2005年/日本/ 製作:映画「ガラスのうさぎ」製作委員会

2006年02月24日よりDVDリリース 2005年5月14日、シネリーブル池袋にてロードショー

(C)2005 映画「ガラスのうさぎ」製作委員会

公開初日 2005/05/14

配給会社名 0207

解説


映画「ガラスのうさぎ」は、12歳の少女・敏子が東京大空襲の体験を通して、戦争の本当の悲惨さや恐ろしさを知り、そして、その後の混乱と厳しい生活を生き抜きながら、平和への願いを渇望する感動の作品です。
 原作は、出版以来ロングセラーを続け、今日まで210万部を超えるベストセラーとして人々の間で読み継がれている名作です。また、海外でも高い評価を受け、多数の国で翻訳出版されています。
 企画・製作は、「5等になりたい。」の桂壮三郎。監督は「もも子、かえるの歌がきこえるよ。」で好評を得た四分一節子が担当しています。音楽は、映画「北の零年」、NHKスペシャル「大英博物館」などスケール感のある音楽を手がけている大島ミチルです。
 主人公・敏子役には、多数の中からオーディションで選ばれた最上莉奈。母親役には、円熟した演技でテレビドラマ、舞台、映画で活躍し、映画「学校」では、第17回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した竹下景子が出演します。

ストーリー



太平洋戦争末期、東京下町に住む少女・敏子は敗戦色が濃く物資が欠乏した厳しい世の中で、家族とともに一生懸命生きていました。しかし、昭和20年3月10日の東京大空襲で、敏子は母と二人の妹を失ってしまいます。焼け跡から、空襲の猛火で形の変わったガラスのうさぎを堀り出した敏子は、戦争の恐ろしさを目の当たりにします。更に疎開の途中、駅で米軍機の機銃掃射を受け、父までも亡くなってしまいました。たったひとりになった敏子は、絶望の果てに死を見つめ深夜の海辺をさまよいますが、「私が死んだら、お父さん、お母さん、妹たちのお墓参りは誰がするの。私は生きなければ……」と孤独と悲しみの中で、心を奮い立たせるのでした……。

スタッフ

監督:四分一節子
音楽:大島ミチル
脚本:小出一巳、末永光代
プロデューサー:出崎哲
製作:映画『ガラスのうさぎ』製作委員会、ゴーゴービジュアル企画、
株式会社マジックバス、アミューズメント総合学院、共同映画株式会社

キャスト

最上莉奈
竹下景子

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