原題:House of D

2005年4月15日全米公開

2004年/アメリカ/カラー/96分/ 配給:ショウゲート

2009年10月23日よりDVDリリース

解説

70年代ニューヨーク—─あの頃の僕達は、緑の自転車に夢中だった・・・。
少年とちょっと(?)年上の“ともだち”が繰りひろげるノスタルジックな感動ドラマ!!

「ターミネーター4」に大抜擢され、次世代ハリウッド・スターとして人気急上昇中のアントン・イェルチンと、<感動請負人>として数々のハリウッド大作に主演してきた名優:ロビン・ウィリアムズ、この二人がつむぐ心温まる感動作。

70年代のニューヨークを舞台に、少年とちょっと(?)年上の“ともだち”、二人の青春と友情をノスタルジックに描く。

監督は、何と劇場版「X—ファイル」でも話題となったデビッド・ドゥカヴニー、私生活では夫婦のティア・レオーニと共に出演も果たしている。

そして注目なのが、共演しているエリカ・バドゥで、彼女はMISIAとのコラボや、MISIAの名曲「Everything」の英語版をカバーして、日本の若い女性からの支持も熱いR&Bのシンガーである。

製作スタッフも豪華で撮影監督はマイケル・チャップマン。あのM・スコセッシ監督の初期(「タクシー・ドライバー」等)を支え、本作の後に撮影した傑作「テラビシアにかける橋」で惜しくも引退した。製作はアカデミー受賞作「クラッシュ」のボブ・ヤーリや、世界的大ヒット作「バックドラフト」のリチャード・B・ルイスが担当した。

ストーリー

1970年代初頭のニューヨーク。
少年トム(アントン・イェルチン)は、夫に先立たれ、悲しみから抜け出せずにいる母親(ティア・レオーニ)と共に静かに暮らしていた。
トムの楽しみは、彼が通う学校の用務員:パパス(ロビン・ウィリアムズ)と共に肉屋で配達のバイトをすること。
そして二人の夢は、ショーウィンドウに飾られている緑の自転車に乗ることだ。
病気のために、年上ながら心が子供のままのパパスとナイーヴなトムは、いつしかとても気が合う親友同士になっていた。
しかし、初恋を通じてトムが、少しずつ大人の階段を昇りはじめると、大人になれないパパスとの間に少しずつひびが入りはじめる。
そんな時、二人が憧れていた緑の自転車が盗まれてしまい・・・・。

スタッフ

監督:デヴィッド・ドゥカヴニー
製作:リチャード・B・ルイス、ボブ・ヤーリ、ジェーン・ローゼンタール
製作総指揮:ザンヌ・ディヴァイン、アダム・メリムズ、ジェフ・スコール
脚本:デヴィッド・ドゥカヴニー
撮影:マイケル・チャップマン
プロダクションデザイン:レスター・コーエン
衣装デザイン:エレン・ラッター
編集:スージー・エルミガー
音楽:ジェフ・ザネリ

キャスト

アントン・イェルチン
ティア・レオーニ
デヴィッド・ドゥカヴニー
エリカ・バドゥ
ゼルダ・ウィリアムズ
ロビン・ウィリアムズ
フランク・ランジェラ

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