原題:connie and carla

2004年/98分/アメリカ/翻訳:戸田奈津子 配給:UIP

2005年05月18日よりDVD&ビデオリリース 2004年11月13日(土)より日比谷スカラ座2にてロードショー

公開初日 2004/11/13

配給会社名 0081

解説



 今や同姓婚が法律で認められる時代。ジェンダー<性差>に関わる意識はどんどん進化していま。映画にもこれまで色んなパターンのジェンダーものが登場してきました。映像のマジックをいかして男女逆の扮装をしたり、性が入れ替わったりする名作は数知れません。
そしてまた1本、愛すべき映画が誕生しました。
 コニーとカーラは幼いころか<ディーバ>になることを夢見ている女性たち。それが、ひょんなことから『プリシラ』のようにドハデな<ドラッグ・クイーン>を装ってステージに立ち、あろうことか“男性”スターになってしまったのです。[女性のふりをした男性のふりをする女性]というユニークなひねりを効かせたチャーミングなラヴ・ストーリー。それがこの『CONNIE&CARLA コニー&カーラ』なのです。
ちょっとややこしいシチュエーション。自分を笑いのネタにして弾むようなユーモア。ショービズにかける熱い思いと切ない恋心。そして、ときに犯罪サスペンスまで注ぎこむ魅力的なストーリーを書き上げ、自らコニーを演じたのは、ロマンティック・コメディのインディ映画として史上最高の成績をあげた『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』でオスカー脚本賞候補になったニア・ヴァルダロス。いつも明るくポジティブなコニーとカーラは、ニア本人の体験に根ざすキャラクターです。男装することで改めて女性であることの素晴らしさに気づいた2人は、本来の自分を取り戻し、自分自身であることに自信を持ち、自分を正直に表現することで恋人もサクセスもゲットとなりますでしょうか。
 美しい(!?)男に扮して思いきりハジけるコニーとカーラはとっても痛快!でもやっぱり「女ってサイコー!」とつい叫んでしまう2人はもっとステキです。『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』のヒロイン、トゥーラと同じように、この映画の2人も「自分の幸運は自分でつかむ!」と決意します。これこそ今を生きる女のライフスタイル。一途に夢を追いかけ、夢をかなえる2人の笑顔がスクリーンの中でキラキラ輝いて、誰でもきっと勇気と元気をもらえることでしょう。

ストーリー


スターを夢見る、幼友達のコニ−とカーラは、偶然に殺人事件を目撃してしまい、身を隠すためにドラッグ・クィーンになりすましショーに登場する。絶妙なパフォーマンスと過激なトークでクラブのスターになった2人は、今まで経験したことのない絶賛を浴びるが・・・。

スタッフ

監督:マイケル・レンベック
制作:ゲイリー・バーバー、ロジャー・バーンバウム、
   ジョナサン・グリックマン、トム・ハンクス、リタ・ウィルソン
脚本:ニア・ヴァルダロス

キャスト

ニア・ヴァルダロス
トニ・コレット
デヴィット・ドゥカブニー
スティーブン・スピネラ

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