原題:OPEN WATER

79分間の恐怖! サンダンスからでてきた最も怖い映画

2004年8月6日全米公開

2004/アメリカ/79分/ビスタサイズ/ドルビーデジタル、SDDS、dts/字幕翻訳:野崎文子 配給:ムービーアイ・エンタテインメント

2005年11月16日よりDVDリリース 2005年6月25日、シネクイント、シネ・リーブルほかにてロードショー!

(C)2004 Plunge Pictures, LLC. All Rights Reserved.

公開初日 2005/06/25

配給会社名 0366

解説


2004年1月、サンダンス映画祭。
1998年 『バッファロー’66』、1999年 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』、2001年 『メメント』、2003年 『アメリカン・スプレンダー』…、常に若い才能を生み出し、世界から注目を集めるインディペンデント映画祭の最高峰において、「オープン・ウォーター」の上映会場は、立ち見が出るほど埋め尽くされ、観客はその驚異の映像に息を呑んだ。
CGやスタントは一切使用せず、主演俳優たちが本物の鮫のうごめく海の中で芝居をする、すべて「本物」の、いまだかつて誰も踏みこまなかった恐怖の領域。当初、全米19都市47館の限定公開が、あまりの衝撃的な内容・映像により全米は震撼、公開3日間の館アベレージでは、全公開作品中NO.1を記録!(※1)話題が話題を呼び、急遽、全米2709館で異例の拡大公開となった。そのニュースはすぐさま世界に広がり、続く全英公開でもダントツの1位を獲得。(※2) その勢いは止まらず、異例の世界26ヶ国での公開となり、大ヒットを連発。製作者の、アイデアと映画への愛情の溢れる1本のインディペンデント映画が、誰も予想しえなかったステージにあがっていった瞬間だった。

監督・脚本のクリス・ケンティスと妻でありプロデューサーであるローラ・ラウは、数年前にダイビング雑誌やニュースレターで目にしたある特殊な”真実の出来事”から、『オープン・ウォーター』の着想を得た。オープン・ウォーター<開放水域>に取り残されたダイバー達を中心とした出来事である。自身もスキューバ・ダイバーであるケンティスは、「これが他に類のない出来事なのか、あるいは頻繁に発生する出来事なのか」を調べ始めた。彼は、そのリサーチを通じて、非常にまれではあるが、これに似た出来事が実際いくつか起きていたことを知った。彼はまた、戦時中、アメリカの軍艦インディアナポリスが海に沈んで、漂流した兵士達のことについてもリサーチし、これらの記事から、広大な空や海に投げ出される脅威を経験することによって起こる人間の心と体の心理学的、生理学的変化について、さらに詳しく学んでいった。彼らはそれをベースに、独創的で痛ましく、身の縮む怖さを味わえる『オープン・ウォーター』の世界観を作り上げた。

週末と休日を利用して3年近くの時間を費やして撮影された『オープン・ウォーター』は、特殊効果やCGなどは一切使っていない。その代わりに主演俳優のブランチャード・ライアンとダニエル・トラヴィスは、本作に身も凍るような信憑性をもたらす本物の鮫を始め、あらゆる生物が生息する、海岸沖32キロの海原で120時間以上を過ごした。催眠にかかったようなアクアマリン色から危険な暗黒まで、息を飲むほど幅広い大洋の光をとらえながら、『オープン・ウォーター』は私たちの最も根源的な恐怖に迫っていく…。つまり、自分たちの快適な人生や関係を私たち人間がいかに当然と思っているのか、そしてそれがどんなに儚く脆いものであるかを、恐怖と共に思い出させてくれるのだ。
巨大で無差別な自然の脅威と対峙した時、「あなたならどうやって生き残る?」を観客に投げ掛ける、予測不可能・本能が悲鳴をあげる79分間。

※1 「MOVIELINE」調べ(8/6〜8) 興収1館当り
NO.1 「オープン・ウォーター」$22,021 NO.2 「Garden State」$15,431 NO.3 「コラテラル」$7,654

※2 「Screen Daily」調べ(9/10〜12 UK/アイルランド)3日間興収
NO.1 「オープン・ウォーター」$3,547,502 NO.2 「ターミナル」(UIP/2週目)$2,001,973 NO.3 「ドッジボール」(FOX/3週目) $1,785,745

ストーリー

 ワーカホリックの夫婦、スーザン(ブランチャード・ライアン)とダニエル(ダニエル・トラヴィス)は、7ヶ月も予定を延期してようやく取れたバカンスで、カリブ海に向かう。しかし、出掛けからふたりの携帯には仕事の電話がひっきりなしにかかり、スーザンはバカンスなのにパソコンを持参するという。ふたりはせっかくの休暇だから仕事から離れたいと思うのだが、仕事に追われている毎日のせいか、完全に忘れることはできない。ささいなことで口論になり、仲直りしてセックスしようとするもなんとなく気が乗らない...。愛が冷めた訳ではないのだが、ふたりは現実に追われる内に自然と距離ができてしまい、それを埋めるきっかけを失っていた...。  翌朝早く、ふたりはダイビングのツアーボート"リーフ・エクスプローラー号"に乗り込む。 「目的地は、マジックキングダム。そこで、みなさんを待っているのは—」 ボートは他のツアー客で満員。グループの輪に入らず「勝手にやろう」とダニエルは言う。 「ウツボ、アカエイ、エンゼルフィッシュ...、鮫もいますが見たくないひとは目をつぶっていればいい。この辺の鮫は人を襲わないので心配いりません」 ガイドが言い、ツアー客は水深18メートル、約35分間のダイビングへと意気揚々と海に飛び込んでいく。ダイビングを楽しむスーザンとダニエル。精神的に開放されたふたりは、この貴重なひとときを満喫する。しかし、ダニエルがウツボに見入っている間、海上のボートでは、今、まさに彼らが体験する最も怖い悲劇の序章が始まっていた...。  ふたりが満足して海面にあがってきた時、すでにスタッフの単純なミスで全員が乗ったと思い込み、ボートは彼らを残して岸に向かって去っていた...。  取り残されたふたりは、お互いに相手のせいだと文句を言いながらも、まだ助けが来るものだと思っていた。しかし、船が見えても向こうに気付かれず、徐々に脱水症状も起こしていき、海面の揺れに気分は悪くなる一方......、一向に変わらぬ状況に苛立ち、お互いを責める。しかし、この大海原に存在するのは相手の体のみ...、頼れるのはもうお互いだけなのだ。次第に彼らは気付く。 足は届かない 360度、岸は見えない 叫びは誰にも届かない 助けは来ない 酸素ボンベは残りわずか... ふたりが、自分たちの置かれた事態をようやく呑み込んだその時、無数の鮫が現れた...。

スタッフ

監督/脚本/編集:クリス・ケンティス プロデューサー:ローラ・ラウ 撮影:クリス・ケンティス、ローラ・ラウ 共同プロデューサー:エステル・ラウ 音楽.:グレーム・レヴェル 提供:ムービーアイ エンタテインメント+ポニーキャニオン+プレシディオ+日本テレビ放送網 配給:ムービーアイ エンタテインメント 宣伝:ムービーアイ エンタテインメント×ルビコン

キャスト

スーザン:ブランチャード・ライアン ダニエル:ダニエル・トラヴィス セス:ソウル・スタイン エステル:エステル・ラウ デイヴィスvマイケル・E・ウィリアムソン リンダ:クリスティーナ・ゼナーロ ジュニア:ジョン・チャールズ

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