、製作コンビでもあるリリ・リザとミラ・レスマナ。本作は2002年のインドネシアのアカデミー賞ともいうべきバンドン映画祭で作品賞、監督賞、主演女優賞他主要8部門を独占受賞しました。
主演は『囁く砂』(01)で数々の主演女優賞を獲得し、ラックス、パナソニックなどのCMキャラクターに選ばれて、中国のチャン・ツィイーに続くアジアを代表する若手女優NO.1との呼び声も高いディアン・サストロワルドヨとこの映画でデビューする“シンデレラ・ボーイ”ニコラス・サプトラ。音楽をインドネシアン・ポップス界のカリスマ、アント・ホードとメリー・グスロウが担当したことでも話題を呼び、アジア各国でサントラCDが映画と共に大ヒットするなど、いま、アジアで最も見逃せない一本です!

ストーリー



 チンタ(インドネシア語で“愛”)は詩を書くのが大好きな、明るくて元気な17歳の女の子。優しい両親と4人の親友たちに囲まれて幸せな高校生活を送っていた。毎年開催される校内の作詩コンクールで優勝まちがいなしと目されていた彼女だったが、今年優勝したのはちょっとクールで大人びた少年ランガだった。
 ランガのことが気になったチンタは、自分が所属する新聞部の取材でランガにインタビューを試みるが、あっさり断られてしまう。ランガの不躾な態度にチンタは憤り、最初は互いを快く思わない二人だったが、一冊の古い詩集を通じて次第に惹かれあうようになっていく。初めての恋に胸ときめかせるチンタ。しかし、ランガと親しくなればなるほど、それまで仲良く付き合っていた親友たちとの関係がギクシャクしていくのを感じていた。
 そんなある日、チンタは親友の一人アリヤからの電話に嘘をつき、ランガとのデートに出掛けてしまう。幸せいっぱいで家に帰ったチンタの元へ思いもよらぬ悲しい知らせが届く。それは、家庭内暴力に悩んでいたアリヤが自殺を図ったというものだった。幸い命に別状はなかったものの、その一件でチンタと親友たちとの関係はさらに悪化してしまう。 自分が許せないチンタは、ランガと別れる決心をする。やがて親友たちとの仲は時が解決し、再び女ともだちとの昔のままの学園生活を取り戻したチンタだが、彼女の心の奥にはランガヘの想いがさらにつのっていた。そんなチンタを見て、親友たちは彼女にランガと会って本当の気持ちを伝えるべきだと励ます。
 しかしその頃、ランガはアメリカヘの留学が決まり、空港へ向かっていた…。

スタッフ

監督:ニルディ・スジャルウォ
プロデューサー:リリ・リザ、ミラ・レスマナ
原案:ミラ・レスマナ、リリ・リザ、プリマ・ラスディ
脚本:ジュジュル・プラナント
撮影:ニロイ・ロラング
音楽:ニメリー・グスロウ&アント・ホード

キャスト

ディアン・サストロワルドヨ
ニコラス・サプトラ
ラディア・シェリル
シシー・プリシラ
ティティ・カマル
アディニア・ウィラスティ

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