原題:BON BOYAGE

激動の時代 私は強く愛し、生きる

第12回フランス映画祭横浜2004  オープニング上映作品:http://www.unifrance.jp/yokohama/ 2004年セザール賞 最有望新人男優賞/最優秀撮影賞/最優秀美術賞受賞 2003年カブール・ロマンティック映画祭 最優秀監督賞受賞

フランス公開2003年4月16日

2003年フランス/1時間55分/スコープサイズ/ドルビーSRD/ ヨーロッパ・コープ提供/ARPセレクション=フランス2シネマ製作/ 日本語字幕:松岡葉子/後援:フランス大使館文化部 配給:アスミック・エース

2005年06月24日よりDVDリリース 2004年12月11日、日比谷シャンテシネ、新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショー決定!

公開初日 2004/06/16

公開終了日 2004/06/20

配給会社名 0007

解説


1940年、ドイツ占領下のフランス。女優ヴィヴィアンヌが犯した殺人事件は、自身の生きるすべを変え、数々の男たちを巻き込んでゆく・・・。名匠ジャン=ポール・ラプノー監督が集大成作品として、激動の時代を描いたエピック・ラブロマンの決定版。

『シラノ・ド・ベルジュラック』『プロヴァンスの恋』の名匠ジャン=ポール・ラプノーの8年ぶりの最新作で、パリ陥落の激動時代、高級ホテルに身を寄せるセレブリティとその取り巻きたち、そしてスパイが入り乱れる華やかな人間模様をユーモラスに活写した歴史大作。今年のセザール賞では、作品賞、監督賞を含む最多11部門にノミネートされ、有望若手男優賞、撮影賞、美術デザイン賞に輝いた。

出演は、大女優ヴィヴィアンヌにラプノーと『炎のごとく』で組んだ、『王妃マルゴ』のイザベル・アジャー二。彼女の愛人ボーフォールに『ヴィドック』のジェラール・ドパルデュー、情熱的な女学生カミーユに『8人の女たち』のヴィルジニー・ルドワイヤン、フレデリックの脱獄仲間となる無法者のラウルに『ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール』のイヴァン・アタルとオールスター・キャスト。そして、『アンナ・オズ』のグレゴリ・ドゥランジェールが小説家志望のフレデリックを演じ、有望若手男優賞に輝いた。ラプノーとともに脚本を執筆したのは『イヴォンヌの香り』のパトリック・モディアノ、撮影は『クリムゾン・リバー』のティエリー・アルボガスト、音楽は『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』のガブリエル・ヤレドと、スタッフも豪華だ。

「私は、今回の演出に誇りをもっています。私のキャリアの中でも、最も完成度が高いと思っています。
私たちがこの作品に捧げた愛情、情熱、エネルギーのすべてを、観客の皆さんが受けとめてくれることを心から願っています」(ジャン=ポール・ラプノー)

ストーリー

1940年、ナチス・ドイツ占領前夜のパリ。殺人を犯した人気女優のヴィヴィアンヌは、自分に好意を寄せる小説家のフレデリックに、死体の処理を任せるが、豪雨の中、彼は交通事故を起こし、囚われの身となってしまう。数カ月後、パリを大空襲が襲い、機に乗じてフレデリックは脱獄。ヴィヴィアンヌも疎開のために、ボルドーのスプランディッド・ホテルヘ向かう。上流階級の人々が集まるこのホテルには、ヴィヴィアンヌの愛人となった政治家のボーフォールも身を寄せていた。一方、フレデリックはボルドーに向かう列車の中で出逢った女学生カミーユとホテルで再会し、心動かされるのだった……。

スタッフ

監督:ジャン=ポール・ラプノー
製作:ミシェル・ペタン、ローラン・ペタン
脚本:ジャン=ポール・ラブノー、パトリック・モディアノ
撮影:ティエリー・アルボガスト

キャスト

イザベル・アジャーニ
ジェラール・ドパルデュー
ヴィルジニー・ルドワイヤン
イヴァン・アタル
グレゴリ・ドゥランジェール
ピーター・コヨーテ

LINK

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