原題:Open Range

逃げる場所もない。 隠れる理由もない。

2003年8月15日全米公開

2003年/アメリカ/スコープサイズ/ドルビーSRD、SDDS/140分/ 配給:日本ヘラルド映画

2007年12月21日よりDVDリリース 2005年06月03日より初回限定版DVDリリース 2004年11月05日よりDVD発売開始 2004年7月3日よりK's cinema、銀座シネパトスほか全国ロードショー

公開初日 2004/07/03

配給会社名 0058

解説


雷鳴轟く裁きの町に
悪に歯向かうカウボーイが2人
殺られた仲間の弔い合戦
生きて戻れる保障なし
男も惚れる荒野の男=コスナー&デュバルが
怒りの弾丸をブチかます!
多勢に無勢の荒野の決斗が、今、開幕する!

「ダンス・ウィズ・ウルブズ」でアカデミー作品賞・監督賞をダブル受賞した“西部劇最後のヒーロー”ケビン・コスナーと「地獄の黙示録」の“キルゴア大佐”ロバート・デュバルがタッグを組んで悪徳牧場主と対決!

西部の大平原を舞台に、牛を放牧しながら旅を続ける“フリー・グレイザー”式牧畜をするカウボーイたち。彼らを縛るのは、雨や風など自然界のルールだけ。ある日、彼らの前に立ちふさがったのは町を仕切る狭量な悪徳牧場主とその手下だった……。

「許されざる者」以来、久々にアメリカ映画界が放つ本格西部劇大作として全米興行で60億円を超える大ヒットを記録した「ワイルド・レンジ/最後の銃撃」は、大自然、男たちの誇りと友情、リアルな銃撃戦といった西部劇ファンがもっとも熱くなれる要素を満載。“西部劇史上もっともリアルなガンファイト”と絶賛された20分以上にわたるクライマックスの大銃撃戦に加え、過去を語らぬ男たちの寡黙な友情、不器用にも見える男女の素朴な愛、無力ながら勇気を持って立ちあがる小市民の勇気など、アメリカ映画がかつてスクリーンに描いてきた素晴らしい人間ドラマが大自然の中で展開する。

ストーリー



1882年、アメリカ西部のどこか。雄大な大自然の中で、牛を追う4人の男たちがいた。牧場を持たずに草原から草原へと自由気ままに移動しながら牛を育てる“オープン・レンジ”とも“フリー・グレイザー”とも呼ばれる牧畜を行っているのは、「ボス」と呼ばれるリーダーのスピアマン(ロバート・デュバル)、その右腕で銃の名手のチャーリー(ケビン・コスナー)、太っちょだが気は優しい料理人のモーズ(アブラハム・ベンルビ)、まだ子供のようなメキシコ人バトン(ディエゴ・ルナ)の4人だ。風が吹けば風を避け、雨が降れば晴れるのを待つ彼らの生活は、自然のルールだけに従うまさに西部流。何者にも邪魔されない男だけの自由な世界だった。

買い物に出かけたモーズが帰ってこないので、ボスとチャーリーは近くの町ハーモン郡へ出かける。すると、モーズは商店で暴れたとして留置所に入れられていた。殴られた様子のモーズを見た2人は、真相を話すよう保安官に迫るが、逆に町の顔役である牧場主のバクスター(マイケル・ガンボン)から町を出て行くよう強要される。もはや“フリー・グレイザー”の時代ではないというのだ。ボスたちは、町外れの医院を訪れ、医者と美人のスー(アネット・ベニング)にモーズを手当てしてもらった後、キャンプ地に戻り、モーズの回復を待つことにした。

ある日、遠くから彼らを威嚇する4人の白覆面の男たちを発見する。その夜、ボスとチャーリーは森の中で白覆面の男たちを痛めつけるが、キャンプ地へ戻るとモーズは撃ち殺され、バトンは重傷を負っていた。バトンを幌馬車に乗せてハーモン郡の医院へ連れて行き、スーの治療を受けさせた2人は、バクスターとの対決を決意する。町の人々は2人に同情的だったが、バクスターの言いなりである保安官や手下のガンマンたちの強権政治に慣れきっていた。雨上がりの朝、襲ってきた保安官たちを逆に縛り上げた2人は、チャーリーに思いを寄せるスーを残し、バクスターに挑戦状を叩き付けた。町の人々が丘の上に避難する中、ボスとチャーリーは初めて互いに本名を名乗りあい、たった2人で決闘の場へ向った……。

スタッフ

監督:ケヴィン・コスナー
製作:ケヴィン・コスナー、ジェイク・エバーツ、デヴィッド・ヴァルデス
製作総指揮:アーミァン・バーンスタイン、クレイグ・ストーパー
原作:ローレン・ペイン
脚本:クレイグ・ストーパー
撮影:ジェームス・ミューロ
編集:マイケル・J・ダシー、ミクロス・ライト
音楽:マイケル・ケイメン、ジュリアナ・レイ

キャスト

ロバート・デュヴァル
ケヴィン・コスナー
アブラハム・ベンルビ
ディエゴ・ルナ
アネット・ベニング
ディーン・マクダーモット
マイケル・ガンボン
マイケル・ジェッター
ジェームズ・ルッソ
キム・コーツ

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